民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

みんぺー的コーヒー道②エルサルバドルのコーヒー

2020年07月09日 | グルメ
サンタアナ サンタマリア農園(エルサルバドル)@珈乃薫(このか)
世界のコーヒーを嗜むシリーズも第二回目となる。

浅、中煎り人気ナンバー1

とりあえず人気のあるものに間違いはないだろう。

今回は、薫りと甘みが強いっていうエルサルバドルのコーヒーにしてみた。

その場で焙煎してもらった豆を帰ってきて飲む時のワクワク感が堪らない。

若い時、レンタルビデオ屋に行って帰ってきた時の感覚に似てる、ような似てないような…(笑)

まさに至高の一時、そして一杯である。

とは言え実の所、前回のコーヒー(ウガンダ産)の味も薫りも覚えていない。

なので「美味しい」とか「飲みやすい」なんていう安直な感想しか浮かんでこないから困ったもんだ。

薫りには幸せを感じるし、味も美味しいのは確かなんだけど、それをどう表現して良いのか分からない。

コーヒー道はまだまだ先が長い様である。

道を極められる日がボクにやってくるんだろうか。

さて、エルサルバドルと聞いても「どこにあるの?」ってのが一般的だろう。
実は学生の頃に行ったコトがある。

メキシコからパナマの手前までヒッチハイクをして、そこからペルーに飛行機で移動するって旅をした時。

今、世界でもっとも治安が悪いと言われているこの国は当時(20年くらい前)も相当悪かった。

とてもヒッチハイクなんか出来る雰囲気はなくて、メキシコ、グアテマラとヒッチハイクで旅したボクも前評判を聞いて、この国についてはバス移動するコトに。

なので、観光もせず、首都のサンサルバドルに一泊しただけである。

外出も必要最小限にして、食料を買いに出かけ、鉄格子越しにお金を払って商品を受け取った記憶くらいしかない。

やべーなこの雰囲気。

そんな風に肌で感じたものだけど、ほんの一部しか見てないので、偉そうにこの国を語るコトは出来ない。

ネットで調べた限り今もあまり国の状況は変わっていない様だ。

そんな国から遥々やってきたのかーと思いながら、昔を思い出しながら飲むと、また味わい深い一杯になった。

…気がする(笑)

さて、タウン誌に素敵なマスター紹介コーナーに掲載されていた。

お近くの方、ぜひ!

コーヒー豆を通した気軽な幸せ体感できますよー。

児童養護施設職員と「家」作り

2020年07月08日 | 児童養護施設の仕事
昨夜はこの地域最初のお祭りの日。

夜店は出ないけど、数十分間、夜空に咲いた花火。

新しく出来た建物の二階が特定席に。

設計段階では想定していなかっただけに、また新たな魅力発見といった感じ。

日中、この窓からは南アルプスがよく見える。

そんな花火を今年度末の自立を控えた高校生のAくんと眺めた。

来年はどこで観てるのかなーって呟きながら。

翌朝、園長さんに許可をもらい、Aくんと共に取り壊し中の旧園舎を見学した。

ボクとほぼ同い年の建物。

一時代が終わりを迎えている。

約20年、ボクはこの場所で働いた。

数週間前まで色んな声に溢れていた生活場所は、もはや廃墟と化していた。
24時間365日、交代で子ども達と過ごしたその場所。

窓越しの新しい園舎が映った水溜まりが、涙みたいに見えてくる。

昨日花火を一緒に観たAくんは、何も言わず寂しそうに変わり果てた「家」の中を眺めていた。

Aくんにとってこの場所は、人生のほとんど過ごした、まさに「家」。

寂しい。

二人は無言だった。

お互い何か口にしたら涙が溢れてくるって分かっていたんだと思う。

お世話になりました。

ありがとう。

一礼してから、ボクたちは新しい「家」に戻った。

児童養護施設は様々な事情で集まった子ども達と人生を共にする「家」である。

来たくて来たコなんてほとんどいない。

時には憎しみや怒りの矛先となる。

そんな場所を少しずつ彼らの「居場所」に、そして「家」に。

言葉で言うのは簡単だけど、その過程には膨大の時間とエネルギーを要する。

20年間、そんなコトを実感しながら、でも諦めずに地道な日々を重ねてきた。

まさに継続は力なり。

そして、新たな「家」作りは既に始まっている。
頑張ろっと。
些細なコトに喜びとやりがいを感じながら。

ボクは児童養護施設で働いています。

スパイスの神様の囁き

2020年07月06日 | グルメ
ある日、スパイスの神様がそっと耳元で囁いた。

このままスパイスを知らないまま生きていくのかい?

これまで様々なスパイスを無意識に口にしてきただろう。


いわゆるインドカレーみたいにスパイスを混ぜ合わせた料理を作ったコトはないし、興味もなかった。

でも、スパイスってはるか昔から現在に至るまで世界中の人から愛されてきた。

今や食べ物を美味しくするために必要不可欠な存在なのである。

スパイスの神様に囁かれたボクは近くのスーパーへ。

どこのスーパーにもこんな風なスパイスコーナーがある。

ってコトはスパイスの神様に囁かれた人が沢山いるってコトだ。

ネットで調べるとスパイスカレーは基本の3つを使うとそれっぽくなるとのコト。

コリアンダー(パクチー)

クミン

ターメリック(ウコン)

である。

赤い色付けのためのパクチーも買ってみた。

香辛料については、子ども達も食べるかも、なのでひとまず保留。

そんな訳でまずは玉ねぎを炒める。

玉ねぎって最強だなーと思いながら。

そこにトマト投入。

トマトもまた最強だなーと思いながら。

最強の野菜コラボにいよいよスパイス投入。

皿にこうやって並べると、一気にそれっぽくなる。

挽肉と共に投入すると、台所は一気にエスニックな薫りに包まれ、なんかイケてる料理をしている気が。

そこに海産物最強の海老投入。

更に夏の定番パプリカも。

あの歌が脳内に流れ、平和な気持ちに。

水と共に隠し味でソースも。

ソースって様々なスパイスが入った最強の調味料らしい。

最近買ったオシャレな形の皿に盛り付けて完成。

いわゆる「いつものカレー」とは違うので、子ども達にはどうかなーって心配してたけど、二人ともパクパクと完食。

一応は成功したってコトだろう。

普通に美味しかったけど、基本のスパイスしか使っていないので、味の深さはなかった様に思う。

香辛料もやっぱり多少は入れたほうが良さそうだ。

ただし、ボクは劇的に胃腸が弱く刺激物に弱い。

そんな最弱胃腸を受け継いだ我が子二人もまた、すぐにお腹が痛くなる。

お腹を壊さないギリギリのラインを探る必要があるのだ。

目指すは、最弱胃腸にも優しい低刺激スパイスと低香辛料?のカレー。

てか、そこまでしてスパイス使わなくて良いんじゃない?

そんな真っ当なご意見は受け付けていない(笑)

次はどんなスパイスを使おうか妄想が膨らんでいるので。

スパイス道はかなり奥が深いってのは確かな様だ。

きっとボクなんてコーヒー同様で道の入口をウロウロして終わるに違いない。

別にそれでも良いと思う。

生きていると色んな神様が突然降臨してくるから面白い。