民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

突然の小包と手紙

2018年12月05日 | 日記
小包が届いた。

差出人は見覚えのある名前、高校時代の友達Kの母だ。

Kは、帰省した時にいつも集まってくれる大切な仲間の一人である。

そんなKの母、津軽では母のコトをかっちゃと呼ぶので、Kのかっちゃと呼んでいる。

高校時代はスキーに連れていってもらったり、アルバイトを一緒にさせてもらったり、とお世話になった。

何年か前からはKとは別に、年賀状のやりとりもしている。

Kのかっちゃとはそんな間柄。

数年前の正月、20年ぶりくらいに路上で会う機会があり、ほんの一瞬だったけど、何だか分からない涙が溢れた。

それ以来会っていない。

でも、急にどうしたんだろ?

こんな風に荷物を送ってくれたコトなんて今までなかったから。箱を開けると、故郷の香りが漂ってきた。

故郷のお菓子やリンゴ、リンゴジュース、そして手紙が入っていた。特に何かあった訳ではではなく、息子Kと同様、きっとボクも年齢的に仕事は忙しく無理をしているんだろう、元気にしてるかな?と心配してくれる内容だった。

今年は何故だか、ボクのコトをよく思い出すのだとも書いてあった。お礼の電話をかけたら昔と変わらない声と話し方のKかっちゃだった。

ほんの一言二言交わしただけだったけど、なんでだろう。

涙が出た。

ありがとうございます。

優しさ、受け取りました。

故郷を離れて随分経つけれど、友達やこういう風にボクを忘れずにいてくれる人たちのおかげで、相変わらず故郷にはボクの居場所がある。帰りたいと思える故郷があるって幸せだ。

生まれは東京で、人生の半分以上長野県に住んでいるけれど、やっぱりボクにとっての故郷は津軽であって、ボクという人間のベースはそこにある。

年末年始は、みんぺーかっちゃを寂しくさせないために、帰ろうと思っている。

故郷の人たちの健康を本気で考えて商売している弟を労うために、帰ろうと思っている。

いつも居場所を用意してくれる仲間たちに会いに、帰ろうと思っている。

岩木山に元気をもらいに、帰ろうと思っている。

凍てつくくらいに冷える津軽の冬は、アツく、温かい。

色々あった、ありすぎた今年も残り一ヶ月を切り、喪中ハガキというものを初めて作った。

あまり暗い気持ちにならないように、少し暖かな気持ちになれる。そんなみんぺーらしい喪中ハガキにしてみた。

親父も、ばぁちゃんもきっと喜んでくれるはず。

さて、残りの日々を丁寧に重ねようと思う。

焦ることなく一歩一歩、着実に。

みんぺー、クラウドファンディングに挑戦中