立読ブログ

立読師による一人語りのブログ 今後ともよろしう

読みかけの本の話

2010-08-22 22:01:50 | 
最近読んでるか?>自分

最近の読了報告を見ると
まぁ会社本ばかりで
それってつまり 普段読んでない?
…ちょっと背筋が薄ら寒くなりましたが

まぁ 手をつけて読む機会がなかなかつかめなくて
というのが大半
しかし購入はコンスタントに切れ目が無くて
(ここに書いてないだけで一箱古本市やダーリンから買ったり借りたりもらったりが多いんですよ)

今読中なのは

言葉を育てる 米原万里 や
死よりも悪い運命 カートヴォネガット とか
地衣類のふしぎ 柏谷 博之 や
物理の散歩道 ロゲルギスト

個人的にはこれらって結構硬めっす
時間をかけてゆっくり楽しみたい
とかなんとかいうて読み伸ばしにしている

ん? いかんぞ!

ココは一発 仕分けしてみよう
言葉を育てる は風呂本に読んでいて
最近の暑さで風呂につかることが無いもんだから
読んでないけど
よう考えたら あとがき 読んだら上がりやんこれ

死よりも悪い運命…うーん…
電車本におろしたんだっけ…これは…電車通学が復活するまで
寝かしとくしかないか?

地衣類のふしぎ は観察の実際にはあんまし役に立たない
ということで教科書的に読んでるんだけど
なんだ 教科書と割り切ればもっとさくさく読了するってもんじゃないか
実はこのシリーズの

身近な鳥のふしぎ 庭にくる鳥から街中、水辺、野山の鳥まで、魅惑的なさえずりと生態を楽しもう

を立読みしたところ
ほんとに地元で見かける普通の野鳥がわかりやすい写真で
見やすかったので実はひそかに欲しくなっている…
(図鑑買えよ)

物理の散歩道 あーうー…面白いんですけどね
たっぷりの紅茶と一緒に優雅に読むのに最適なもんで
そういう時間が中々取れなかったんだよな
一気にザクザク読むっつうより
雑誌掲載を楽しみに読むようにちょくちょく読まないと
こちらの理解力の要領を超えて脳内CPUがフリーズしそうなので
ザクザクジャブジャブ読みを決行するのが怖い

まぁ 多重債務者のように膨れ上がっている未読了本はこんな感じ


話し変わるけど
今これ書きながらこの間買った文庫本を膝に乗せているんだけど
どういうわけか 本が身体に触れていると安心する
やっぱり本と読書に飢えているのかもしれない 

読了報告

2010-08-22 21:40:06 | Weblog
読了しました会社本

パンとワインとおしゃべりと (中公文庫) 玉村豊男 中央公論新社

なにかもう一冊漫画を読んだような気がしてならないんだけど
いっかな思い出せない
そも 本当に読んだんだろうか?なにを?いつ?
それはさておき

玉村豊男氏によるおしゃべりエッセイ
料理のエッセイはどんなに言葉が舌っ足らずでも
読後に「食いたい!」と渇望させることができたら
それは成功なんじゃないかとおもうんだけどどうだろう

フランスパン特有の
しっかり咥えてかみ締められる香ばしい表面
しっとりとした中身
そこにあわせて食べるチーズの芳香…ああっ…

食いてぇ

来週末は給料出るしワインだな
円高還元セールだし
決定だな(笑)


期せずして
先日の戸隠行の記事で書いた
「なんだ?ここ?イタリアンレストラン?なんか玉村豊男な世界だねぇ」
とかとぼけたことを言っていたレストランが
本当に玉村氏が代表を勤める
ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー
だったことが判明 ありゃぁそうだったんですか
んじゃあ あそこはイタリアンではなくてフレンチだったのか?
またもや瞑想するわが無知


読了はしていないけど会社本にした

寝ても覚めても本の虫 児玉清 新潮社

けっこうキマスねぇ
本にはまってヒーロー・ヒロインに感情移入して
大いにエンタメを楽しむ児玉さんの
本へラァヴ(はあと)
が感じられますよええひしひしと

好感が持てるのは児玉さんが書き手として
本に溺れて一線越えちゃった彼岸の人ではなくて
本当に普通の一読者として 
いかにその本が面白かったのかはまっちゃったのかを
記述している点で
表現者としては中立なんですよ
一読者という立ち位置とテレビに出る表現者の間の
ちょうど中間でものを言っているので
変に上から目線でもないし
読者に妙にすりよったりしない
素直に本の話を楽しくだべる相手としては
いい人だよなあ
週刊ブックレビューの司会はベストマッチだわ
ブックレビューが見れないころは
児玉清といえば
「アタックチャァァァンス」の人だったけど
今は認識違いますよ
ブックレビューのおじさんです(笑)


そういえば今週のブックレビューに
川超人野田知佑氏が出演されていたけど
活字では饒舌に語る氏は 
実際は結構寡黙 ってことがうかがい知れました
いいの それがいいの
しかし他のゲストが「夏は冒険だ」に合わせて
冒険やネイチャー本を紹介していたのに対して
朝鮮戦争本を合評に持ってきたあたり
親分空気読めてません
いいの それがいいの
野田さんがツーリングカヌーに大量に本を持ち込む
相当の読書家であることは有名なので
まぁ あそこであの本を持ってくるのもね
むべなるかな
 

プチツーリングRoute 152

2010-08-16 21:15:02 | 雑記
朝6:30 目覚ましで起こされる
遊びに行くという日だけはすっきり
ベットから降りられるのはなぜだろう(笑)
軽くシャワーを浴びて歯を磨き身支度
つっても 単に諏訪まで高い買い物に出かけるだけじゃないか
つうわけで
いつもの遊び肩掛けかばんに
手ぬぐいと文庫本を一冊放り込むだけ
扇子や髪が乱れたとき用の「番長リーゼント御用達(笑)」の櫛やら
コケ観察ルーペ 双眼鏡は
今日は使わないんだろうけど 出すのも面倒なので
そのまま…かばん重っ…主に双眼鏡が(笑)
遊び用のポーチにケータイとiPodを入れて
財布と免許証は本日ズボンのポケット
7分ジーンズにサーファーデザインのTシャツとアロハ
頭には久しぶりに「トロさん帽子」(と呼んでいる)
これでバカンス気分を盛り上げる
「じゃあ行って来るね」と声をかけたら
家人から非国民並みのブーイング…気分が萎えるorz
浮かない気分のまま車に乗り込み
どんよりとコンビニで朝食
後ろめたい気分が晴れないまま142号から152号へスイッチ
山道のアップダウンとワインディングに合わせて
ハンドルを切りギアをシフトすることに気をとられているうちに
薄紙をはがすように嫌な気分から焦点がぼやけていく
物事を忘れるには別のことを考えるべし(by ロゲルギスト)
空は快晴 まだ陽も高くないのでエアコンは入れずに
窓を開けて涼風を迎え入れる いいねぇ
しかし途中で猛烈な睡魔に襲われて木陰に非難
小一時間仮眠 うつらうつらしているうちに
本格的に眠ってしまったようで
なんだかよくわからない夢を立て続けに見た
車から降りて身体を伸ばし ふ と後ろを見ると
オレンジ色のカミキリムシが愛車にとまっていた
その色に一発で惚れてしまいケータイの写メでカシャッ

仮眠のおかげで元気になって愛車を駆る
あっというまに白樺湖
そのまま茅野市を抜けて諏訪ICまで一気呵成に駆け抜けた
朝方にチェックしておいた道順の
チェックポイントになる信号もあっさりしっかりターンして
着きましたよ Mont Bell諏訪店
ああいや なんであえて諏訪まで?てぇと
まず佐久市に無いということと
友人Dからこの店は型番落ちのアウトレット品を売っているから
靴でもザックでもうまくすれば安く手に入るよ と
教えてもらったから
皮算用としては 

トレッキングシューズのええやつを
1万円ほどで手に入れられないかにゃ?

まぁ アウトドアグッズは基本好物なので
なにか機能的にオサレな小物でもあればそれもいいな とか
ああそうだ 日帰り行動で山でも町でも使えそうな
ディバックが一個ほしかったんだよなぁ とか
一人用のテントってこういう店だといくらくらいすんにゃろ? とか
そんなことを考えながら店内をウロウロしました

結論として やっぱりどれもお高めです
アウトレットの登山シューズも見つけましたが
残念ながらサイズが無かった…orz
気を取り直してターゲットをディバックに切り替えます
しかしー
なんでかいろんなところにかばんが展示してあって
なかでもなぜかチューブの出ているかばんが
目白押しにあって…いや オレ そこまでハードな運動しないから
と ウロウロしているうちに
なかなかハートをキャッチするカバンを発見
トレッキングに都合よく腰と胸も固定できて
町遊びで例えば美術館に行ったときなんかに
もらうのはいいけど邪魔になるパンフレットなんかを入れるんに
都合のよいポケットや 
双眼鏡 ルーペをしまっても邪魔にならないポケットもある 
おおいいぞいいぞのバッグを購入しました(カード…orz)
まぁ…せっかくきたんやしな?これくらいの出費は な?
本屋さんで6千円ポンと払うのは躊躇しないのに
8千円のディバックを買うのに鼻血を噴きそうになるのは
金銭感覚が狂ってますね>自分…orz

ともあれおまけで
愛車パジェ朗とコーヒー豆号に貼り付けてやろうと
ステッカーも購入
早速 パジェ朗の側面に小さな「岳 雲」のシールを着けてやりました
ああいや 最初は「岳」の字が「長」に見えたので
長くくもを引くように走れ というつもりで貼ったのですが
よくよくみたら「岳」で
まぁ… 岳 の 雲 でもなかなか清清していていいんじゃないか?
と 気を取り直してやや苦笑
ちなみにMTBコーヒー豆号には「楽」「漕」を貼ってやるつもりです
意味は…もうおわかりですね
楽に漕げたらええなぁ 楽しく漕げたらええなぁ(笑)

買い物の用も済んだのであとは帰途
152号線を逆にたどってぐいぐい上って下って曲がってくねって
BGMはiPodのシャッフルで
クレイジーケンバンドありクラシックあり米米あり
山崎まさよしありアフリカンドラムありぃの
まぁ一貫性の無いバーリトゥード(なんでもあり)

途中コンビニで昼餉を摂って
無事佐久に到着
時刻は3:00…か さて どうする?
夏休み最後の日の最後の自由時間
スタバで抹茶ラテトールシロップ抜きで

スタバのドリンクタンブラーがちょっと欲しくなっているんだが
ティーバックを抑えるゴムつきのシルバーが一個3千円ちょっと
おいおい…水筒が買えるじゃないかい
とりあえず今日のところはスルー

さて 抹茶ラテ飲みつつ
カバンからやおら文庫本を取り出して数ページ読む
児玉清のブッカーエッセイは面白いんだけど
時事放談的なところはちょっとなぁ…


明日からまたお仕事の日々
腹式呼吸でがんばります(なんじゃそら) 

購入記録 8月分

2010-08-16 17:15:43 | 
せっかくのお盆休み何処にも行かないなんてもったいない
…という内なるプレッシャーに負けて
出かけてきましたよ
諏訪まで…本当はその先の高遠まで行きたかったんですが
今月はスルー
諏訪のアウトドア用品店でディバックを買ってきました
まぁ これからこつこつ用具を買い揃えて
来年あたりからハイキングデビューしたいと思いますが
まぁ…予定は未定で未定は決定(笑)

さて 時間軸を戻してその2日前
自転車でいつもの行きつけの書店へ行ってきました
行きつけの書店というのは
中学生のころ「地の果ての書店」と呼んでいた書店でして
部活で疲れているのに気持ちの強さで
うんひうんひとチャリを漕いで行き
ぐはっと疲れきったところにあった書店だったからです
当時はなんて遠くまで来てしまったんだろうと
ドキドキしたものです

んで 今年のお盆は泊りがけでのお出かけは無しよ
だったので それでもなにか楽しむには…と
考えた挙句に
移動手段を車にするから時間をもてあますわけであって
ならばいっそ中学生に戻ってAll チャリで移動したら
どうだろう?
と思って「地の果ての書店」へ
あのころはなんだかずいぶん遠くに感じられて
疲れた記憶があるのですが
いや 実際この歳で行ってみると
案外たいしたことがない
まぁ時間はかかるんですが
自転車の気楽さや機動力のよさ
そしてスピードがちょうどなんですよね
何か他所事を考えたり余所見をしながら面白がって異動するのには
これは ちょっと発見でした

んで 書店にてはお目当ては夏の百冊 と 前から欲しかった
写真集を一冊思い切って買ってしまおうかと
ぐるぐる店内を回るといろいろ欲しい本が目に付きます
ああ あれも欲しい おお これはまだ生き残っていたか
いずれ 買うぞ待ってろよ
とかなんとかいいながら店内をぐるぐる回って
結局買ったのは以下7冊

さよならペンギン (ハヤカワ文庫 JA オ 9-1) (ハヤカワ文庫JA) 大西科学 ミギー 早川書房
もやしもん(9) (イブニングKC) 石川雅之 講談社
風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8) 三浦しをん 新潮社
サクリファイス (新潮文庫) 近藤史恵 新潮社
空は、今日も、青いか? (集英社文庫)  石田衣良 集英社
異国トーキョー漂流記 (集英社文庫) 高野秀行 集英社
空へ続く道 [大型本]  HABU ピエブックス


さよならペンギン は
買うか買うまいか迷っていたんですが
本の雑誌8月号の新刊書評のコーナーに紹介されていたので
なにかこう…応援していたインディーズバンドが
メジャーデビューを果たしたような感慨に打たれてしまって
購入…量子SF 読めるのか私に?

もやしもん~は
まぁでたら買うの漫画なので(笑)
多分日本の食料自給率を長谷川さんがバッサリやってるのが
載ってるんではないかなぁ と
まだ読んでないっす

風が強く~ と サクリファイス は
共にヨンダくんグッズ狙いで(笑)
しかし「ヨンダナ」はなぁ…使う機会があるのか?

空は、今日も~ と 異国トーキョー~ は
百冊のカタログ見て単純に読みたかったって本
ナツイチのストラップは正直あまりいらないんだけど
とりあえずもらいました
ハチメソウセキだったらいいなぁとか…不純~

空へ続く道 は
実を言うと私も旅先では つい まっすぐに続く道を
撮りたくなってしまう病に一時罹っていたことがあったもので
なにかこう…ああ おなじアングルで写真集出しちゃった人がいるんだなぁ
とは思っていたものの
さて ではいまさら買うか?と躊躇していた
しかし…どこまでも続く先の見えないまっすぐな道
真っ青な旅の青空
布団でめくるインドアトラベルにはいいかな と


さて 大阪梅田LOFTにあるヴィレバンで過日購入した本を

[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~ [単行本]

 富田伊織 小学館

嗜好のストライクゾーンど真ん中ですこういうの
しかもお値段1500円
ええ仕事しはりましたなぁ小学館はん
まぁこの低下価格は…ひょっとしたらどっかからの写真の寄せ集め
だからっだたりして と穿った見方もしてしまいますが
まぁええんです
なんかねぇ 骨格って 骨って それが支えていたもの
その上を覆っていたもの
それを想像するのがおもろいんです
…て ここで確実に皆さん引いてまいますが(苦笑)

学生時代のパソコンのデスクトップは
蝦夷ジカの頭骨標本でしたもちろん角付き
たまらんかったなぁ…(変態) 

999にはまってた話

2010-08-15 01:18:20 | 雑記
さてここ数日999にはまっていた うん
はまっていたとしか言いようが無い
BSのNHKで「全部見せます!」とかいいつつ
実は30話くらいしか放映しないで
実は予告編を全部見せますだった
銀河鉄道999特集
翌日の寝坊覚悟で眠気と戦いつつ
見られるだけ見てました
仕事中の脳内BGMは

目をぉ閉じて おもーいだすぅ 母さんのおもかげぇえええ
(略)メーテルぅぅぅ また一つ 星がきえぇるよぉぉぉ

ああ!もう!999原作コンプリートしてぇ!!
漫喫で読破!いっちゃう!?
…て テンションダダ上がりしてた

とりあえず
劇場版 銀河鉄道999 がちゃんと最初から最後まで観られて
少し治まった
しかし劇場版て今まで勝手に
テレビ版の続編でその後の鉄郎が再びメーテルと…
みたいに思っていたんだが 見事に勘違いしていたことがわかった
しかしまぁ あれはあれで アリです!!
自分的にはガンバの冒険劇場版クラスによくまとまっていたと思う
…て やけに斜め上から目線ですが

ついでに松本零士氏のインタビューや
メーテルにヤラレタ5人 として
島本和彦氏の熱いインタビューが見られてよかった
アオイホノオの999を語るシーンを読みたくなった

読了報告~もうお盆だけど7月分~

2010-08-14 23:53:38 | 
おおっとぅ

7月に読了したマンガ本
もうワンタイトル忘れてたあ!

荒野の蒸気娘(全4巻)(GUM COMICS) あさりよしとお ワニブックス

これは某氏に貸してもらったんだけど
あさりよしとおやっぱおもろい!
この面白さを一言で言えば

萌えとシットコムのコラボレーション(笑)

もし if もしもだよ?
可憐でけなげで(自称)かわいい年下の女の子に
「お兄ちゃん(はあと)」て呼ばれて
萌えない妹コンプレックスはいないでしょう
お兄ちゃん(はあと) アニキ! 兄上!
ああもう 萌え~~
そこへ冷や水をぶっ掛けるようだが
彼女は見た目実はごついごついごついいかついロボットなのですよ
可憐でけなげな少女の甘ったるく夢見がちな物語は
お涙頂戴のように無数にあります
しかしそこに でも実はいかついロボット という設定が加わるだけで
すべての話がシチュエーションコメディーになってしまう
彼女が一生懸命まじめに可憐な少女なことをすればするほど
萌えフェロモンを出せば出すほど可笑しくてたまらない
こういう技はあさりよしとおは本当にうまいです
ある意味漫画界の三谷幸喜と呼ぼう
まぁだから好きなんだけどね

もう一つのあさりよしとおのストーリー展開の特徴が
ギャグをスパンスパン決めながら
しかしシリアスな真実を少しずつ小出しにして
物語を進めていくところ
シットコムだからと面白けりゃあなんでもええ ではなく
ではなぜロボットにそんな極楽トンボな乙女の心を持たせたのか?
というところに
物語のキーを設定して なぜ? に
ストーリーで答える
こういう手法は 私はワッハマンあたりで
あ そういう風に話を進めるようにしたのか と
知りましたが
コアなファンはもっと緻密に
ココから!ていう分岐点を知っているんだろうなあ

カールビンソンではおとうさんの過去について
それっぽい手法はありましたが
漫画の本線まで乗っ取ってはいなかったと思うんですがどうか?


話は飛びますが
学研の小学生向けの科学雑誌はたしか休刊したんですよね?
あさりよしとおのまんがサイエンス
もう読めないんでしょうか・・・ 

遠方より友来たる~戸隠行~

2010-08-14 21:42:00 | 雑記
Dの家で目覚める朝
涼しくて心地よい 二度寝…ぐう
出発だよーと起こされて
おうおうと速攻で着替えて出立
本日は戸隠そば也 あーいや まちがえた
戸隠神社参詣也
Dの運転で一路戸隠を目指す
車やケータイの話に華を咲かせつつ
そして道に迷いつつ(笑)
しかしいいねぇワインディングロードは
ドライブ最高!
あーおれもいきてぇ~~つか行く!
お盆の休暇は高遠だあ!
なに?アウトレットのアウトドア用品店が諏訪にある?
よおし!そこも寄るぞ!
車中泊でプチ旅行だ!うおー!と気勢をあげるが…
(オチはそのうち後述)

戸隠着……て、なんやねんこの車は!この混雑は!
しかたなくスキー場まで登り
「無料」リムジンバスに乗り
(無料なのは駐車料金であってバス代は一人500円がっつりとられた)
まずは腹ごしらえ 戸隠そばだぁ!
まぁ どこがどう違うの?
と問われると困ってしまうのだが
まぁ 戸隠で食べれば良いんだよ
それが戸隠そばだようしらんけど(笑)

蕎麦を食ったら参詣だ
戸隠神社奥社目指して杉並木を進む
こういう時にありがたいのが友というもので
小さな生き物に目ざといM
生物好きにして博識Nの解説
山登りとトレッキングを始めたDの
突撃沢登り(笑)
見ていて飽きない
何よりありがたいのは
やあ こんなところにヒャクトリ虫が
やあ こんなところにみずみずしい苔が
おやまあ ここはなんて素敵な沢なんだ ちょっとよじ登ってくる
そんな調子なものだから
いっかな前へ進まない(笑)
ゆるゆるペースのおかげで
体力ゲージの減りが少ない
いいねぇこういう山歩きは

奥社に着いても観察は止まらない
「立読 双眼鏡貸して」
おう
「ヤマガラかなぁ…あれは…○○だ(ワシが忘れた)」
お参りどころじゃあない(笑)
とりあえずキリの良いところでお参りを済ませ
一応おみくじも貰う→小吉…微妙


下りはサクサク降りて
いやぁ 信州の山を堪能したねぇ と
一路長野市へ
NとMはこの後も松本へ向かうのだが
立読師は仕事の関係でここでお別れ
篠ノ井駅にてしなの鉄道に乗り
小海線に乗り換え…げっ帰宅時間23時過ぎるわ
まぁええか 機嫌良お過ごさせてもろたし
狙い澄ましたようにカバンに忍ばせておいた

寝ても覚めても本の虫 

を読み始める 面白い
これは良い感想が書けそうだ

車はDの家に停めさせてもらっているので
いつもの最寄りの駅より手前で下車しなければならない
暗い道を勇気が溶けないうちにiPod装着で
進み
うまいこと愛社と再会を果たせた
ラッキーである

ごきげんで程よく疲れて程よく眠い
腹の具合は八分目
この夜もよく眠れた


あ 翌朝は遅刻ギリでした(笑) 

ふいに夏休み気分~遠方より友来たる その1~

2010-08-14 21:40:38 | 雑記
8月某日

大阪より京都時代の同期NとM来る
同郷にして同じく同期のDの家にて合流
やあやあ と軽く挨拶を交わして
Dの運転で別所温泉へ行く

別所温泉?いやぁ…未だ行ったことがないなあ
などと嘯いていたがなんのなんの
着いてみれば毎年末お参りに行く北向観音が
別所温泉峡であった
Dの案内で公衆浴場へ入る
150円で入れると初めて知った
京都時代通っていた銭湯が250円だったんだが
安いじゃねえか(笑)

温泉はほのかに硫黄臭がする
温度にしてほぼ40℃か
熱いが心身に沁みるいいお湯だ
だべりながら浸かる
日頃身体の芯でパンパンに張っている緊張感が
ほぐれる ゆっくり

あがってみれば空気が清々しい
デトックス?(笑)
ちなみにこの公衆浴場
石鹸もシャンプーも置いてはいない
まぁ古き良き銭湯形態と思えばよいか
もちろん湯桶は ケロヨン だ(笑)

日本手ぬぐいが大活躍で
身体を洗うにも良し 身体の水気を拭うにも良し
そしてこれが意外と重要なのだけど
風呂上がりの火照った体をひんやり冷やしてくれるのだ
ありがたし気化熱!!

暑いねぇこういうときはかき氷だねぇ(笑)
ということで「氷」の旗がひらめく店内へ
お持ち帰り200円
冷気で鼻の奥がつうぅぅぅぅぅぅん と
痛くなるが旨い
今年の夏はかき氷(抹茶)とともに生きてゆきたいと思う
そう言ったところ
それは生ビールとともに歩む夏よりも健康的で大変によろしい と
褒められちゃったよ…(白戸次郎風)

公衆浴場をもう一軒入って帰途
海野宿を通って山をずんずん登ってゆき
着いたところは…どこだ?ここ?
なんでかワインの農場にイタリアンのレストランに連れて行かれる
なんだか玉村豊男な世界だぞおい
こういうお高めの店というのは
どうも怯んでしまうもので
きゅうぅぅぅぅと小さくなって黙り込んでしまう
友人たちが悠々堂々注文を済ませ
少々のパン チーズ(うまい!)
でっかいソーセージやら豆の煮たのやらの盛り合わせ
小指の先ほどのミニトマトが乗ったサラダを
これまた健康的にりんごジュースでいただく
最近の立読師的食欲ゲージには
少なめの量なのだが
まぁ ここはねぇ

海野宿の風情 レストランからの眺望
今まで知らなかった地元の
ステキングスポットを知った
惜しむらくは 次回どうやって
下戸のドライバーをゲットし
ワインを堪能すべく再訪するかが
実に難題であること


日も暮れて
「今日はどっかんしょだよ!」
とテンションの高いDの陽気に
フラフラと小諸の盆踊り どっかんしょ祭りへ
祭りはまさに佳境を迎えており
千鳥足に踊っているおっさん蓮の中へ
飛び入りで混ぜてもらい
どっかんしょっ どっかんしょっ 
柄にもなく踊ってしまった
ちょっと恥ずかしいが 
楽しそうに小さな体を大きく動かして
前を踊るDを見ていると
なんだか悪くない気がしてくる

踊りも終わって
小腹がすいたね と ラーメン屋へ行く
この陽気に風呂であっちっちぃに温まり
どっかんしょと汗を流した体で
入ったラーメン屋のメニュ
生中セットを素早く見つけた立読師

はい!先生!今宵はビール厳禁なのでせうか!?

全員の総意を図ったが…
なんと75%の回答が「お酒はそんなにのめない」
…orz
昼間かき氷とともに生きると
宣言した人はどこですか(苦笑)>自分
「ええよええよ 飲んでもええのよ」
皆の笑顔は女神のようだ
というわけで生中1杯

そして深夜
Dの家にて二枚の敷布団に川の字+1に並んで就寝
気楽にたくさんしゃべれたことと
緊張感がほぐれたこと そして
久しぶりに涼しい夜だったことが幸いして
安心してぐっすり眠る

休日日記

2010-08-01 05:24:18 | 雑記
7月某日

上田市の図書館へ本を返しに行く
結局一行も読まなかったというのがorzなんだが
まあ…いい
敗北感もつかの間
今月借りると夏季休業の関係で次回返却日が10月1日
おお!
何かに挑戦しようとまたぞろ立ち上がる
数理生物学の本と生物統計の基礎の本を借りる
おやっさん オレは…やるぜ…  ジョーーーーっ
図書館の自習室は前期過程のペーパーテスト対策の学生が
今回も おおっ と多数居る
そのせいなのか冷房が快適に回っているではないか
前回来た時は全然冷房効いてなくて
集中力の限界っつうよりあづぐでもうがまんできない
とホウホウの体で逃げ出したんだが
なんだよーやればできるんじゃないか
快適な空間で調べる読む読解する理解する覚える楽しみを堪能する
いい感じに乗ってきたところで時間切れ


7月某日

夜 市立図書館にて
「夜の図書館」というイベントに出かけてみる
実を言えば少し風邪気味で昼間薬でぐっすり寝ていたので
まだ少しふらふらするんだが
夜間開館は初めてのことなので
ものめずらしさでテンションがあがって出かけずにはいられなかった
ようするに6時半の閉館時間を延ばして9時まで開館している
ということのだけなのだが
それでも「おとなの読み語り」という朗読会も催していて
まぁたまにはこういうのもいいよな とか
上から目線で思ったりしたが
休憩時間にオカリナやハーモニカの奏者がでてきて
夏休み とか 浜辺の歌 とか ふるさと なんて曲を
「さんはい♪」とやるとにわかに歌声図書館が出現し
ママさんコーラスのような甲高い声と野太いカラオケ地声が仲良く♪はるかな尾瀬ー♪
とか歌っている もちろん私も歌ってしまう
老人ホームでは昼間みんなで歌を歌っている とか
歌声喫茶ブーム とか
そうか みんなこの感じが なんかいいなぁ てはまってしまうのか

7月某日

午前中はBSでゲゲゲの一週間分をつい見てしまい
観賞後はそのまま昼飯の仕度と片付け
ふと 来週の週刊ブックレビューが気になって
サイトで調べてみたら夏は冒険だ!と称して
コメンテーターに野田のカヌー親分が出演予定とあった
これは観ねば

午後 病院へ親戚のお見舞いに出かける
なぜか 夏!満喫! カモン暑さ! とテンションがあがり
病み上がりだというのに7キロ先の病院まで
自転車で出かけてしまう 阿房
雲行きが怪しかったが 案の定夕立
タイミング的に建物の中に居る間に降ってくれたので
ずぶ濡れることは無かったが
途中でふと立ち寄ったおしゃれ系アウトドアグッズの店に
入った時に降りだされたのには参った
ちょっと店内を一周物色したらさいならとでるはずだったのが
このじゃじゃぶりでは出るに出られない
しかたがないので店員さんにじっくり話を聞いてしまい
いや 黙っているのも気詰まりだったもので
んで 手持ちに500円しかなかったのに
つい 3000円ほど買い物して帰った
来月の給料が入ったらすぐに振り込もう… 

読了報告7月

2010-08-01 04:21:29 | 
ううん なんてこった 7月全然更新してないや
雑誌で言うと「○○はしばらく休載します」だね

読んだ本あるよー
あいかわらずぐうたらに休日を満喫しているよー
旅行にも行ったよー
ただ 書く時間が中々取れなかっただけ
いかんねぇそういう言い訳を言うようになっちゃあ(笑)

後でまとまった時間にじっくり書こう

これが罠
そう思い始めるってのはブログフェイドアウトの予兆だよ
いや おいら的には だけどね


とりあえず 何から話そうか
やっぱり読了記録だな
7月に読了した活字本は

江戸へようこそ(ちくま文庫) 杉浦日向子 筑摩書房

こんだけかい!
しかも会社昼休み本…orz
いやー読みかけはあるんだけどねぇ
コンスタントに読むクセが抜けてしまったようで
読みかけが溜まる溜まる…
これもまた「後でまとめて…」の功罪だねぇ
おっと気を取り直そう 感想だ!
読んで肌で感じたのは

江戸ってぇのは見えない形だけど確実に現代と地続きなんだなぁ

粋 とか 野暮 とか 意固地 とかとか
言葉で定義に昇華させなくても知覚で解る
なんとなーく解ってしまう江戸の人の心意気
それってつまり 過去の人間である彼らの行動に
現代の僕らの情緒が共感できるからで
それがつまり 過去の人間と現代の人間は地続きだってぇことなんじゃないかなぁ
なんてな(笑)


漫画は…えーっとなに読んだっけ

ヴィンランド・サガ(9)(アフタヌーンKC) 幸村誠 講談社

あいかわらずトルフィン目ぇ死んでます(笑)
でもなーぜか底辺に沈んだ卑屈さが見えないんですよねぇ
まぁ前向きというより無気力だからこそなんでしょうけど
その対極が同じ奴隷仲間エイナルで
この巻でエイナルがなぜ奴隷になったのかがなんとなくわかります
そしてトルフィンと真逆に前向きで未来に希望を持ち
同じ奴隷であるトルフィンを友と呼ぶ テレながら(笑)
おそらくトルフィンをこの奴隷篇で引っ張っていくのは
人間くさい彼なんでしょうね
幸村さんエイナルを殺さないでください(笑)


漫画をもういっちょ

少女ファイト(7)(イブニングKCDX) 日本橋ヨヲコ 講談社

練のトレードの陰謀を軸に
今巻はストレイドックスの魔女中の魔女 キャプテン犬神鏡子の
傷が
少し露になります
ああ だからこそキャプテンは練に肩入れしてしまったのかもしれない
と まぁ 納得なお話
キャプテンの傷 自分に降りかかるトレードと取引
それらに対する練の出した答えは
黒曜谷の仲間や友との出会いがなければ導き出せなかったであろう
実に爽快にシンプルなものでした
ある意味 自分の人生を左右するかもしれない決断を迫られたとき
大人になると回りの事情に気をとられすぎて身動きができないまま
流されてしまうところを
練は高校生という若さゆえに 周りのノイズをそぎ落として
一途に考えられた答えだとも思います
試合中のきめ台詞が正直臭いなぁ と赤面しましたが
スポコン漫画ですからね まぁ許容範囲のうそ臭さでしょう
もう一つ
この漫画は高校生の成長物語の楽しみもあるのですが
登場人物の意外な因縁やつながりが徐々に明らかになっていくのも
もう一つの楽しみになってきました。


さてラスト

岳 みんなの山 12(ビックコミックス) 石塚真一 小学館

山超人三歩 はあいかわらずです(笑)
今巻立読師がグッと来たのは
クミちゃんがいっちょまえの山女になっていたこと
「トレーニングをかねて」とか言って
三歩のキャンプまでザクザク登ってしまったり
要救を探すために山道を走って登っていったり…て
一巻の登場のころからしたら
えーらい成長っぷりじゃないですか!
やーザックでなくても惚れますよこれは
そして要救と口論してしまい凹む話には
彼女の周りの人々の見せない優しさに気づいたシーンに
グッと来ました

岳 を読むと
山に登る人やその家族にはその数だけの事情というか
ドラマがあって
それが傍目にはどんなに よくある話 であっても
だからといってけしておろそかにしていないところが好感をもてます
そしてよくある話的にベタな表現をしないところもナイスです