立読ブログ

立読師による一人語りのブログ 今後ともよろしう

久方ぶりに料理話

2008-11-30 12:47:07 | 雑記
ピェンロー

ご存知の方は「あああれね」という鍋料理ですが
知らないなぁ という方に説明しますと

白菜と肉を鍋にぶち込んで煮る
塩で味をつける
仕上げにごま油を一回しかける

それだけの単純料理
しかしこれがマジ旨い
今回は酒の肴に鶏肉団子で作ってみました
肉団子には下仁田ネギと生姜を刻んだものを入れて
温まり度と刺激をアップさせましたよ

そして寒くなりましたね ってことで焼酎お湯割りで一献

…くわぁぁぁ しみるわぁ(><)

ピェンローをレシピどおりにちゃんと作ったのは
初めてだったんですが いやぁ 旨いわ これ
そうかぁ いままで出汁の素いれてたけど
ほんとにいらなかったんだなぁ
肉のうまみと塩だけでしっかり旨い
そして狙い通り生姜とねぎの粗微塵が良いパンチになっていて
しゃくしゃく旨い
肴にぴったりぴったんこカンカンですよ
つい2合ほど杯を重ねて
ええ具合に酔っ払って
10時には寝てしまいました

翌朝9時まで惰眠をむさぼって
朝飯も昨夜のピェンローの残りを食う
そして! 残り汁で雑炊も煮ときましたにょほほ
今夜のお楽しみです

今回作った鶏肉団子ピェンロー
やべぇ!ってくらい旨かったので
しばらく晩酌はこれでいこうかなぁ
微塵切り…がちょっとおっくうですが
やってしまうとけっこうストレス発散になりますしね
包丁で切る→煮る
このシンプルな料理方法が性にあってます

近況2話

2008-11-29 00:17:51 | 雑記
さてさて こんばんわ立読師です

このところ本の話ししかしていなかったので
近況などをまとめてここで…

まず一発目
「自宅パソがぶち壊れました」
まだネットもつないでないので頻繁に使っていなかったんですが
おおそうだ…と ブログのネタを2つほど思いついて
さて書こうかとスイッチを入れるも

沈黙…

あれ? カチッカチッ
点きまへんがなおかしいな

さんざんやってスイッチが入らないので
持っていきましたよ購入した量販店へ
「おいコラどないなってんねん」
とはいきませんでしたが
ま メーカー保障中だったので時間はかかりますが
ロハで修理 または新品交換ということで納得
しかしこの量販店今月で閉店なんですが(笑)
これから壊れたらなんとアキバまで連絡してほしいとのこと
この辺納得しかねる

ああ 思いついたブログのネタですが
2つ思いついた ということは覚えているんですが
内容の方を忘れましたorz
メモ魔にならななぁ…


「WAIS-R検査終了」
先日心理士さんから直接検査結果を聞いてきました
てっきり心理士さんが診断もするのかな と
期待していたんですが
そういうことは主治医の精神科医の守備範囲なんだそうで
しかし もうちょっと行き易くするにはどうすればいいか?
というアドバイスをしてくれました
なんとなくですが占い師っぽかったです
いや 本質は別物なんですよ

印象に残った話を一つ

「実のなる木を描いてみてください」
と言われて ほんとに何気なく
栗拾いをしたことを思い出して栗の木を描いたんですが
「木にこんなにイガに包まれた栗を抱えている
こんなに攻撃的なものを身に抱え込んだまま…
そして ほら おいしい栗の実を提供するんじゃなくて
こうして下に ぼと ぼと と落ちているでしょう?
自分が言いたいことや発散したいことを内にためて
結局発散できずに実を落として
空しい思いをしているんじゃないですか?
それは…つらいでしょう?」
あー・・・そうですねぇ
咄嗟に感情を表に出そうとすると言葉が出てこなくて
どこにも発散できずに内に溜め込みますねぇ
たしかに…それはストレスに感じているなぁ
(ていうか 私そんなに攻撃的?)

そんなことを話しました
イガに包まれたままの言葉を投げつけるのでなく
おいしい栗の実を提供するように感情を表現するには…うーん…
多分 もっとコミュニケーションの経験を積む とか
言葉をもっと勉強する…とか?
今はそんなところでフリーズしてます

実際は一時間ちょっとかけて
もっと具体的なアドバイスももらいました
自信になる言葉ももらいましたが
ちょっと端からあげてると細かい話でまとまりがつかないので
今日のところは栗の木の話だけってことで 

読中報告

2008-11-28 23:39:25 | 
星新一~一〇〇一話を作った人~

ほぼ2/3読了 残り1㎝(±2mm)
「親一」が「新一」になるまでは
なにやら読んでてつらかったです
特にお父様がお亡くなりになってから
債務整理で会社をほぼ乗っ取られ
社長とは名ばかりに日々をうっちゃっていた「親一」が
徐々に空飛ぶ円盤やなんかの話を
夢中になって話すようになるくだりは
もちろん後の「新一」を産み出すためにそうせずには
いられない突き動かされるものがあったんでしょうが
そうしなければ保てなかったものもあったんだろうな
と 行間から感じられました

今読んでいるところは もう
SF・ショートショートの星新一 として
押しも押されもせぬ作家になってしまったあたりなんですが
この本のもうひとつの側面ですね
星新一を呼び水として
日本SFの黎明期をたどっていくのがなかなか
入門書としていいですねぇ(笑)

面白い本 とか サクセスストーリー ではなく
資料的本として読んでいる格好になってます
静かにがつがつと極厚ステーキを食べてる感じ

こういう読みでのある本を片手に
スタバでコーヒーブレイク
というのがちょっとマイブームです


さて 会社で読む本が今週で一冊読了してしまったので
一冊購入

中島らもの特選明るい悩み相談室(その1)日本の家庭篇 中島らも 集英社文庫

正直に言うと 主治医から
「小難しそうな本を読んでると周りが引きますから
ジャンプとかお笑い系とか軽めの本を会社では読みなさい」
といわれたので
これならいいかな?と購入したしだい
気にはなってたけどこういう機会がなかったら
まず買わなかっただろう個人的幻の名作(笑)
来週から突入するであります


困っているのが風呂本と図書館本
月末になると仕事がハードになるので
疲れて風呂につかるよゆーがなくなるのだ困った
気合を入れて湯船に浸かるも睡魔が…
あぶねぇ!本が!水に坊ちゃんのリスクアーップ!!
というわけで風呂で本が読めていない
そして大きな声ではいえないが
風呂で読めなかったデッドタイム分
図書館から借りた本が読みきれないまま返却の巻
…今月は…せめて前半だけでも
風呂場で本が読みたい…


ああ 風呂場で読書で思い出した
先週の話なんだけど
日曜昼間 風呂でたゆーんと読書できたんだっけ
読んでたのは野田カヌーおやびんの
川を下って都会の中へ(読み残したまま返却)
そんとき「たゆーんさ」の演出で
カップに牛乳入れて飲みながら風呂浸かってたんだけどさ
その…カップはいつもコーヒー入れて飲んでるカップでさ
その日も朝コーヒー入れて 飲んで
んでそのままほったらかしになってたのを
てけとーに洗って牛乳入れたんだわ
do you understand? わかりますね?
つまり 牛乳はほのかにコーヒー味…

しかし!これがけっこうイケルんである!
命名 超カフェラテ
もう ね 砂糖なんか入れなくても
コーヒーの苦味が抜けてて牛乳の甘さだけで
十分甘くて旨いの
いや もう それだけが言いたくてさ 
この話はそれだけ

今週の読了

2008-11-28 22:50:07 | 
夢の守り人  上橋 菜穂子 新潮文庫

読了です
ん~ 三巻目は前作前々作とはまったく異なる小説でしたねぇ
なんとゆうか…スピリチュアルな感じ?
人の夢を糧として存在する「花」の世界感が
個人的に腑に落ちなかったなぁ
長台詞でいろいろ説明しているんだけど
真芯にあたる言葉にぶつからなかったです
夢の守り人の空気感やリズムを後から思い出して浸る
というような楽しみ方はできるんです
おなじみの登場人物達も大活躍しますから
そういうお楽しみはあるんですが
結局なんだったのか? という
お話の軸がうまくつかめませんでしたすいません
しかし読後の心境の変化で案外これが
守人シリーズ中ベストと思うようになる
…かもしれませんので
未読の方もレッツトライ

4巻目はなにやら物語の転機になるお話だというので
個人的にはそちらに期待


さて 

誰も寝てはならぬ(10) サライネス 講談社

待ってました…
好きな人にはたまらない誰寝空間
修羅場と逃亡と不況の嵐ですが悲壮感を描いていないので
無理に肩肘張って突っ張って生きんでもええねん
楽~に生きてったらええねん
という気持ちにさせられます

実は8巻から単行本の帯を集めて取っておいて
応募券をまとめて送ると
なにやら抽選でもらえたらしいんですが
8巻買った時点で帯は甥っ子に剥奪され行方不明(泣)
9・10巻の帯を持ってても未練たらしいので
帯はすべてゴミ箱へポイです(血涙)
読者プレゼントなんやったんかなぁ…
まぁ ええか 

読了報告(writing 08/11/16)

2008-11-28 22:46:44 | 
今週末も漫喫にはいけないなぁ
…ということで 記事だけ自宅で書いてます

というところで読了報告

いまなぜ白洲正子なのか  川村二郎  東京書籍

ん~…と
この人を一言でくくるのは難しいですね
しかし私 この本でやっと彼女に対する
「金持ちのわがまま道楽」
という色眼鏡が取れたように思います
恵まれた環境に生まれたことで
一流のものを見聞きする体験を得られた
特別な人間かもしれませんが
それに対する羨望と妬みの目に対する
彼女の答えは 

吸収したもの学んだものを表現する
ということだった 

ということがちょっと眼鱗でした
これは学者や大学でいうなれば
知識を社会に還元することと通じますね
その家に生まれたという
偶然…奇跡といってもいいんだがー
自分の境遇や環境をごく自然に受け止めること
無理に卑下して引け目に感じる必要もなく
当然無理に気取ったりえばったりする必要もないんだよなー
そうして得た得難い体験を世の中に向って
表現していくっていうのは
彼女の場合は卓越した文章でだったけど
じゃあ私は…自己表現するにはどうしたらいいんだろう?
これは当分の個人的宿題ですね
ヒントになったキーワードは
「自分の井戸を見つけて掘っていくこと」
のようです
この井戸というのがどうも
天から与えられた使命
みたいなノリではなく
生涯かけて自分が望むもの 
という意味のように思います
生涯かけて自分が惚れたもの 
と言い換えてもいいかな

そんなことを考えましたよ

他にも白洲夫妻の生き方が
なぜ今注目されるのか? 
どこが魅力的なのか? という疑問が
少し解けたようにも思いました
まだ答えは出ていませんが
これについては自分に合った答えを
きくち正太の漫画とあわせて
ゆっくり組み立てていこうと思います


さ~て
この間の本買いで前から欲しかった本を
買えた!
という満足感がまだ尾を引いていて
ああ・・・あれがついに読める
と喜びに打ち震えております
その本は…

1001話を作った男 星新一

んにゃぁ~(喜々)
今日からこれに取り掛かりまっすぅ~(笑)

時間が前後しますが読了報告です

2008-11-22 23:46:23 | 
いやぁまいったまいった

久しぶりに週末更新に来たら
書き置いた読了記録の入ったUSB忘れてきたのに気づいたよ
と いうわけでぇ なぜいま白洲正子なのか の読了報告は
明日…更新にこれたらアップってことで
しかし読了報告は白洲正子ばかりじゃないんだな これが

灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク6 石田 衣良 文春文庫

どくりょー
一人語りの人情噺…とこないだは斬って捨てたんだけどさ
解説で吉田伸子に「そんなことないわよ」と
言われてしまった
「マンネリなんかじゃないわよ」と
そーかそれなら今後も文庫になったら読もうか 
と心を入れ替えました(笑)

池袋をゆるがす大騒動…という規模のトラブルでなく
頭のゆるいガキが引き起こす
小規模でありながらもし自分が当事者だったら洒落にならない
心の芯に切り込んでくるトラブルを
マコトがどう解決していくか という噺の方が
講談っぽさが濃く出てると思う
と いうわけで お話の中では
…あ タイトル忘れた…
えー・・・と 
足に障害を負った兄の敵を討つために復讐を誓うブティック販売員
の噺(アマゾン調べ)が個人的に気に入りました

どういう話か?は まぁ 置いといて
その足に障害を負った兄の作るイタリアンが
実にうまそうなんだ
この食事シーンだけが脳に焼き付いて離れない食いしん坊

障害のために3時間以上立っていられない彼が
ひねり出した未来へのプラン のオチは
マコトと一緒に そりゃ魅力的だ と思わされました


しかしIWGPシリーズの文庫化
もうちょっと早くならんかな 

図書館話

2008-11-12 17:59:52 | 
ええ~本日は午後ずっと
図書館で雑誌読んでました…ていうとちょっとちがうな
ランチをセブンで買って公園の紅葉を眺めつつ
風がちべたいなーと思いつつ
晩秋を味わいましたよ…って言っても肉まんでだけど

ここんところ雑誌を読んでいなかったなー
ということで
本の雑誌 ダ・ヴィンチ ちくま 本
とりあえずいつも読む記事を中心に読む

本の雑誌では

ブックス・墨瓦蝋泥加/謎とこじつけに満ちた八犬伝の世界 宮田珠己
吉野朔実劇場/北京的開会式  吉野朔実
岸和田DNA/オカンのビンタ 中場利一
三角窓口/稲垣足穂はマスクをして読め! 他

あとは…鉄っちゃん本の記事を斜め読んでいて
途中で挫折 駄目 集中力がついてけない
あまりにもわからん世界観なので引いてしまった
鉄ファンごめん
他の記事はなにがどうということもないんだが
面白かったという読後感だけが残る
こういうのが心地いいのよ

ダ・ヴィンチ では気になる記事といえば
もやしもんの石川さんのインタビューとか
走れ!トロイカ学習長で紹介されていたブッククロッシングとか
あとは…あとは…記憶にないが まぁ
ぱらぱらやって十分楽しめた

ちくま では
楽しみにしている 旅情酒場を行く だけ読む
うああ 日本酒燗で飲みてぇ

本 では
スピンク日記4---キューティー・セバスチャンのこと 町田康
世界は分けても分からない6---トランス・プランテーション 福岡伸一

語りえぬものを語る は…すいません
もうついていけないですリタイア(シクシク)

スピンク日記はひょいと何かの一文が目に入って
読んでみたら面白くて 楽しみに読んでいる連載小説
犬の視点で書かれていて主人のことを「ポチ」と
呼んでいるのが可笑しい
福岡センセの連載もだんだんついてけなくなっているんだが
根性で読んだ…て こんなところだけに根性発揮してどうする


まぁ そんなところで文字がかすんで見えて仕方ないので
書架の散策に移行
おかしいなぁ 昔は…(略)…歳のせいかなぁ
とぶつぶつ言いながら書架の奥へ進んでいく
と 人物伝が揃っている棚を見つけた
おおそうだ ガンディー関係の本ないかなと
棚をじっくり眺めるも 無っしんぐ
代わりに ダークレディと呼ばれて 発見
やったね これで一冊買わずにすむ
気になった本は他に 大切なことはすべて食卓で学んだ 
それから日本の名随筆シリーズにて 
酒 が気になる 開高健も書いてるし
そのうち読むかもしれません 

読中報告

2008-11-12 17:25:57 | 
はい こんぬつわ 立読師です

平日に更新は珍しいんですが
ま 読了報告が溜まっていたのでね
ま 仕事のほうも午前で終わったんで
午後は本三昧だったものだからこれはネタになるな と
そんなわけで更新です

ただ今の読中本は
なぜ今白洲正子なのか
川を下って都会の中へ(風呂本)
灰色のピーターパン(会社本)

なんとなくそこで留まってますが
いやー白洲正子評伝…進みません(苦笑)
なにせここんとこ バルサ とか マコト とか
3~4文字カタカナの名前ばかり読んでいたので
その後遺症でね~樺山家 とか漢字が続くと
頭ん中に入ってこないの 単語が名前が…(爆)
ただでさえ人間関係の把握が難しいのに
そんなに漢字並べられちゃいやいやん とまぁ
身をよじりつつ
飛び石のように書かれている白洲正子本人の言に
浸ってはひとごごちついて読み継いでます はい


川を下って~ は
超再読 とりあえず既読だから途中で返却になっても悔いがない本
ということで借りてきた図書館本
ん~…今の自分の生活観の形成に大いに影響与えられたのが
野田知佑なんだけど…て書くのも恥ずかしいんだけど
まぁ 一人でいることは苦痛ではないということを
教えてくれた人ですね
カヌーに乗ったことはないですけど(苦笑)
ま ま そんな想いを思い出しつつ
一風呂ワンシーズンペースで読み進めています


灰色のピーターパン は
ついに池袋フェニックス計画まで読み進めました
IWGPシリーズはなんだかどんどん失速しているような違和感があったんですが
文庫の帯に「クールな人情噺」とあってひざポン
あ なーるほど
人情噺 なんだ
マコトという池袋の神の掌で転がる人情噺
それなら多少の失速もバタ臭さも私は許せる
落語や講談のつもりで読めば違和感ない
…ていうか むしろクールな講談師が講談でやってくんないかな? 

読了報告その二(writing 08/11/06)

2008-11-12 16:58:26 | 
まずは…

ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~ 7人の特別講義プロジェクト (著), モーニング編集部 (編集) 講談社


久しぶりに一言で感想をまとめようか?

やる気のエンジンに火を付けるインスタントコーヒー

や わかりにくいな これ
じゃ 想像してみてくれ
珍しく 朝5:00にスッキリ目が覚めて
ゼッコーチョーっ!! 
と叫びたいくらい調子がいい日
さぁ とりあえずなにからやろうか?
と 少し頭をクールダウンさせて
これからの予定を立てるために
儀式的な朝の一杯を入れて飲む
すると むやみやたらなハイテンションに
冷静さが宿って本当の意味でやる気のエンジンがかかる
火を噴く ものごとが調子よく回りだす…

この時に飲む一杯のコーヒー
みたいな本でした
ただしインスタント
本格的なやつじゃない
それだからこそお手軽でリーズナブル
僕はこれを 学問エンターテイメント として
楽しみました
勉強って面白いな こうすれば楽しいのかも
そう思わせる言葉がちりばめられています

地道でドロドロの苦労…には
まったくスポットライトを当ててないあたり
未来は明るい若者向けの由縁か?

これの読中
「これって世界一受けたい授業のパクリ?」
とか思ったんだけど
読了後カバーに堂々と
「世界一子供たちに受けさせたい授業」
と書いてあって正直心の中でコケた(笑)

子供向け…とあなどらずに斜に構えずに
素直に読むと結構面白いですよ と
おススメしておきます


さて もう一冊は

闇の守り人 上橋 菜穂子  新潮文庫

うああ…泣けた……

苦しみと悲しみと憎しみの中で
しっかり受け止めたぬくもり
それを芯にして 
それこそが真実の光と信じて
許し分かり合う物語でした…て言ってネタバレになってない?なってないよね?
主人公の内面の葛藤を描いた唯一の話らしいのですが
この守人の第二シリーズが子供にではなく
むしろ大人に支持されたというのも
自分の内面と向かい合う経験を持つ
大人の方が主人公とシンクロしやすいから
なんですかねぇ

かくゆう私ですが
前作は物語世界の世界観に引きずり込まれましたが
今回はそれほどでもなかったです
しっかり社会復帰できました(笑)
壮大な世界観よりも
人の内面に焦点が合っていたからでしょうか
 
ジグロとバルサの話に決着がついてしまったので
第三シリーズを読むべきか読まざるべきか
悩むところですが
…ま きっと読むんだろうなぁ(苦笑)

読了報告(writing 08/11/03)

2008-11-12 16:53:02 | 
読了~

マンガ 物理に強くなる (ブルーバックス 1605) 関口 知彦 (原作) 鈴木 みそ

物理を修めたくなりまして
最低限力学くらいは分かっておきたいなぁ
と読みだしたんですが
ど・どの辺が力学だったんだろう!?
物理音痴っぷりが炸裂しました
ま 面白かったので良いのですが
どうも私の理解は等加速度運動と加速度運動
の2単語がでるとフリーズするようです
じゃ どこがおもしろかったのか?
というと
相対論のあたりでの思考実験のところですね
頭の中でぶっとんだ思考実験をするのは
楽しそうです
そう思えただけでも
著者の方は喜んでくださるでしょうか
まぁ物理はゆっくり時間をかけて
頭の中で漂流させているうちに
ふいに わかる瞬間が来ると信じて
本を閉じましたが
とりあえず頭の中で漂流させるためにも
言葉とイメージを記憶に定着させておかないとなぁ
この本はもう少し再再読の必要があります


さて、何かの気の迷いで買ってしまった
16歳の教科書
ですが なんとなく豪華な講師陣の文章てんこもり
というのは…それって…
世界一受けたい授業 の16歳版??
というのは冗談にしても
読前 子供向けのぬるいこと書いてあんのかなぁ
とか思っていましたが
そう思うのは 自分が16歳向けに何か勉強のことを書いたら
絶対ぬるいことしか言わないだろうなぁ
ていうかぬるいことしか言ったことないし…
という自分の落ち度を見るのが嫌だったんで
読み始めるのがおっくうだったんですが



いやいやいや奥さん
結構しっかりしたこと書いてありましたよ
勉強 というより 学ぶ ことの本質を
一人ひとりが語っている本
なのかもしれないなぁ と
まだ 国語 の章しか読んでないんですが
そんな予想をたてましたよ
結構サクサク読み進められる点で
私は この本はビジネス書みたいなもんだな と思いました
忙しい人には向いてるかもしれない
あっちゅうまに読了できそうなんですよ