立読ブログ

立読師による一人語りのブログ 今後ともよろしう

読了報告~朝ドラリフレイン~

2010-03-27 18:32:41 | 
今日で「ウェルかめ」終わっちゃいましたねぇ
朝ドラって 最初は「なんじゃこんなんつまらん」いうてても
なぜかちゃあんと毎朝観て
最終回には ああ終わったなぁ と
なんだか大団円なハッピーエンドを
喜んでいたりするのが
我ながら不思議です(笑)
ま それに合わせて朝ドラつながり
ってぇわけじゃありませんが

ほぼ一気読みで読了しました

NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』上巻 (単行本) 丸山 知子 (著), 長川 千佳子 (著), 田辺 聖子 (監修)
NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』下巻 (単行本(ソフトカバー)) 田辺 聖子 (著), 丸山 智子 (著), 長川 千佳子 (著)
共に 講談社

おもろかったぁ~~
読みながら

ああ! あのシーンの話や!
ああ 頭ン中で花岡町子(藤山直美で)が動いてる!
徳永健次郎=カモカのおっちゃん(國村隼人で)がしゃべってる!

頭ン中でドラマのシーンが再生されましたねぇ
想像再生力を駆使した分DVDよりお得だったかも(笑)

生きていればしんどいこともつらいことも
楽しいことも愉快な仲間も
まるで脳内物理法則のように無情にも存在するわけで
表現者というのはそれを飲み込んだ上で
喜怒哀楽のどれに焦点を合わせるかというのが
その人の味なんだろうなぁと思いますが
芋たこなんきんはたぶん 楽 に合わせたんとちゃうんかな
怒りや悲しみはあって当たり前
それでも 楽しんだ方がええのとちゃうかなー
そんなメッセージを受け取りました

個人的な話ですが
昨年京都の某お寺さんに見学に行った際
お土産のカレンダーに
「苦しむ人は何でも苦しい 楽しむ人は何でも楽しい」
いうのがありまして
なんかこーちょっと相通じるなぁとおもったんですがどうか


さて ラスト

日本百低山―標高1500メートル以下の名山100プラス1 (文春文庫) 小林 泰彦 (著)  文藝春秋

会社本読了っす
文庫でイラストやアクセスの地図もついて
こりゃあ一週間で楽勝読了でしょう
と 思っていたらさに非ず
二段組みはなかなかに手ごわかったでごわす
なーかなかページが進まないんだこれが
ま そいでもほぼ5分で一山ペースで
完全なインドアクライマーになって
心の登山家としては
北海道から鹿児島まで
名低山登覇…もとい読破
ハイキングいいなぁ と思うまでに洗脳されました(笑)

読中報告

2010-03-14 17:01:19 | 
読中報告

ここのところ平日に本をほぼ読んでいない
週末にドプッと活字に耽溺して
なんとか帳尻があっているような気がする
気がする…ても 何の帳尻なのかさっぱりなのだが(笑)

さて 図書館より借りてきた

芋たこなんきん<上> 田辺聖子

図書館にて一気読み
ま まだ上巻なので下巻も読破したら
まとめて感想書こうかな と思っている
ん年前のNHKの連続テレビドラマの
ノベライズ といっていいのかなこれは?

しかし こういう特に波乱万丈でもなく
しみったれた水みたいに泣きを誘うこともなく
ご都合主義なイベントを発生させずに
人生いろいろあってあたりまへ
ビター&スィートハーフ&ハーフ
それでも笑うて暮らした方が
ええですやんか
そういう凹凸の少ないドラマや映画は正直大好物だ
映画だと かもめ食堂 とか めがね とかね
幸福感や幸せをかみしめる
花岡町子や徳永一家の姿は
なんの嫉妬も妬みも覚えずに
斜に構えることもなく
心地よく一緒に幸福感をおすそ分けしてもらえるようで
読んでいて気分がいい

読了したのが午後の2時
おお この気分がいいまま家に帰り
久しぶりに何か料理を作るかな
久しぶりに機嫌良うさせてもらいました


さて帰宅してから
パスタのトマトソースを拵えて
ハガレンの始まるまでの小一時間
YouTubeでクレイジーケンバンドを流しもって
しょうが湯の呑みもって

世界は分けてもわからない 福岡伸一

を2章読む
お話はいよいよ怪しい実験疑惑の件にはいっていくのだが
ここまで読んでつくづく思ったのは
この本は 一つのテーマを解説する本 というより
連載された生化学のエッセイを
そのまま本にしたんだなということ
ある時は講義調 ある時は旅行記風
またある時は生化学サスペンス小説風(笑)
一枚の楽曲CDにさまざまなジャンル調の
曲が臆面もプライドもこだわりも捨てて
ウケるまで挑戦して試しすアーティストのようだ
そう思った

予定は未定で未定は決定

2010-03-14 00:07:53 | 雑記
午前中に上田市に出撃して戸田書店へ
バイオ認定試験の問題集を買い
後に信大図書館へ本を返して佐久市へ帰り
午後香山リカの講演会を聞く

…の 予定だった が

バイオ~の在庫があるか
電話で確認すると

「申し訳ありません
当店 先月末で閉店いたしまして
あいにくデータも何もかも今ちょうど
すべて重機に積んでしまって…」

え・・・? マジすか?

頼りにしていた大型書店だったのになぁ
あそこでスノーフレークもウシの動物学も買おうと思って
先日のジュンク堂池袋本店でも
見かけたけどあえて買わなかったっちゅうのに
ああもうどうしてくれよう…(金田一幸助的頭掻き)
そういやぁ「どうしてくれようさん」てのが
いたなぁ昔のシティーボーイズの…
「ゴム脳市場」だっけ?

ま それはさておき 午後
香山リカ氏の講演会は問題なく拝聴できた
前日に勝間和代がテレビに出ていたんだが
バランスのためにもあれは見ておくべきだったか?(笑)
それはさておき
思っていたような話の展開ではなかったが
精神科に駆け込んでしまうのが半常識の世の中では
そうなってしまった背景に
ケーザイや景気・時代の空気的なるもので
けっこう説明がついてしまうものではあるのだな
と妙に納得してしまった

帰宅前に大阪屋へ寄り バイオ~ の注文
書店でウロウロしてしまったため
図書館は時間切れ
書店の後そのままTSURUYAで買い物を済ませて帰宅

晩酌に油揚げを焼いたんにワンカップ大関
最初は小馬鹿にして飲まなかったんだが
いや…意外…と うまいわ

読了報告~精神のけもの道~

2010-03-06 15:36:47 | 
読了しました

精神のけもの道―つい、おかしなことをやってしまう人たちの話  春日武彦 (著), 吉野 朔実 (イラスト) アスペクト

えー…マルコビッチの穴 という映画があるんですが

ああいやいや
この本にはマルコビッチの穴の話は
出てきませんあしからず
閑話休題

マルコビッチの穴という映画は
実を言うと立読師観ていないで
シネマガイドであらすじを
ちょっと知っている程度なんですが
この映画では 
俳優ショスター=マルコビッチの頭の中に入って
マルコビッチの視点でマルコビッチとして
行動できる
200ドル支払えば というようなお話
マルコビッチになりすますことに
200ドルの価値があるのかどうかは疑問ですが
まぁ とりあえず
お金を払って他人の中身から
他人の視点で世間を見る体験ができる
そんな設定の映画です

なんでそんな映画の話をしたのかというと
この精神のけもの道という本もまた
春日武彦の眼を通して春日武彦的解釈を体験できる
マルコビッチの穴的な本だなぁ
と思ったわけです

精神科医という人は
ちょっとずれた人に対して
一般的に「おまえおかしいよ」と突き放しつつ
かつ「でも気持ちはわかる」と
理解できなければ成り立たない商売のようです
春日先生の理解のキーワードが その

精神のけもの道的なるもの

らしいんですねぇ
それってなに?
というと…
本人にとってはきわめて理性的に
理屈が論理的に通っているんだけれど
傍から見るとズレていたり
つまらないこだわりであったり
滑稽であったり
あるいは犯罪であったりする
行為やこだわりを見て
「ああ これは精神のけもの道だな」と
解釈しているということです

この根底には
人間は根本的に理論的な生き物である
という考えがあってこその解釈で
ご本人も巻末の対談でそのような発言を
していらっしゃいます


思うに
この精神のけもの道的なるものは
普通に誰にでも入り込んでしまうもので
案外人間関係の失敗なんかも
自分の中でだけ完結してしまった
精神のけもの道に入り込んだ結果なのかもしれない
ま 逆に普通の人が通りえない
精神のけもの道を突き進むことで
結果社会的成功をつかむ場合も
あるかもしれません

先日の精神科の検診で
先生との話の中で
「取り越し苦労と被害者意識
これで世の中みんな生きにくいなぁと
感じているんですよ」
ときて ハタと
ああ…これが 私の精神のけもの道かもなぁ と
思いいたることしばしばでした

購入記録購入動機~2月の最後の日に~

2010-03-03 15:05:50 | 
はいたい 立読師です

前項が書店紀行だったので
今回は購入記録購入動機
ま 健忘録のようなものですから
ふぅん そんなん買ったん 程度に
かるぅく読み流してください

さて 買った本は全8冊+ポストカード1枚
リストはこんなん

精神のけもの道―つい、おかしなことをやってしまう人たちの話  春日武彦 (著), 吉野 朔実 (イラスト) アスペクト
帰ってきちゃった発作的座談会 (単行本(ソフトカバー))  椎名 誠 (著), 沢野 ひとし (著), 木村 晋介 (著), 目黒 考二 (著) 本の雑誌社
地衣類のふしぎ コケでないコケとはどういうこと?道ばたで見かけるあの“植物”の正体とは? (サイエンス・アイ新書)  柏谷 博之 (著) ソフトバンククリエイティブ
地学ハンドブックシリーズ11 川原の石のしらべ方 荒川の石 「荒川の石」編集委員会 地学団体研究会
ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28) (単行本(ソフトカバー)) 畝山 智香子 (著) 化学同人
一箱古本市の歩きかた (光文社新書) 南陀楼綾繁 (著) 光文社
物理の散歩道 (単行本) ロゲルギスト (著)
岩波書店; 新装版版

+ポストカード INAX GALLERY/小さな骨の動物園 キツネ 大阪市立自然史博物館所蔵 photo:大西成明


精神のけもの道~は吉野朔美のイラスト付きだし
春日先生の本というのも興味があったので購入
帰りのバスでラスト一章まで読みふけったものの
んじゃあ 精神のけもの道とはなんぞや?
と問われても明確な定義が引けない所が
いまだ何とも言えない
読了後感想書きます

帰ってきちゃった~は
本当は文庫にでもなったらそれで買おう と
思っていたのにもかかわらず
買ってしまった…文字どおり発作的に…

地衣類のふしぎ~は
最近凝っている散歩道中コケッ系観察の
入門書としてどうかな?と思って購入
図鑑というより地衣類についての
座学的入門書のようであるらしい

川原の石のしらべ方 は
薄い本をパラパラ見たところ
小学生から中学生あたりをターゲットに
地質学の観察入門書っぽいイラストの安っぽさ
しかし石の見分け方としてカラー写真を使っていたり
記録のつけ方も(こちらは白黒)
しっかりしたものを紹介していたりと
荒川の石についての解説書でもあるが
川原の石をちょっと調べてみたい
アマチュア石屋にとってなかなか
実践的な学術指南書になりそうだ
この本 正確なタイトルを知りたかったので
Amazonで検索したんだがー無かったよ(‥;)
今回の買い物中一の掘り出し物?

ほんとうの「食の安全」~は
市民のための環境学ガイド
(http://www.yasuienv.net/)
で紹介されていて気になっていたもの
何気にケータイメモに取っておいた
「欲しい本リスト」を読み返して
タイムリーに目の前が環境本棚だったもんで
見つけられた本
おとなりに中西準子先生のやっぱり
食の安全に関するリスク論の本があったが
んー…とりあえず中西リスク論で
食の100%安全伝説を切り崩すのは
ちょっと待ってみよう と 今回はスルー

一箱古本市の~は
読んでみたかった本として探し当てて買った
思えばこのイベントから
ブックフェスティバルや古本市に
がぜん興味を持つようになったんだよなあ

ラスト
物理の散歩道 は
実を言えば信大の生協書籍部にもあることを
知っていたんだが…
お祭り騒ぎに理工書棚でがんがん買いをして
あげく会計の際ファインマン物理学Ⅱをあきらめ
せめてこれだけでも記念に(何の記念だ?)
と買ったもの
どうやら科学者の著書には
専門分野の啓蒙書や解説書 教科書
といった類の書籍の他にも
科学的視点から見た雑文エッセイ
というジャンルが立派に成立しているようで
古くは寺田虎彦やその門下生による
随筆などにみられるように
工学的に「他人の役に立つ」ものではなく
純粋に科学的好奇心で世の中を観察し
推論を立て考察する
ある意味知的遊びのようなものが
あるらしい
立読師的にはそういうものにそそられてしまう 

イケブクロジュンク堂紀行

2010-03-02 05:34:33 | 
ズンチャズンチャズンチャズンチャ
ほーし ふーる 夜空の…

ハイ皆さんおはようございまーす
東京は朝の4時40分よりのライティング
長野からも4時40分よりのライティング
iTuneで 東京スカパラダイスオーケストラ 星降る夜に~The Ster Spanglad Night~Album Mix をオープニングに始まりました
立読ラヂヲ~~~もとい立読ブログ
本日は生放送無責任DJ風にお送りいたしまーす 反省してまーす


さて 先日ですね
東京へ へぇもうちょいとした野暮用で
出かけてきたんですが
その用事も済んで 後は帰るだけ
交通手段は高速バス
乗るよバス停池袋東口!IEGBT!一文字多いあんちくしょう付近で
んで 例によって本屋さんへGO!!
ジュンク堂池袋…本店?
…あ 本店だったんですかあそこは…
どうりででかすぎると思ったよ

おのぼりさんは基本上を見上げて歩いてしまうものですが
ジュンク堂…高い…物理的に高い…
とりあえず最上階から攻めて行って
今日のところはあいさつ代わりに
軽くピックアップしてこかな と
乗ったエスカレータ
最上階は9階…どんだけ位置エネルギーを溜めさせるねん
高山病になってしまふ シェルパ!酸素!酸素を!
とかふざけながら最上階は美術芸術書が主
やーさすがはジュンク堂
本棚の「どうだぁー!!」という蔵書圧がステキです
いやもう 今日中に全フロア制覇できるのか…
しかーし…なぜかここで青木真理子現象

ぐっ…お腹イタイ…

書店にトイレはご法度…というのんが
頭をかすめるが 店員さんに訊いたところ
あっさり7階にありますよ と
うむ ここはいったんトイレで体制を立て直す! で あるな!

おトイレを済ましてみれば
7階は理工書のフロア
つい…9・8階をすっとばして7階からスタート
…ん~ ま、あれだ
きっと呼ばれていたんだな 多分(笑)

予算的に「ぐっこれは今日はがまん…」という
前から欲しかった本もここで見つけました
とりあえず今日は高めの本は避けて
ジャンルをバランスよく振り分けて買うつもり
つもり…だったけど
結果的には理工書で買った本が多かったかな…

6階コンピュータ・医書 も
そそられる本があるか見てみたけど
全体的に高いので今回はスルー
つか 教科書っておおむね高いよね

4階にて発達障害系の本を物色するも
あり?すでに持ってるのしかないな…
そんなはずはないのだが
多分別の棚をよく探したらあるんだろうなぁ
体力的にすでにしんのになってきたので
ずくをだして書名を思い出すのもおっくうになり
まぁ むりせんでもええか 

3階の新書コーナーで一冊ゲット
文芸書のサブカルチャー棚に本の雑誌関連が
どちゃっとあったので一冊ゲット

2階の実用書・旅行・地図でも
探していた本を探してみるがー…ナッシング

B1コミックコーナーにて
欲しかった本を一冊ゲット


…と ここまできて
自分の購入傾向がなーんかこー
探していた・欲しかった本を探して買うのか?
目についたオモシロそうな本を発掘して買うのか?
どちらかに絞れていないことに気が付く
探していたり欲しい本はAmazonカートに放り込んであるので
こっちに重点を置くべきではないのではないか?
いや まぁ カートにもとりこぼした
目についたら「あー そういやこれも欲しかったんだっけ」てぇ
そういう本もあるんだが…
いやはや こうも蔵書がたくさんあると
購入戦略がどちらも成立してしまって
どうも攻め方が絞れないもんだなー
まぁ 初めての巨大書店で
「せっかくだから」モードに入っていると
やっつまう罠やね(笑)

1階レジにて精算…予算オーバーのため
ファインマン物理学断念…(T-T)
いいんだ 東京に来たら有るってことがわかったから
無理はしない(T-T)
東京の親せきから地味に重いお土産を
ズシッといただいた荷物やら
今回の野暮用のための荷物がかさばっていたので
送料も無料になることだし郵送してもらいました
サービスカウンターの椅子が座り心地が良くて
気持ち良かったなー

購入した本の記録は別項で
とりあえず全購入点数9点

ではお時間となりました
エンディングはやっぱり 東京スカパラダイスオーケストラで PINZORO でお別れです
お相手はDJ気取り立読師でした
それではシーユーネクスト気ガ向イタ時~バイバ~イ♪

チャッチャズンチャチャズンチャチャチャ~ラ~ラ…