立読ブログ

立読師による一人語りのブログ 今後ともよろしう

読中報告

2010-03-14 17:01:19 | 
読中報告

ここのところ平日に本をほぼ読んでいない
週末にドプッと活字に耽溺して
なんとか帳尻があっているような気がする
気がする…ても 何の帳尻なのかさっぱりなのだが(笑)

さて 図書館より借りてきた

芋たこなんきん<上> 田辺聖子

図書館にて一気読み
ま まだ上巻なので下巻も読破したら
まとめて感想書こうかな と思っている
ん年前のNHKの連続テレビドラマの
ノベライズ といっていいのかなこれは?

しかし こういう特に波乱万丈でもなく
しみったれた水みたいに泣きを誘うこともなく
ご都合主義なイベントを発生させずに
人生いろいろあってあたりまへ
ビター&スィートハーフ&ハーフ
それでも笑うて暮らした方が
ええですやんか
そういう凹凸の少ないドラマや映画は正直大好物だ
映画だと かもめ食堂 とか めがね とかね
幸福感や幸せをかみしめる
花岡町子や徳永一家の姿は
なんの嫉妬も妬みも覚えずに
斜に構えることもなく
心地よく一緒に幸福感をおすそ分けしてもらえるようで
読んでいて気分がいい

読了したのが午後の2時
おお この気分がいいまま家に帰り
久しぶりに何か料理を作るかな
久しぶりに機嫌良うさせてもらいました


さて帰宅してから
パスタのトマトソースを拵えて
ハガレンの始まるまでの小一時間
YouTubeでクレイジーケンバンドを流しもって
しょうが湯の呑みもって

世界は分けてもわからない 福岡伸一

を2章読む
お話はいよいよ怪しい実験疑惑の件にはいっていくのだが
ここまで読んでつくづく思ったのは
この本は 一つのテーマを解説する本 というより
連載された生化学のエッセイを
そのまま本にしたんだなということ
ある時は講義調 ある時は旅行記風
またある時は生化学サスペンス小説風(笑)
一枚の楽曲CDにさまざまなジャンル調の
曲が臆面もプライドもこだわりも捨てて
ウケるまで挑戦して試しすアーティストのようだ
そう思った

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