立読ブログ

立読師による一人語りのブログ 今後ともよろしう

思考の矯正

2014-05-04 13:12:11 | 人間、ボチボチ主義
うーん 久しぶりの人間ボチボチ主義
嫁いでから精神科もこちらへシフトしまして
やっと主治医の先生ともうまく話がかみあうようになってきました

んで この間の話なんですけど

「立読師さんは、どうも悪い方へより悪い方へ物事を考えてしまうクセがありますね」

つまり 傍から見ればなんでもないことでも
一人で悪い意味に感じ取って悩んだ末に疲弊してしまう
そういうのは 性格とかいうより
頭の思考回路のクセなんだよ と

「本当に最悪 どうなっちゃうんだと思うんですか?」
ええっと…みんなに嫌われて 旦那さんからも見捨てられて なのに実家にも帰れなくて…周りから嫌われているまんま嫌われているって感じ続けて辛い毎日を送る的な…
「うん。 そういうふうにより悪い方へ考えてしまうのね。
では そういうふうにならないようにするにはどうしたらいいのか
考えてみましょう
ただし それは頭の中でだけ考えるんじゃなくて
書き出してみること
頭の中だけだと ループして堂々巡りしてしまうからね」

ネガティブなことを想像すると
ネガティブがよりネガティブを増幅してよけいにつらいけど
書き出してしまうことで 同じことを何度も考えなくてもいい

「そして 後で読み返してみて ああ、自分はこういうふうに考えてしまう癖があるんだな、と。思考の方向性を矯正する訓練になるんです。まぁ認知療法の一環ともいいますけどね」

そんな診察を終えて
とりあえず と書いてみることにしました

そしたらまぁ(苦笑)

気持ちに引っかかるイヤな予感や感じを書き出すと
確かに より嫌な感じ よりいやな予感を連想する出来事を
きっと ああなる こうなる 怖いさみしいおそろしい心細い
と増幅して止まらなくなる

そこで旦那から「楽しいことだけ書きなさい」と言われて
こんどはボチボチと途切れ途切れに
楽しかったことを書くようになってみると
結構 恐怖心をうっちゃれるんですよね

昔から根っこのところで「失う」ことに恐怖心を抱いていて
失うものとは 例えば 他人からの好意だったり 友情だったり 健康だったりするんですが
これらがいつか失われるというのが恐ろしい
その恐怖心がある種の慎重さとなって功を奏してもいる はずなんですが
一方で 恐ろしさのあまり身動きが取れなくなっていることも多い
ところが 一時でも「失う」恐怖心が途切れると
私はけっこう強いんです
肉体的にも 精神的にも かなり前向きに毎日を楽しめる

たぶん
思考の矯正の練習は この恐怖心を意識的にコントロールする訓練なんでしょうな

顔色を伺ってる?

2011-08-16 22:42:31 | 人間、ボチボチ主義
えー…久々の「人間ボチボチ主義」です

今日は多分初めてブログに自分の心の話を書きますつまり重いです
なるべくライトに書くつもりですが
重いぞ とお覚悟あそばせ(笑)

ボチボチ主義をずいぶん書かないでいた間の心の話です
まぁ書かなかったのは書けなかった・・・というより書くことがなかったからですが
しかし心の方は沈没したり浸水したり凪だと思ったら一気にナイアガラ級に落ち沈んだりでしたよ
書くことがなかった というのは
つまり書くことで自分が感じていたつらさと向き合うことがつらかったから
なるべく肯定的なことをお気楽に書きたいですからねぇ(苦笑)

んで 本題

その最近までのつらさ というのが
ピーク時は「もう…この場に存在するだけでごめんなさい」レベルで
今までどんなにつらいことがあっても いや あったからこそ
その渦中で「こんなにつらくても 誰一人私の存在を抹消することは不可能だ」「私が存在(居る)ことは誰にも消せない」
という 存在することの絶対感という自信があったんですがー
今回はその存在することすら自分の中で危うかったです はい

これを言ったら・したら またなにか言われるんじゃないか
ケチをつけられまた怒られまた否定されるんじゃないか
何をしてもしなくてもイラつかれるんじゃないか
私が居るだけでも気にさわってイラつくんじゃないか
頭の中は
オマエはダカラダメなんだ オマエなんかオマエなんか…ダメなんだ 消えろ 居るな 邪魔だ 死ね 奴隷 なんてぇ言葉が何度もリフレインしてましてね

それが傍から見るとどう映っていたんでしょう
まだ元気バリバリだった私を知る古い友人は今の私を見て評します

「だからどうしてあんたそんなに卑屈になってるの?」
「なんかビクビクしてるし」

確かに… さすがに自分の根っこを作った時代からの友人はよく見透かしてます
主治医の先生によると

「いままでの話を総合すると、つまり立読師さんは今までずっと人の顔色をうかがって生きてきたんですよ。ご両親に対しても。そうやって36年間しのいで来たから、今抱えているストレスはそうした顔色をうかがう習慣が裏目に出ているんですね。これを今すぐ治す。ということは非常に難しいです。今までずっと蓄積してきた習慣ですから、いきなり顔色を伺うことを改めることは難しいんです。時間が、かかります」

ーーーーーー

人は恐怖や不安を克服する術として「理解する」「名づける」ということが出来ます
得体の知れない見えない存在に「幽霊」と名をつける「物理現象」の説明で理解する とかね

主治医の先生に言われた
「人の顔色を伺って生きてきた」
これは言葉として理性では受け入れがたいものでしたが
時間の経過と共に
あ、あれも これも その言葉で説明が出来る…と
まるで新しい方程式を実験事実で検証して確かめるようにして
自分の心の事実を近似する言葉に定着していきました

過去に傷ついた経験からあまりにも自分が傷つくことを恐れて
見えない他人の心を必死に読もうとして
的外れな答えを導いては誤った行動を起こして
結果 好意的だった人からでさえ
よけいに怒りを買う 嫌われる 誤解される…本人いじめられると怯える
そうして傷つけられることを恐れるあまり
また必死に空気を的外れに読む悪循環
一人で顔色を伺って疲れ果て 一人で疲弊していく生活が
ここ数年続いていたために
周りに理解されない(あたりまえだ)ストレスを抱え込んで苦しかったんだなぁ

今は不安感を覚え始めると
「あ これ…顔色伺ってない?」と
一回自分に問いかけます
そうすることで不安感がまったくなくなるわけではないんですが
少なくとも「コノ不安ハ事実トハ異ナル」という根拠を持ってして
不安の増幅をかなり抑えられるようになりました

不安感が増幅するとパニックを引き起こして行動が空回りしますから
そうすると期待するほど良いことはあまり起こらない
おしっこを極限まで我慢しながらの方が正しい動きが出来る…わけではないですね(苦笑)
ボチボチ良くなっています

今月の診察

2009-07-26 14:26:19 | 人間、ボチボチ主義
今月はうつになって病院に駆け込んだりで
ややグロッキー気味
こんなんで来月のハードなバイトやら
暑さやら 家にいる居心地の悪さやらを
どうやったら乗り越えられるんだろう と

とりあえず話題は2点
坑うつ剤は効いたけど 途中で具合悪くなったので
一錠減らした いう話
そして 8月の過ごし方について

坑うつ剤については減らす ということで終わり

問題は 8月のすごし方 なんだがー
その日俺は大切なことを学んだね

自分がこれからどうしたらいいか?について
他人に相談してはいけない ってこと

なぜなら答えがないからだ
一時間話し合っても答えは出ないからだ
他人だって困ってしまう


例えば 仕事は一ヶ月休む
畑仕事も手伝わない
家族で過ごさなきゃいけないお盆は特に
旅行にでも出かけてしまう とする

それは確かに立読師の心が安定的でいられる選択だろう
しかし だ 先生は言う

「それがいいそうしたい 気持ちはよくわかるんです が
それが将来のためになるかというと
一般的に「そんなにつらいことを避けてばかりでいいの?」と
疑問に思われてしまうんです」

「あちらを立てればこちらがたたず ということでね
立読師さんが100%安定的にいようとすると
そのやり方が将来的によけい立読師さんを苦しめる結果を
呼んでしまうんですよ
まぁ 中途半端に ぼちぼち 多少の「不全感」を感じながら
生活していくのがいいと思いますよね」

…むぅ…(ーー;)
困ったね 沈黙だ
具体的に 8月のどれくらいの間だったら休んでいい とか
そういうのを俺は期待していたらしい
センセーからも私からも
じゃぁ8月はこう過ごします 言う言葉が出てこない
答えがないのだし
精神科の医者というのはそういう対応しかしないものだ
と割り切った声も聞こえないでもない
はぁ…まぁ じゃぁ8月はなんとなくそんな感じ(どんな感じだ?)で過ごします 
とかなんとか切れの悪い言葉で〆て
病院を後にする


さぁこっからが復習だ
居心地の悪い家 予測できない動きでこっちを不安にさせる
甥っ子の来襲
人間関係をうまくまわせない職場…
そう考えるとどうも居場所がなくなっていく感じがする
不安が募り始める
しかし頭の中で漂流していた言葉がぽつぽつ
ココロの芯に腑にすとんと落ちて不安を打ち消していく

不全感…言葉を真に受けない…聞き流す…そういえば気持ちが楽なときは家の手伝いも苦にならないんだよな…周囲に溶け込めないのも特性のひとつ…変わり者じゃない…自分の特性…理解者…

これらは叔母の言葉 本からの言葉 主治医からの言葉だ
読んでる人にはわからないと思うが
ばらばらなこれらの言葉が今まで頭を漂流していたのが
実に順序良く不安を和らげるように
連なって腑に落ちていく
リボソームから順序良くアミノ酸が連なって
きちんと機能するタンパク質の4次元構造をなしていくような感じだ
ならば精神科というのはココロを正常に機能する形に
導くシャペロンのようなものか?(笑)


結論として私にとっての
不全感 というのは
常にストレスを感じ続ける状態 という意味ではないはずだ
100%の安定感を求めない 
100%周りの言うことを引き受けようとしない
そういうことじゃあないだろうか
心や体にあまり負荷がかからない程度に
周りが期待することに応える
負荷を減らした分余裕を持って
将来自分が何をしたいのかを考える→決める→そしてほんの少し(笑)努力する

しかしあいまいな ほどほど という程度がわからない
スピードに乗って車を転がしているときに
カーブでおっとっとっと と体に負荷を感じて
あわててブレーキをかける感じ?
ああ そうか 感覚的に車を運転するときのような
あの感じで行けばいい
100キロに飛ばさなくていい30キロでとろとろ走らなくていい
ちょうどいい ほどほどの スピードを
コントロールしながら今日も走る 

お久しぶり

2009-07-26 09:47:37 | 人間、ボチボチ主義
タイトルを ロングタイムノーシーユー にしようかと
思ってはみたんですが
そんなに大げさなほどノーシーユーでもないか と
思い直しました
いや 中には えらい会いませんでしたな 
言う人もおるかと思いますが

ここ2週間ちょっとどうしてましたのん?
といえば まぁ 体調不良といえばいいのか
ぶっちゃけ元気がなかったです
あ こっから数行ネガティブ発言なのでそのお覚悟を…

根拠もなく原因もわからん
頭の中にオガコがつまったような感じで
何もする気が起きない
好きな本も読む気が起きない
好きだったはずの図書館にも行く気も起きない
気分転換の散歩にも行く気が起きない
家にいるととにかくとやかく言われそうで
家族と一緒にいるのが怖い
職場もいつもは気にも留めないのに
周りとうまくやっていけていない自分に
周りが悪意を持っているように思えて仕方がない
…つらい……

つまりはちょっとしたうつ状態だったわけで
部屋で毛布に包まってキーキー頭抱えて震えていたので
こらあかん と
精神科で薬を処方してもらいまして
「うつ状態ですねぇ」と言われて
家に帰ったらなんだかすっげぇほっとして
スゥスゥ眠ってしまいました
ものすごく安心して気持ちよく眠れたなぁ
発達障害の人は周りとの関係のバランスに
原因はわからないんですが
不協和音を感じてしまって不安やストレスを募らせてしまい
うつになりやすいんだそうです
こういう 発達障害とは関係ないものの
障害が遠因となって引き起こる精神疾患を二次障害
というらしいです
んで まぁ 1~2週間くらい薬飲んで徐々に
こうしてネットをやる元気ぐらいは出せるように
復活したわけです
本何冊か一気読みできました
図書館に閉館までいられます(ヲイ)
お散歩!空が青いキレイダナァいうて楽しんでいます
そして薬の量が一錠減りました
元気ハツラツ!!ってぇテンションではありませんが
いつも楽しみにしているものがいつもどうりに楽しめる
くらいにアクティブですよ
しかししばらく動きが鈍かったせいもあって
ここ数日のアクティブさに加減に身体のほうは
しんどいなぁ と感じているのですが
ちょっと たりぃ… いうてるくらいが
丁度いいのかもしれません

ま そんなこんなことがありました
うつが抜け始めた3連休中の話しあたりからはじめたいと思います
…が ちょい長くなりそうなので
別項へツヅク!!

肯定的に考えるには

2009-06-02 11:04:50 | 人間、ボチボチ主義
・今日面接を受けに行ってきたんですが
…やっちゃいました…orz
面接官の聞いていることの意味がわからずに
答えに窮すること数回
上手くまとめて話そうとして
なんだかとんちんかんな受け答えをしてしまうこと数回
準備不足ということで
こういう失敗はASでも定型でも
やってしまうことなんだよな と思います

…ま いいんですけどね
失業保険の延長のために受けに行ったようなものですから
むしろ受かったら困る くらいに
思わないと心の均衡が崩れてしまいそうです

・解釈の幅を広げる ということが
とても大切だな と思うようになりました
自分を否定的に評価し裁く言葉は
他人から言われる前に自分自身に投げつけてしまうと
自分を小さく見ることになるので
同じ言葉を他人から投げつけられても
それ以上傷つくことがないのですが
しかしそういう生き方は鬱々としていて
あまり楽しい生き方じゃぁない
自分自身も世の中も
確かに明るくないといえばそうだけど
その世の中を後ろ向きにため息つきながら暮らすか
捨てたもんじゃないと思って暮らすか
楽しいじゃんと楽しめるか
うんと楽しめるか
それは 気持ちの持ちようとはちょっと違って
つまらないものでも解釈の幅を広げて見方を変えてみる
物事に対して与える言葉のボキャブラリーの広さで
いくらでも うんと楽しい ものに
なるんじゃないかなぁ と思います

もちろん万事が万事そういえるとはいかないです
しかし少なくとも自分のことを
「だからダメなんだ」
「ここにいちゃダメなんだ」
と裁き自分を小さくしてしまうよりも
「できないことはできない できることはできる それでいいじゃないか」
「自分はここにいていい!断然いい!」
と励ました方が
幸せになれるように思います

気持ちの持ちようではなく
自分を励ます言葉を知っているかどうかで
乗り越えられる苦しさもあるんではないではないでしょうか

私は本を読みます
それは…多分活字からでないと
言葉の解釈の幅を広げることが
うまくできない…いやいや
活字からならば言葉の解釈の幅を広げ
納得していきやすい
そういう理由もあってなのかもしれません

・ASの人は対人関係を通じて
あいまいな感情の起伏を学ぶことが苦手です
上手な受け答えの仕方切り返しの仕方は
一つ一つパターンとして
こうきたらこう答えるというものを
蓄積して覚えていくしかないんです
活字からなら何度でもリピート可能です
悪意をぶつけられることもありません
安心してボキャブラリーを広げるナイスなやり方です

ちょうどに終わる終わらせいでか

2009-04-28 10:27:30 | 人間、ボチボチ主義
さて 人間、ボチボチ主義2つ目の更新

上田行で立読みで読み切った本で

自閉症の人の人間力を育てる 篁一誠 ぶどう社

というのがあるんですが
いやこの本がめっぽう
自分にも当てはまることを書いていて

ははぁなるほど こういうところが
私の自閉っぽいところなんだなぁ

と感心することしきり
もちろん「いや ここはあてはまらないなぁ」
というとこも多々あったんですが
しかし 自分の特徴を人に説明するときに
こういう風に言ったらいいのか
こういう風にお願いしたら円滑にいくのか
ということが多く書いてありまして
その晩
あの本の文章にインスパイアされて
自分はこういうところがある
という自分の説明についての言葉が
次々に浮かんでは消え
そのたびに「おおこれは
ボチボチ主義につかえるから
覚えておかなければ」と
頭の中でくりかえし
また思いついてはくりかえしているもんだから

眠剤飲んだのに全然寝付けねぇ(苦笑)

まぁ それはいいとして
本の中で紹介されていた
自閉症の人の仕事に対する姿勢の特徴が
あまりにも自分に当てはまったもんだから
ちょっと驚きました
まぁ うすうす感じてはいたことなんですが
そういう人が多い と
活字で示されたので
はぁ そうだったのか ト
それがですね

「時間ちょうどに仕事を終わらせたがる」

ていう傾向です
多分誰でも 定時に仕事のキリが
ちょうどよく終わったら
気持ちいいでしょ?
それが私もなんですが
毎日そうでないと気が済まないんです(苦笑)
例えば 一日に100個仕上げればいい仕事だとして
最初のうちは就労時間8時間全部かかって
何とか終わらせていられたものが
慣れてきて7時間半で終わらせられるように
なったとしますね
そうすると 就業開始後30分は
仕事したくないんですホント
30分経ってから
7時間半かけて8時間後ちょうどに
100個ピタッと仕上げが終わらないと
いけないんですよ私ルール的には(苦笑)
逆に早くに終わらせてしまうと
何をしていいのかわからなくなって
不安になるんです

もちろん他の人や世の中的には
そういうルールで動いていません
みんなだって時間ちょうどに終わらせられたら
気持ちいいよね? と思っていたんですが
どうやらみんなはそうでもないようです
その辺 私的にはあれ?そうなの?
と意外に感じます
多くの人はむしろ時間を多少オーバーしてでも
仕事のキリのいいところまでやりきった方がいい
仕事はさっさと早く仕上げて余った時間を
ゆっくり休みたい
という感じでやっているようです
うーん そうなのか… 

今月の診察

2009-04-28 09:59:16 | 人間、ボチボチ主義
はいたい 立読師です

ええと今回は超久しぶりに
人間ボチボチ主義の更新2連発…になるかな?

まずは今月の診察の話

ええと先日の上田行で
書店内で具合悪くなった話を書いたんですが
いやーあんときはホントに調子悪くてねぇ
ふと 書店の床に視線を落として
ここにへたり込んだら楽かもしんない…
という誘惑に駆られたりしたんですが
なんとなくそれは社会的にまずいような気がするので
フラフラ歩いて座り読み用のイスを見つけて
へたり込みましたが
こういう出先で急に具合悪くなったときは
どうしたらいいんでしょうかねぇ
…て 話を先生にしたんですよ

「車できてたんでしょ? じゃぁ
自分の車の中でじっとしてたら楽になりますよ
店の中で倒れたら大騒ぎになりますから(笑)
人がわーわー沢山いるところや
刺激に過敏になっているときは
静かで狭いところで一人でじっとしているといい
という傾向がこういう人たちにはありますね」

はぁ 車ン中ですか
ん~…たしかに落ち着くかも
でも 一人で狭くて静かで落ち着く空間っていうと
漫喫とか連想するんですけど

「漫画喫茶もいいですが
てっとり早いのは一人で自分の車の中ですよ」

はぁ そうなのか…
と 診察が終わって
先生に具合が悪くなったときの話をしたことで
つらい感じを思い出してしまったのか
なんかしんどい…
ネイティブにいうと しんの (笑)
んで さっそく自分の車の中で
じっとしてみました

あ・・・これは・・・いいかも

わしゃわしゃしていた頭の中が
すーっと落ち着いてきます
なんというか さっきまで話していた
先生の話の枝葉末節と根幹が
うまく整理できなくてぐるぐるまわっていたのが
落ち着いて沈澱してきて
忘れていいことと覚えておきたいことが
静かに分離できる感じがしました

そういえば 以前ここにも
一人で静かな空間でじっくり考えを
浮かべたりつなげたり消したりする
長いゆっくりとした時間が
とても大事だ というようなことを
書いたなぁ 

ボチボチコミュニケーションを磨く

2008-12-05 23:07:04 | 人間、ボチボチ主義
香山リカの「言葉のチカラ」を読んで
う~んむ こうして本の力を借りるのも悪くないな
と 思いましたです はい
そんなの邪道だ! という方も大勢おられるでしょう
しかし 一方でこうした本が売れるのも
活字から得た方法を活用したいという人もまた
多くおられるのだと思います
私は…どっちかっつうと「本なんかで…邪道だよね」
と思っていた口でしたが
自分がコミュニケーションに難があると知ってからは
思い切って本に頼ってもいいじゃないか と
手に取るようになりました(開き直りですね)

そしてこうしたハウツー本を読むようになって
変わったなぁ…と思ったのは
実際にはやっぱり重ための話題に
自分でリードしているだけのようにも思いますが
でも一つ進歩といえば
会話が成立するようになったな…
まずは手ごたえのあるコミュニケーションが
取れるようになってきたってとこですね

今までは 自分の気持ちや思いばかりを「一方的に」
ちょっと深刻そうにまじめに重ためにしゃべっていたんだな と気づきました
毎度それじゃぁ 周りはそりゃあ引きますよね(苦笑)
なので まずは相手の話を聞く
相手が話したい話をなるべく引き出すように
聞き役をしっかりやる
そして自分の話ができるようなら
話の雰囲気を壊さない表現を選んで
さりげなく一番言いたいことを混ぜて話す
という風におしゃべりの仕方を気にするようになりました
そうするようになってからは
おしゃべりをした後も 
お互いけっこうすっきりしゃべりたいことをしゃべりきったね
て感じで気持ちよく別れられるようになった
…と思います
コミュニケーションの手ごたえ…というのはこのあたりの話

んで ハウツー本はどの辺りで役に立ったのさ?というと
会話に用いられる 言葉 に気持ちがどう対応しているのか
が わかるようになってきたって点ですね
気持ちと言葉の刷り合わせに今までも四苦八苦していますが
少なくともこの言葉を使うときはこんな気持ち というのを
実際の肌で感じて身に着けていくより
どうも私は文字で目から吸収したほうが腑に落ちて
実践に移しやすいようです その方が得意みたいです
もちろんそんなのは本当のあなたの気持ちではないではないか?
所詮借り物の表現で満足しているだけでは?
と思われる方も多いとは思いますが

まぁ…そういう人もいるのだなぁ 程度に流してくださいね
 

今月の診察(writing 08/10/01)

2008-10-11 22:45:20 | 人間、ボチボチ主義
こんばんわ 立読師です

今(10/1時) ちょっと小興奮状態です
というのも本日病院にて
精神科の主治医と話をしてきたんですが
まぁ~今日は話したかったことはもちろん
頭の隅にしまっておいたネタ…もとい話まで
全部 全部ですよ
話すことができたので ちょっと興奮しています


どんな事を話したかというと
否定的な言葉や感情にナーバス とか
社長から嫌われたかもしんない…干されてる気がする とか
いつも怒られるんじゃないかとびくびくしている
なんて話をして
んで 先生に言わせると
「健全な自己愛が弱いですねぇ」
ということ 
これも発達障害の人によくある傾向だそうです

簡単に自信を持てと言わないでください
なかなかどうしてネガティブですよ私
なんかそういうタイプらしいです
そういう人は
打たれ弱いが褒めると伸びる(笑)
ま そんなお話を聞いてきました

あとは 絵 を描いていたころの話
そして描かなくなったころの話
なんかをして
ふーむ視覚的にものを理解したりする方が得意かもね
なんて言われました

そして最後に
「大人の発達障害について知識が蓄積され始めたのは
実はここ3~5年ほどの間なんです
それまでは何が何だかわからなかったんです
だから最初の頃 つまり5年ほど前に
立読さんが高知の病院で統合失調症と診断されたのも
しかたのなかったことなんですよ
もし立読さんがあと10年早く生まれていたら
ずっと統合失調症だったかもしれない」
「先生 つまりそれは ラッキーだったってこと?」
「笑」
そんなところで診察は終了しました


んで 今日のお話でいいことを教わったな
というのが

「都合の悪いことはいったん棚上げして寝てしまえ」

まぁ 自信 があまりもてない性分なので
10%の嫌なことつらいこと にこだわってしまい
ともすればそれを解決しようともがくあまりに
残りの90%の好いことを崩してしまいがちなんですよ
傍から見たら小さいつまらないことにくよくよして
他のもっと自分のいい面までぱあにしてしまっている
もったいない…いや 生きにくさを倍増させているんですね
だから嫌なことつらいことは 
棚上げ してしばらく考えない 

「嫌なことつらいことは 好いことに対して
1:9くらいなんだから
1にこだわらない方がもっと楽に生きられますよ」

ふーmむ なるほどなぁ
そう考えると ちょっと楽になれるなぁ
と得心しました

そういや 誰寝のハルキチャんのおじいちゃんも言ってましたっけ
「夜はくよくよせんよに早よ寝るもんや」て
これ 真理ですね(笑)

苦手・得意ライン

2008-09-07 04:41:10 | 人間、ボチボチ主義
さて 先日ちょうど月一の検診だったんで
ボチボチ主義の更新などを…

今の立読さんの状態は
薬のおかげでもあるんですけど
ネガティブ思考のスパイラルに陥ることや
情緒不安定さ というのがほとんどなく
薬も減らす方向…とはいえここ半年変化なし
ま 気長にやろう

精神科の先生とは
具合悪いところを話して対処療法的に薬を処方してもらう
というところは通過し終わって
今感じている生きにくさを改善するために
自分が苦手なこと と 得意なこと を
自分で見極めていく
ようするに自分を見つめなおしていく作業なんですが
主に日常の様々なケースで困ったこと
それをどうやって解決したか?または解決したら良いか?
を話しています

「そうやって 自分の人生を少しでも楽に快適に暮らせるように
そのために一緒に考えることが今の僕ができることです」
とセンセもおっしゃってました

まぁ 今までの自分というのは
自分ができること 苦手なこと のボーダーラインに
注目したことはなくって
なんとなーく これくらいならできんじゃね?
くらいに自分をやや高めに評価して
普通たいていのことはクリアしてきたんじゃないかな と思います
ていうか そう自分はうまくやっていると思い込んでいましたね
しかし 具合が悪くなってからこっち
うまくいかないこと と うまくいくことが
人生にはちぐはぐにあるということを自覚し始めまして
さらに 一度失敗を怒られると
また怒られるんじゃないかとびびって
また同じ失敗をして…またびびって…と
苦手が増幅しやすいというか 失敗は失敗の元
になりやすい体質のようですし

そこで苦手・得意のラインを積極的に見極めることで
苦手なことは工夫してこう・・・迂回する感じ?
を身に着けよう というのがこれからの立読さんの戦略です
大事なことなので似た文章を繰り返しましたよ


で…ですね
自分で自分を見つめなおす以外に
能力的…というか…ええい 端的に言うと
IQですね これでどれくらいの程度
自分の能力に凹凸があるのか調べよう と
心理士さんを呼んで検査してもらう話が持ち上がっているんです

あ ちょっと説明すると
発達障害 というのは
ぶっちゃけ能力にいちじるしく凹凸がある 
てことでもあるらしいんです
つまり普通にできるところは普通の人と全然変わりない
むしろ得意なことだったら普通の人以上に発達している場合もあるんですけど
じゃ普通の人じゃん と思って接していると
ガクンっと普通以下にしかできないことがある
能力に濃淡があるって感じか…

いわゆるIQを調べると
そういった能力の凹凸を見るとことができる らしいです

とはいえ検査を受けたところで
検査前と後で立読さんの本質が変化することはないですから
センセもそんなにそれが重要とは考えていないようで
検査自体がのびのびになってます 
ま 気長~に待っていてください
と言われました(苦笑)
検査が行われたらその結果をここに書くかもしれません