立読ブログ

立読師による一人語りのブログ 今後ともよろしう

信大繊維学部聴講記~その10 試験前夜~

2010-01-23 02:23:29 | ジャンクカレッジ
本日のお出かけ

つか もう昨日のお出かけですね
いつものごとく行ってきました聴講
正式には本日で全講義聴講終了っす
とはいえ 現役学生のみなさんは
来週からペーパーテストウィークなわけで
講義の最後の呪縛にウンウンいうてますが
ま なんちゃって信大生の立読さんは
あー…終わっちゃったなぁ と
頭ン中で 蛍の光 なんか歌っちゃったりしているわけです

…と いうのは表向きで
実は来週ホントに最後の最後の講義が
まだあるんですけどね
それが終わればレポート提出で
レポートの評価が出たところで
信大生ゴッコは本当におしまいです

さて ペーパーテストで評価される講義と
レポートで評価される講義
どっちが楽チンか?と問えば…
どっちも一長一短ですね
ペーパーテストは短期集中で勉強しても
大丈夫イケるイケるってとこがありますし
レポートも 先生が課題で求めているところの
芯はなにか?がつかめれば
結構気楽に取り組めます
まぁ…時間に余裕を持ってやった方が
断然いいに決まってますが

今回の聴講は正味2コマだけだったので
立読師は仕事もしつつ認定試験の勉強も並行しつつ
授業の予習復習もしっかりできて
結構 楽~ にレポートをサクサク上げられました
もしも1週間みっちり講義をたくさん受講していたら…
こうも楽にはいかなかっただろうなぁ
現役生は大変だぁがんばへー

授業の後いつものように勉強をしに
付属図書館の自習室に行ったらあーた
「ありり?なんだこの人口密度の高さは?」
まるでセンター試験前の予備校の自習室のように
しーーん…と みなさん勉強してはる
今日はやけに人が多いにゃあ とか
最初はわかんなかったんですが
しばらくして ああそうか と
来週は後期テストだったか と

えらいにゃぁ と思ったのは
立読さんの現役時代母校での
試験前の深夜の図書館といえば
私語菓子持ち込みCDステレオon!+ゲヘヘヘ笑いが
低くドライアイスの煙のように充満していたものでしたが
いや さすが国立大生(?)
この人口密度の高さでこれだけの静寂が
守れていることに感心です
…て 感心するポイントの
ハードルが低いような気もしますがネ
(比較時間が昼間か深夜かの違いも大きい)


そういや立読さんの母校では「後期試験」てぇ
期間はなかったような…どうだったっけ?
そもそも前期・後期でなくて
1Q~4Qの4期制だったしなぁ


~蛇足~

ああそうそう
正月に恩師へあけおめメールを送ったら
返信にて「公立化に伴い学部改編の為、物・環 は今の2年生が卒業したらなくなります」と
ええ?また私の来し方の道が消えるとですか…


つか センセ? センセも含めて物・環のセンセ方は
どうなりますのん?
と 気になったので

……

ちょっと母校のサイトを見てみました

……

ああ なんか 先生方は
入れ物の名前が変わるだけで
大学から追い出されるわけではなさそうです
ちょっと安心
と同時に 某恩師の研究室にゼミ生が(多分)たくさんいて
ちゃんと研究室として研究もしている らしい
というのも分かって
ああ 当時は私しかゼミ生がいなくって
まともに研究もしてなかったけど
いや 先生は個人で何か研究してはったんやろうけど
今はちゃんと…よかったねぇ先生 

読了報告読みかけ報告

2010-01-23 01:18:25 | 
さて 読み終えたのは

殺戮にいたる病 (講談社文庫) 我孫子武丸 講談社

いやぁ我孫子武丸だからミステリかと
思っていたらホラーだったという…
しかもAmazonのカスタマーレビュー読むまで
気付かなかったという…orz
まぁホラー小説だとわかれば
結構納得がいく小説でしたが
ラストのどんでん返しに
「なんじゃぁそりゃぁ!!???」と
それまで積み上げてきたストーリーの整合性が
ガラガラと音を立てて崩壊しました

なんつーか…
積み木だと思って遊んでいたら
「ブッブー!これはジェンガでしたぁ~」と
へらへら否定されたような…

まぁ確かにね
ラストのオチで矛盾がないように
もういっぺん人物関係やストーリーを
組み直すことはできますよ
まぁそれはそれで 
新しい視点の発見が結構
面白かったりもします
が なんだろう…
なんでそのオチなの?
ってぇ疑問が残りましたね

「うっわぁ騙されちゃったよ~やられた~」
てのが好きな人には
たまらなくロジスティックな小説だと思います


さて もうちょっとで読了するのが

人間は考えても無駄である-ツチヤの変客万来 (講談社文庫) 土屋賢二 講談社

土屋センセの自虐エッセイは結構食傷気味の方も
対談集は面白いですぜ
真面目な学問談義のはずが
なぜか土賢一流のトリオ漫才に
対談相手の学者センセはまともなことを
言っておられるんですが
土屋センセもまともなことを
言っておられる個所も一部あるんですが
これがちぃとも偉いお言葉に読めない
(いや いい意味でですよ)
クスクス笑えてしかし学問的蘊蓄も吸収できる
一粒で2度美味しい対談集です
ただし対談相手が学者の場合のみ ね

対談の中に土屋センセのジャズ仲間との対談があるんですが
これが 長年土賢電波を浴びた効果かそれとも類友か?
あ・うんの呼吸でボケ倒す
笑飯 の「突っ込みがない」漫才のよう
みなさんどこまでが真面目な話でどこまでが嘘八百で
どこに本当の話があるんですか?(笑)
あの突っ込み役の助手でさえ悲鳴を上げる
学問とは無縁だけど知的な居酒屋バカ話
隣の席でこういう会話が聞こえたら
笑わされているうちに
最後は悲鳴を上げそうだ(笑) 

んで 読みかけはもう一冊

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 (単行本)
ウェンディ ムーア (著), Wendy Moore (原著), 矢野 真千子 (翻訳)

こっちはいっかな進んでいない
ようやっとジョンが結婚にこぎつけたあたり
読了は…多分2/7以降…
なぜ2/7?
うん その日はついに 中級バイオ技術者認定試験 の試験日なのよ
プレッシャーってぇわけじゃないけど
やっぱり試験終わるまでは
安心して没頭はできないなーと 

爽快なる二日酔い

2010-01-23 00:37:59 | 雑記
うああううううぅぅぅぅぅ…
という一週間でした
表題のとおり二日酔いと暴飲暴食がたたって
腹イワしてました
もうもうまともなうんちが出る日まで
仕事中 胃の腑小腸大腸全部気持ち悪い 頭がパンパンにむくんでる感じがする なんか膵臓が痛い、そういやなんか肝臓まで…ああっ胸腺が痛いぃぃっ
血糖値…糖尿病悪化→動脈硬化…心筋梗塞脳梗塞くも膜下…
嫌ぁな単語が頭を席巻します
ワシこのまま死んでまうんやないか?
つかせめてぶっ倒れて心配されて
優しくしてほしいなぁ 
仕事休みたいなぁ せめて早く帰りたいなぁ
とか願いつつ 実際は
炭水化物の栄養をたっぷり食い過ぎてますから
身体は活発に動くんですよ
エネルギーありあまりまくりですよ
残業も断れない小心者ですよ残業上等バリバリ働けますよ
ただテンションがダダ下がりで
お腹がしんどいってだけでネ
四肢はしっかり動くんですが
気持ちが萎えてまして…フラフラでした

なんでそこまで?
というと
週末晩酌ワイン一本完飲…二日酔いになるも
翌日さらにアルコール37.5%のボッカ…
もといウオトカ350ml一瓶完飲
当然爽快なまでに二日酔い
そして…二日酔いで食べるラーメンって
美味いんだよなぁ と
気分は学生の頃に戻って暴食一気食い
(怒られそうなので何人前食べたのかは伏す)
これが内臓によくなかった
消化器系細胞の補修入れ替わりに一週間
その間上記のような状態だったわけです
清々しいほどの阿房です

コウイウ大人ニナッテハイケナイ


しかしゲロ戦にならなかった分
まだましかな と(ヲイ)
そしてまた まだ温かい昼下がり
ぼぅっとして 
こりゃあ車を運転しちゃいかんな と
スーパーまでほぼ片道一キロ
ふぅらりふぅらりてれてれ散歩がてら
ラーメンを買いにゆくときの心持が
いやぁ…ごめんなさい 爽快でしたごめんなさい
ええ 吐き気がないので
車もほとんど通らない田舎道から望む
浅間山や農閑期の畑の黒土をのどかに楽しみ
おや?これは…コケ? となれば
ジャンパーのポケットから
やおらルーペを取り出して観察
日陰に停まった車にびっしり張り付く霜を
しげしげと覘きこみ
おお…きれいな樹状に育ちゆう
ふと空を見やれば日本晴れで
スッコリ抜ける青空が何と気持ちいいことよ
ああ~~なんかいいねぇ~~ と
のんびりのびのび
これで一杯飲んだら…いやいや 
まぁ しばらくは酒はいいな
こうしてテレテレ歩いて買い物に出かけると
気分は一人暮らしの学生時代に戻ってくる
そうだなぁ…こうやって歩って
飽きもしないで毎日ラーメンや
牛乳焼きそばばっかり買って
食べてたんだっけなぁ
そういや毎日鳥から揚げで
3合飯一食で一日って日々もあったなぁ

て おい…昔っから暴飲暴食じゃないか

コウイウ大人ニナッテハイケナイ

×10の世界

2010-01-11 16:13:18 | 雑記
はいたい 立読師です

本日お仕事午後3:00迄也
気分的に楽
おっしゃぁ この隙間の時間を
図書館で 本の雑誌 でも読むかな(笑)
と 思ってもヘタレ立読師
チャリで会社からの帰途
あまりの向かい風でくたばる
もうええ しんどい 家でネットと
ジョン・ハンターでお茶 それでイコ

ちゅうわけでただ今更新しているわけですが
最近の立読師的ホットな話題というと
10×ルーペデビューですね
いつもの公園散歩へ
ジャンバーのポケットに忍ばせて

これは…コケ?
と思えばごそごそとルーペを取り出し

これは…地衣類?
と思えばまたごそごそ

ひょっとして…菌類?
と思えば木にへばりつき

おっ樹液…これは どう見えるがやろ?
と背伸びして覘きこむ

感想

んんんんんんん!!!
なんじゃこりゃあ!!!



いや 十倍の世界 面白いですよ
今まで緑色の塊だったものは
よくよく覘きこめば
ふっさふっさしておったり
葉を伸ばしておったり
赤茶色いシミのようなものは
実は赤茶色いドットの集合だった とか
樹液の固まったもんなんかあーた
縄文土器もびっくりっつうくらい
情熱的な躍動感を感じさせる曲線で
ぐんぐん腕を伸ばしたような芸術性を
構築しているじゃあありませんか
こらおもろい
もっと片っぱしか覘いてみたいが
まぁまぁ時間はこれから先たっぷりある
覘きこみたいもので世界は溢れている
焦るこたあない
17世紀に初めて顕微鏡を覗いて
そのミクロ世界に魅せられた人々と
21世紀の立読師 今のところたいして変わりません
初めて見る世界に驚き喜ぶ好奇心
散歩のいいお供になりそうです

…が
この10×ルーペ 意外と
コンパクト 
折畳むと親指の腹より一回り大きいくらい
んで 手の中で滑る
観察に取り出したりしまう間
2度取落しました
幸いレンズは無事だったがー
このままだと結構リスキー
というわけで
早々カインズにて首から下げる
ストラップを買って装着
これで取り落とす心配はない 
当分これで良しとする

ちなみに
10×ルーペデビュー時は
大雑把に
コケ2種と地衣類 菌類 1種ずつ
あとは 樹液 を観察

先日図書館近くで
これって…ひょっとして ギンゴケ?
を観察
しかし乾燥していて先端が少々丸まっており
これは…買って常備すべきか?霧吹き(笑)

しょうがシロップ

2010-01-10 20:59:29 | 雑記
モニターの向うのあなたは明日も休みですか?
立読は…明日から仕事です はふぅ…
まぁ 明日の仕事は時間的に短いはずなので
ちったぁ気楽ですがね

さて 最近の週末というと
大学のレポート作成やらバイオ技術者認定試験の勉強やらが気になって
のんびり息抜きができる時間がなかなかとれてないです
うむぅ…いかんにゃ
うまいことやりくりして
上手にレストを入れて、暇つぶしに勉強するっちゅう
そういう心持にならんとな
楽しくないがよ
学問とは道楽ものの暇つぶし
それくらいがちょうどええ ふぅ
まぁそう言って
レスト勉強レスト勉強読書ネットレスト…なに?家のこともやれぇ?
…ちゅう実にタイトなスケジュールの休日というのも
本末転倒な気がするんだが
まぁ 立読さんは徹底的に休むとか
徹底的に動くゆう極端なことを望んでは
結果 身体や気力が持続的についていかんからにゃ
隙間を見つけちゃぁどっぷり休み
隙間を見つけちゃぁ読み書き
それ以外の時間は働く
それくらいのどんぶり勘定で行くのが
立読師流 持続可能な生活(笑)

さて そんなこんなで本題
先日のことですが
イトイ式しょうがシロップ を
レシピに忠実に作ってみました
これがねぇ 甘くて旨い
たしかにお湯で割って飲むと温まる
しかし…なにせ初めて口にするものが多いんだこれが
特に香辛料

グローブ…て野球用品じゃないの?
…あ クローブ…失礼しましたぁ
ベイリーフ…月桂樹のこと…だよね?
うん これは煮込み料理で食べたことがある
え?ふつうは食べないものなの?
カルダモン…ボク 百目だモン よろしくだモン!
ちゅうて元ネタわかる人どれくらいいるかな…
おお!でた!シナモン!…て あれ?
レシピには4~5片ってある
片 て…シナモンて粉じゃないの?
粉じゃないシナモンて……おお あった!
つか これ 片 ていうより スティック…だよね?
これでもいいのかな?いいか

まぁ そんなことをブチブチ言いながら
スーパーの香辛料の棚にウロウロ目を泳がせて
買ってきましたよ
ベイリーフとシナモン以外は初めて口に入れるものです
んで しょうがシロップを作って飲んで
さ!温まったし勉強でもしますかネ と
テキストを広げたとたん

え?…ちょっ…なに? すっげぇ眠い…(--)°°°

直観的に初めて口にした香辛料のなにものかが
この眠気を引き起しているにチガイナイ と
思いましたね
その日はもう 勉強せんで
コテ っとグウすか眠っちまいました

シロップ作ってるときは
これはこれはこれはとぉても甘いにチガイナイ
朝のオメザにぴったりだ クフフフフ
とまぁ目論んでいたんですが
いけません
こんなものを朝っぱらから口にしちゃぁ
昼間眠くて仕事にならんじゃないか!!
どーしてくれるイトイさん!

とは思ったものの
いやまてよ…
飲めば眠くなるんだから
これがあれば当分眠剤いらないよな
それに だ
週末の晩酌にこれでカクテルなんか作ったら
イケるんじゃないか?結構
ウォッカと炭酸水で割って…氷入れて…
おお!いいぞいいぞ!
よおし!しょうがシロップ夜のお友達に決定!!

…寝る前にこんな甘いもん飲んで
大丈夫なのか?血糖値…

買っちゃった!(笑汗)

2010-01-03 17:27:55 | 雑記
1/2 初買い物に出かける
いやぁ たまにはAmazonのおススメを
見てみるもんだねぇ
つか 日ごろの行いへの神からの心憎いお年玉か?


三谷幸喜のありふれた生活8 復活の日 (単行本)  三谷 幸喜 (著) 朝日新聞出版



きりきり亭主人 1巻 (ニチブンコミックス) きくち 正太 日本文芸社

出ていたんだなぁ(嬉)
書店はご無沙汰だったのもあるし
なんかリセットもできたし
思い切って行っちゃいますかね 本屋さん♪
おおそうだ 注文していた

10×ルーペ も

もう届いているんだっけ
上田まで取りにかねばならんにゃあ(嬉)
久しぶりに機嫌が高揚してきた
愛車を駆って出発 
こういうときは車を締め切って
エアコンなんぞの生ぬるい空気を吸ってちゃ
もったいない
窓全開!
びゅんびゅん冷たく新鮮な空気に満たされる
空は快晴 大気は冷たく
北にそびえる浅間山はずっぽり雪におおわれている
ん~~!!ビューティホーーーーーッ!!!!!!

「いやっほぅ~!!」

渋滞を避けて車をかっ飛ばし
着いたよおなじみ 大阪屋あさま店
ここで上記の本がなかったら
上田へ出撃の際 戸田書店まで行くつもり

しかしだね さすがお正月だね
書店内に入ったとたん頭がぼんやりかすんできて
…え~っと… …わし…何買いに来たんやっけな…?
ヲイっ
とりあえずいつものルートで店内を流すことにして
まずは新刊コーナーを眺める…と

あ…そうだ 三谷幸喜でてるやん
てか ああ~そうだったそうだった
わしこれとぶら雲先生買いに来たんだっけ
あぶねぇあぶねぇ

忘れないように気をつけながら
少しは絞まりをもどした頭のネジで
書棚を流し ついにマンガ本のコーナーへ
こういうとき わき目もふらずに
目的の漫画の出版社の棚へ向かうと
たいーてい目的の本は見つからない
不安と期待で胸を膨らませながら
漫画コーナーのはじからじっくり
他の出版社の漫画本を眺めていく
いよいよ問題の棚となり…

…………!! アッタ!

ほらね
これまた忘れないように気をつけながら
ぶらぶら文庫コーナーへ
まぁお正月で気も財布のひもも緩んでいるから
衝動的なドカ買いも計算に入れて
予算はちょっと多めとゆとりを持って
書棚を眺める つかそういう時でないと
思い切って買えない ええホン は
結局買わずじまいになるのだな
んで 結局手にしたのが

人間は考えても無駄である-ツチヤの変客万来 (講談社文庫) 土屋賢二 講談社



言葉を育てる―米原万里対談集 (ちくま文庫) 米原万里 筑摩書房

んで 新刊棚をぶらぶらしていて目に留まった

われらの獲物は、一滴の光り (単行本)  開高 健 (著), 谷沢 永一/山野 博史 (編集)  ロングセラーズ

開高本は去年正直ハズレを一冊つかまされたので
用心にチョイ立読み
ん…大丈夫 未収録エッセイ集 とある
買う

お会計5000円弱 まぁ 想定の範囲
まぁこれで戸田書店までは気負っていかなくてもよいか
書店を後にしてiPod ON
さすがに窓は今度は閉めて一路上田市へ

そして…去年一年間おりあるごとに
欲しい~欲しい~~
ゆうてた10×ルーペ ついに!ついに!ゲット!!
想像していたより結構小ぶりなものだった
指先でつまむように使うものだね これは

本代で5000円一度に飛ぶのは案外平気なのだが
本以外の物でこの金額を一度に払うのは
なぜか ひるむ
が 心から欲しいと願い続けたものなのだから
これはいいのだ と言い聞かせて
震える手で会計を済ませる
店を出て一息… さて これからどうする?

まぁ~~(苦笑) 今日のところは帰りましょか ね
思いっきり目的のものを買っちゃったし
目的は達成できたのだから
これいじょうの長居は無用だ
まっすぐ帰宅する

あ~~~…あとは…
この休み中にルーペを首から下げるための
できれば革ひもを買いに出かけにゃな 

数奇な生涯 ジョン・ハンター

2010-01-02 00:37:13 | 
はいたい 立読師です
年末年始ようやっと読み始めました

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯  ウェンディ ムーア、Wendy Moore、 矢野 真千子  河出書房新社

やー面白い!!
近代外科医学の父と呼ばれる奇人
ジョン・ハンター!
なんかもー名前の響きから
なんかを成し遂げてしまいそうな
ジャンプ主人公的な名前じゃありません?

ジョン・ハンター!
ジョンっハンターっ

ほら ね?

という間抜けな紹介はおいといて

似非科学と迷信と無知と無学がまかり通り
教会の教えという権威が科学的手法をねじ伏せて
恐ろしいほどに医学が黎明を極めた時代
医学の進歩と教会の倫理はごたまぜで
墓泥棒から斜血、消毒なしの外科治療
いいんだよ結果的に一時的に治りゃあ…
それこそ現代から見たら悪夢のようなバーリトゥード
17世紀から18世紀の西洋外科医術の変遷なんかがよくわかります
科学哲学の変遷や 同時代の日本医学の状態なんかを
並行して頭に浮かべながら読むと
なかなか読みごたえがあります
いや そんなことしなくても
本書だけでも十分面白いんですが
たとえば17世紀のイギリス人の平均寿命って
30代なんですって
んでもそれは子供の死亡率があまりにも高かったからで
赤ん坊が30才くらいまで生き延びると
その後は結構長生きできて60くらいまで生きられた
とか読むと
あれ?似たような記述を
江戸時代(17世紀)の日本人の寿命の話で読んだことがあるぞ と
つまり 当時の洋の東西問わず
医学の進歩はそんなに大差なかったのかな?
とか思っちゃうわけですよ
ジョン・ハンターの偉業とかは
わきに置いといて
とりあえず 医学って科学って
どういう風に今の哲学になっていったの?
という問いに少しは時系列で答えてくれる本だと思います

副読書として科学哲学の本と
江戸時代の医術書がちょっと欲しいです

が 一方で
結局科学の啓蒙主義って現代でもできちゃいないんじゃない?
とか思っちゃいます
怪しげな(似非?)科学療法を盲信したり
健康になるなら死んでもいいみたいな健康主義
結局無知と無学によってやくたいもない薬や
毒をありがたがって試してしまうのは
現代人にも多々おられるのでは? 
17世紀の一般市民を現代人は
とてもとても「昔の人はバカだなぁ」なんて
侮蔑できたもんじゃありませんよ
医学に対する畏怖と尊敬と軽蔑は
根っこでは全然昔と変わってないじゃん
…て 単に著者に踊らされているだけだけどね
そういう考えが頭をかすめるように
書かれているなぁこの本は


さて 本編ではいよいよジョン・ハンターが
生きた人間の外科治療へ進んでいくところまで読みました
いやぁ ダークにして魅力的ですわジョン
それにねぇ この本の章のタイトルがまた
「え?それってどういうこと?」と
気持ちを引っ張る超キャッチーなコピーなんだわ
章タイトルの意味が分かって
振り返ると…
ホント 数奇な生涯だねジョン・ハンター 

お正月の一月一日

2010-01-01 23:10:15 | 雑記
12月は正直心身ともに大晦日までしんどかったっす

と…いうわけで
あれはなかったこととする(笑)

初日の出を見てから帰宅後
朝食 
筑前煮…きんぴら…いくらの醤油漬けで一膳
本日はなんもせんと本読んで過ごす 予定
…しかし 朝っぱらから久しぶりに
こまめにメールをポチポチ打っていた後遺症で
結局昼までメールをいじくって終わる

昼飯
餅・豆餅…砂糖醬油で海苔に巻いて4枚

おおそうだせっかくの正月じゃないか
昼酒だ昨年呑み残した純米吟醸がまだあったっけ
筑前煮を肴に1合…
「解剖医 ジョン・ハンターの数奇な運命」を読みながら~~~
というもくろみはみごとに打ち砕かれ

「ねーねー立読ちゃん これ見て
これねー恐竜モンスターなの
こっからねーんーとねービーム出して足になるの」

とまぁそんな具合に甥っ子の相手に終始
てけとーに相槌を打ちつつ酒は飲めるが
本が読めんー(T-T)
あのなRくんよ この本を正月に
家でゆっくり読むのを立読ちゃんは
ものすっごく楽しみにして
夏の高遠から帰ってから大事にとっておいたのだよ
という立読さんの事情など5歳時には通用しないんであった
やがて
「あのねーこれサンタさんが持ってきてくれたのー」と
取り出したのがドーナツが作れるというおもちゃ
「食べたーい」
姉が「ああそれね ホットケーキの素と砂糖と牛乳と卵でできるから」
ヲイおれに子守丸投げですかヲイ
「このね チョコのドーナツが食べたいの」
んむむむむ…確かに家にはホットケーキの素が
どこかにあったのを見覚えがある
砂糖は標準常備だ
卵は…年末の買い出しには付き合わなかったが
買っていないはずがない
しかし だ

Rよ残念だがジジんちにはチョコがないぞ

甥っ子Rくんのお目当ては正確には
ドーナツにかかったチョコであって
ホットケーキでも砂糖でも牛乳でもないのだ
どうする?
立読ちゃん一緒に買いに行って?
はっはっは~立読ちゃんはただ今酔っ払いなので
買いに行くには歩って(あるって)かにゃならんぞぉ
すると…「(姉)ほれほれ あそこに暇そうにゲームしている人がいるぞ ジジに連れて行ってもらえ」
「(ジジ)あにいうだ ジジはどんなチョコ買っていいのかわからん」
「(姉)だから 立読 一緒に行って買ってこい」
あう…わーかった わーかったよ
観念して近所のコンビニへ行きチョコゲット

タンタカタカタカタンタンタン♪
タカタカタンタンタン・タン♪

電子レンジで作れる簡単ドーナツキット~
今日の先生は~すでにええ感じに酔っ払いの立読ちゃんで~す
ドーナツ作りつつも残りのポン酒は手放しませ~ん
キッチンドラ~ンク
と まぁ ふざけた酒臭い先生ではあてにならんので
結局ママ(姉)もでてきて三人で
作りましたよドーナツ24個くらい
いやもう…ホットケーキミックスの甘い香りが…
台所中に広がって…
純米吟醸にこの上なく合わねぇ~~~(T-T)

出来上がりまでになんとか酒は飲みきって
ドーナツのトッピングに熱中しているRくんを
喜ばせようと紅茶の準備
さあさあ全部用意できました
みんなで(立読師的には マッド・)ティーパーティー
ま 紅茶と一緒にいただいたので
ええ ドーナツもおいしかったですよ

昼に餅を食い過ぎて
日本酒筑前煮で飲んで
んで砂糖たっぷりドーナツ食って
…立て続けに一日でどんだけリミッター解除してんねん自分…
と 少し遠い目をしながら(笑)


さて Rくん絶好調です
お昼寝もしないで遊びまくり
ジジ・ババ・立読ちゃんグロッキーです
立読ちゃんはそれでもRくんの嬌声を
ノイズキャンセルしながら
なんとかジョン・ハンターを少し読めましたけどね
目も頭もぐったり疲れました

して夕飯
ブリの照り焼き…ほうれん草と白菜のお浸し…筑前煮で一膳と味噌汁

1時間ほどレスト
寝るわけじゃないけど
横になって目をつぶってしばらくじっとする
…一時間後…
ふー…ふっかーつ

んじゃ やるか
ブログ更新 

初日の出2009

2010-01-01 22:19:42 | 雑記
あけましておめでとうございます 立読師です
本年も当 立読ブログ をよろしくおねがいします

いやはや 12月の更新がすっかり滞ってしまって
ホントはあんなことやこんなことを
書こう書こうと思いつつも
元来の怠け者
忙しい忙しい と多忙を理由に一行も書けなかった
多忙は怠惰の隠れ蓑 ですな
「後に回すからその分忙しくなって余裕がなくなるのですよ?わかりますか?立読師よ」
と えらい女神さまから御叱りを受けました
誰?それ? て 
我が内なる神のささやきですよ

と いうわけで
12月にあったあんなことやこんなこと の書こうと頭に刻んでいた記事は
この際全部脳の記憶ログから消去して
気持ちも新たに3年目を目指そうと思います


さ 言い訳で始まってしまいました立読ブログ
本編はこっからです

昨年の初日の出2009は
友人知人に(一部)好評だったので
お調子者の立読さん
今年も敢行しましたよ
レッツハヤオキ & ゴー K公園 トゥ ライド バイシクル!
もちろん大みそかは早寝です
紅白の結果はいまだ知らないのです(笑)

目ざましにたたき起されるAM5:30
命知らずの二度寝で再び目を覚ましたのが
AM6:00…セーフ…(汗)
胸をなでおろしてまだ寝ぼけ頭で
テレビを灯けると
東京ではすでに朝焼けが光光としてる中継映像
ちょっと焦る
しかし去年はたしか7時10分ころが日の出だったよ佐久市は
地軸や公転速度がそうそう大きくずれるわけがないじゃない
余裕余裕よ と出発は6:30に決める

しかしここからがもたくさしてるんだよなー
次の小節までお忙しい方は飛ばしちゃっていいよ
まずは…えーと…髪か?
髪を結わえて…それからえーと…?
ああ iPod…と……えーとえーと…
ああそうだった手袋はどこだったかな
ていうかもっと厚手のジャンバーがいるんだな
ええとええと手袋…ジャンバー…あ!帽子帽子…マフラー!マフラーはどこだ?
もたくさ身支度を整えているうちに
ようやっと頭も冴えてきて
おおそうだ この間友人から送ってもらった
リンゴの紅茶を持っていくか
ええとお湯…お湯…て湧いてねぇしorz
水道の「お湯」の蛇口をいっぱいにひねって
これでなんとか…(おいおい)
ふと時計を見ればすでに6:30を回っている
いかんいかん急がねば
ようやっとカバンを背負って靴を履いた瞬間に




………ぐっ…


……○んちしたい…



ここをがまんして
肝心の時に最悪のタイミングで玉砕するのはいただけない
時間は気になるが靴を脱ぎ散らかして
トイレに駆け込みうりゃあっと一勝負
年明け一発腸内をスッキリさせて
ふたたび時計を見やれば
ゲッ もう45分 いかんいかん
道路は昨夜の雪でパリパリのアイスバーン
しかし ま 長年のチャリンコ経験から
k公園までは坂道もないしイケるイケると
ようやっと出発

寒さで体は硬いし12月下旬は
多忙を理由にほとんど車に乗っていたから
ペダルが重い
しかし ま こういうもんだものなぁチャリってさ
と 気持ちは軽く
アイスバーンでコケないように
一定速度を保ってうんうんとペダルを漕ぐ
空はすでに明るくなっていて
太陽が顔を出すのもマジで時間の問題
公園に着き 去年と同じポイントに行くと
あ よかった まだ顔は出ていない

とりあえず焦る気持ちを静めるために
ぬるい紅茶を一口ゴクリ
リンゴ紅茶は思いのほか
リンゴのいい香りを漂わせてくれて
こりゃあいいわ とほくそ笑む
これで砂糖入れて甘くしてきたら
満点だったなーおいしいがおしい

写メもばっちりスタンバイして
後はひたすら待つ
…途中 「今年も見られますねぇ」と
あ…去年もあいさつしたおじさんだ
ははっ(笑)そうですねぇ

光が強くなってきた山の稜線を凝視し続けていると
だんだん山全体が光り輝いて見えてきて
後光が差してくるっていうか
…演劇で言うバックフラッシュ?
に見えて目がチカチカしてくる
うーきつい…そろそろ勘弁してくれ
しかし強い光を凝視し続け
少し空がガスっていたことも幸いして
太陽の丸い輪郭がくっきりと見え始めた!!!!!


おーーーし!!キターーーーーー!!!!!!!!!!


今年は手を合わせる前にすかさず写メでパチパチ撮影
そして後は心ゆくまで
太陽がすべての姿を現して
いつもと変わらぬいつもの輝きになるまで
ひたすら眺めいる
昨年は思わず手を合わせて願い事なんぞしちまったが
今年は…うーmmん なんか解った
こーゆうもんは
あるがままの美しさを愛でるだけが
救われる十分必要条件なんだな

「今の自分にはこの世界はくそったれだけど でも今日も世界は美しい」

早起きして 世界の美しさ をじっと見られたってのが
ある意味今の自分には一番の救いかもなー
なんてな(笑)
クサイこと考えて 
まだ凍っているアスファルトの上を
小学生みたいに滑って進んでから
チャリにまたがる
ゆっくり漕ぎだす
昨日までうつっぽく
泣いて重かった気持ちが
少し軽くなっていた

コンビニに寄って暖をとりながら
友人たちに初日の出メールを送りつける
ああそうだ 初日の出2010の記事を
ブログに書かなきゃな
なんて書こうか…
やっと2010年がわくわくと始まった!!