立読ブログ

立読師による一人語りのブログ 今後ともよろしう

読了記録~kindle本けっこう増えました~

2014-02-28 19:15:03 | 
ものを創る(新潮文庫) 白洲正子 新潮社

ロビンソンの末裔(kindle版) 開高健

ブラック・ジャックによろしく1~13(kindle版) 佐藤秀峰

アオイホノオ1,2(kidle版) 島本和彦

ゆうきまさみ初期作品集 1,2 (kindle版) ゆうきまさみ

機動警察パトレイバー番外編 運用マニュアル12章(kindle版) ゆうきまさみ

白暮のクロニクル1(ビックコミックス) ゆうきまさみ 小学館


いやはや すっかりkindleさんにお世話になってます
お久しぶりです立読師です

近況はともかく1、2月はこんなん読んでました
感想です

先ずは ロビンソン~
開口大兄のこの書は 
読もうか…でもなんか怖そうだ… と躊躇すること
はや20年(笑)
んで kindleで買えると知ったらコロッと買ってしまいました
読んでみてやはりオモチロイ
絶望しようと泣こうと吠えようと
どうしようもできずに粛々と時間だけが過ぎていく現実
ってぇのがありますよね
まぁ要するに 日常 ってことなんですが
終戦の瞬間から始まる舞台は北海道
この時代と舞台を設定した時点でつかみはOK
主題は「日常生活になんのかんのと不満は有りましょうが、粛々と受け入れて、生かさず殺さず耐え忍んでいかなければならない」
小説のおもしろさの肝は そのなんのかんのの不満が
シャレにならないくらい命ギリッギリの生活苦ってこと
この辺の描写は いや死ぬでしょ?普通 ってぇ迫力で
読み終えると なんのかんの言っても
なかなか死ねないものだし耐えられてしまうものだったりもするんだなぁ
とか 自分の生活のなんのかんのの不満も
じ・・・と受け入れてしまいそうになる


はいお次は ものを創る
白洲正子さんの本で共感できた
マイファースト本じゃないかしらん
世の中には「憧れ」られる人 と
「共感」される人がいるんだけど
この本では「憧れ」られる立ち位置の人たちを
人間くさく しかし泥にまみれさせず
「共感」の人として表現されている
読んで ああ、人間って面白いな。イイナ。
という感情が湧き上がってならなかった
そして見回せば卑近の人々だって面白く魅力的で
愛さずにはいられない
どんなに人間嫌いを標榜していても
人も含めて世界は面白いし楽しいんだと
ごきげんになってしまった本だった


さて こっからは漫画

ブラック・ジャックによろしく は
ネタのようですが 
ワタクシ病院の待合で読破しました(笑)
これは一話一話の引きがすごいですね
雑誌でリアルタイムに読んでいたら
続きがすっげぇ気になる構造

もしもこの漫画で取り上げられた病気に罹っていたら
けっこう共感して読めます


さて kindleでゆうきまさみを一挙買い
初期作品集~パトレイバー~
これは…長年のファンや新規のファンが資料的に買ってしまう(笑)


んで これは電子化はされていませんでした
白暮のクロニクル
うきー やっぱ紙の本はいい(笑)
ゆうきさんのデッサンや細かい演出
これからの展開で設定が
どう料理されて面白く読ませるかが楽しみです


ほんで アオイホノオ
まだ2巻までなので往事のオタクをとりまく事情に
そうそう そうだった  とか笑ったりして済ませられる段階
ダメな大学生の無駄に暑い青春はいいねぇ(笑)
はよ10巻の クリエイター志望したことある人なら
だれもが古傷をえぐられるとこまで買いたいな


ちまちま買って再読中
僕らのカプトン1
大阪豆ゴハン1,2,3
少女ファイト1,2,3,4 たしか6までは読んでいるんだたしか


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