今日は昼から抜けられない仕事があって出勤日となった。
週休2日に慣れていたので、今でも土曜日の仕事は若干違和感が残る。
まあ、仕方なく昼間に車で仕事に向かうと、3月10日に行われる「京都マラソン」の話題をラジオでしていた。
去年はボランティアでマラソンの給水班で参加したが・・・一生懸命走っている選手を見ていると清々しい気持ちになった。
ふと・・・人生をマラソンに例えると、僕は今、何km位を走っているのだろうか・・・と考えてしまった。
もし、明日にでも天寿を全うするのなら、今日は42kmくらいを走っている勘定になるが・・・
実際にマラソンを走ってみると、いくつもの波がある。
最初の波は初めの5kmくらいまでで、自分の調子をつかんでリズムに乗るまでに、意外に「しんどい」時間がある。
それを過ぎると、身体が「走る」モ―ドに転換して、急に身体が楽になってくる。これがトレーニング量にもよるが、30kmくらいまで続く。
人生でいえば、5kmくらいまでは「悩める10代」にあたるのだろうか・・・それから「自分の道」を見つけて、結婚もして子育て、仕事と一生懸命人生を進んでいく。これで30kmくらいまで来ると・・・
職場での自分の行く末がほぼわかり、子供たちもひとり立ちしていくと・・・
35kmくらいで、理由もなく全く理解不能なのだがエネルギーの「枯渇状態」を経験する。人生でいえば「定年」かもしれない。
ここからが実はマラソンの正念場で、これは素人であろうがプロであろうが同じのようだ。
後悔せずにゴ―ルするには、ここから頑張らないと・・・
すると、今の僕は38km付近か・・・すると「京都マラソン」のコースでいえば今出川の銀閣寺道あたりになるのか・・・
ボランティアで参加できなかったから、38km付近の応援にでも行こうか。