立読ブログ

立読師による一人語りのブログ 今後ともよろしう

ブック オブ ベストテン2010~漫画部門~

2010-12-31 21:56:09 | 
はい!漫画部門です!
今年はメモリアルなもの祝儀的なものを中心にまとめてみました

1位:きりきり亭主人 1巻 (ニチブンコミックス) きくち正太 日本文芸社

2位:テルマエ・ロマエ (BEAM COMIX) ヤマザキマリ エンターブレイン

3位:アオイホノオ (ヤングサンデーコミックス) 島本和彦 小学館

4位:ぼくらのカプトン (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル) あずまよしお 小学館

5位:バシズム 日本橋ヨヲコ短扁集 (講談社コミックスデラックス) 日本橋ヨヲコ 講談社

6位:鋼の錬金術師(ガンガンコミックス) 荒川弘 スクウェア・エニックス

7位:のだめカンタービレ(KCKISS)二ノ宮和子 講談社

8位:岳 みんなの山 (ビッグ コミックス) 石塚 真一 小学館

9位:少女探偵金田はじめの事件簿 (ジェッツコミックス) あさりよしとお 白泉社

10位:ヴィンランド・サガ (アフタヌーンKC) 幸村誠 講談社


ああ そういや のだめ の最終巻の感想とか
漫画サイエンス12 の感想とかかいてないなー
ま それは追々 ね 閑話休題

んで本題
第一位! きくち正太復活オメ!
しかもぶら雲センセ!!
第一話目の啖呵になにか吹っ切った 
つか ぶちきれた感がサイコーでした(笑)
んで二位には今年一番「なんじゃこりゃあ!」と驚かせていただきました
もう ね これは聖☆おにいさん以来の衝撃
古代人キテマスねー
んで 漫画家ネタでは一番身を削って描いてんじゃないでしょうか(笑)
バクマンもいいですが立読師はこれをアニメ化して欲しい(笑)
んで 笑いのヒットをイチロー並みに積み重ねて
気がつけば殿堂入り ぼくらのカプトン
5位はまじめにランクイン バシズム!
魂を共感で揺さぶってくれました 日本橋ヨヲコは良い!
6位7位は最終巻フィナーレをお祝いして
特にのだめはブログであまり取り上げられなかったので
お詫びもこめて6位に
ハガレンは…もうなにもいいますまい…買うよ 文庫になったら(何時だよ…ヲイ)
岳 の8位入りは ま ほら 来年映画公開だしネ
ご祝儀ご祝儀
9位は今年読んだあさりよしとおから一タイトル選んだらこうなりました
ええ もう 悪趣味とか言われてもいいです はい
んで 10位は 10位ですが! 今後の期待を込めてヴィンランド・サガ!
今は覇気0ゲージのトルフィンですが
やればできる子です
彼の積み上げてきた潜在能力が良い方向への成長に花開くことを期待します



と いったところが今年のベストテンです
毎年の言い訳ですが
今年出た本のベストではなく
あくまで今年立読師が読んだ本のベストテンですし
えーいろいろ言っても本の雑誌のベストテン並みに
けっこうええかげんに順位を決めていたりもしています
何であの本がないの?とかお怒りもありましょうが
そこはそれ ひとつよしなにアンドロメダ星雲級の広い心で
せめて瀬戸内海くらいの広い心で
笑って流していただけると幸いです
それでは最後にお約束の警告です

「出版社各位はこのベストテンを帯に流用しないように!!(笑)」



はい~~~~~
てなところで立読アワー立読ラジヲ
本日はここまでです
シーユーネクスト…年が明けたら(笑)お会いしましょう~
では 2010年最後の曲は
東京スカパラダイスオーケストラで「Better Days Gonna Come 」
を YouTubeでそれぞれお楽しみくださーい ばいばーい
スパン ズーン チャチャッチャー タン タン タン チャっチャラ~ チャララチャラ~…♪
 

ブック オブ ベストテン2010~小説部門~

2010-12-31 21:54:11 | 
はい! 小説部門です!
振り返ると今年は小説が一番豊作だったかもしれません
楽しませていただきました
では 順位は以下

1位:さよならペンギン (ハヤカワ文庫 JA オ 9-1) (ハヤカワ文庫JA)  大西科学(著)ミギー(イラスト) 早川書房

2位:風が強く吹いている(新潮文庫) 三浦しをん 新潮社

3位:蒼路の旅人(新潮文庫) 上橋菜穂子 新潮社

4位:NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』上巻 (単行本) 丸山 知子 (著), 長川 千佳子 (著), 田辺 聖子 (監修)
NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』下巻 (単行本(ソフトカバー)) 田辺 聖子 (著), 丸山 智子 (著), 長川 千佳子 (著)
共に 講談社

5位:サクリファイス (新潮文庫) 近藤史恵 新潮社

6位:Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉 (文春文庫)  石田衣良 文藝春秋

7位:MUSIC(単行本) 古川日出男 新潮社

8位:サイパンから来た列車―棟田博兵隊小説文庫 (光人社NF文庫) 棟田博 光人社

9位:新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1) 森見登美彦 祥伝社

10位:クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))  A.A.ミルン (著), E.H.シェパード (イラスト), Alan Alexander Milne (原著), Ernest Howard Shepard (原著), 石井 桃子 (翻訳)


さて、共感か 感動か 歓びか
1・2・3位はどの感情を優先するかで決まりました
やはり小説は読んでる最中が楽しくなきゃね
読んでいて愉快になってくる 先を読むのが楽しくて仕方がない
歓びに震えながら読めた小説 を一位にさせていただきました
大西科学 三年越しの1位獲得です
んで お次は共感の小説を入れさせていただきました
風強 まぁ正月の駅伝が楽しみです
そして三位に感動作を 
守り人シリーズ最終章への導入
来年の発売と読了を期待しての三位です
4位はやっぱり強かった!おせいさん!
連続テレビ小説 芋たこなんきん が立読師どんだけ好きなんだ!
そして一気読みさせてくれた面白本
これがミステリだというのなら 文句なしで
今年のミステリ大賞ですサクリファイス!
んで 本来MUSICはもうちっと上位に行くはずだったんですが
それを抑えてIWGPシリーズキター!
うーん これは…内容云々というより
読了のタイミングですね 読後の熱量がIWGPが少し勝っていた
MUSICはビートを刻みながら読む本という
新しい読書スタイルを提示してくれましたが
いかんせんベルカ~の世界観が圧倒的だった分
うーん…と下位に沈みましたごめんなさい
さて8位 サイパンから~
今年は初めて終戦を意識して戦争モノを読みました
自分史的にメモリアルな一冊です
来年からは8月には一冊こうして戦争モノを読もう
なんか そう決めちゃいました
んで 9位10位 ブービーにプーさんを考えたんですが
いや それはさすがにまずいか? と
青春のカサブタイタガユ小説を書かせたら日本一のモリミーを9位に
いやもう 読んでてあまりの痛さに
いや 内容が痛いんではなく読むほどに心当たりのある
我が青春の恥ずかしい擦り傷とかモラトリアムとかあれとかこれとかを
思い出してしまってああもうイタイっ
という後ろめたさで9位
んで 10位はあなどれまじプーさん
深い哲学の世界へいざなってくれそうです
つかそうとしか読めん

 
といったところが小説部門
さて 次項でラスト 漫画部門です

ブック オブ ベストテン2010~エッセイ・ノンフィク・その他部門~

2010-12-31 21:52:33 | 
はい! まずは
エッセイ・ノンフィク・その他部門!
何も言わずにまずはみてくれ!


1位:解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 (単行本) ウェンディ ムーア (著), Wendy Moore (原著), 矢野 真千子 (翻訳) 河出書房新社

2位:精神のけもの道―つい、おかしなことをやってしまう人たちの話  春日武彦 (著), 吉野 朔実 (イラスト) アスペクト

3位:寝ても覚めても本の虫 (新潮文庫) 児玉清 新潮社

4位:ワタシは最高にツイている (幻冬舎文庫) 小林聡美 幻冬社

5位:三谷幸喜のありふれた生活8 復活の日 (単行本)  三谷 幸喜 (著)  朝日新聞出版

6位:北京大学てなもんや留学記(文春文庫)谷崎光(著) 文藝春秋

7位:帰ってきちゃった発作的座談会 (単行本(ソフトカバー))  椎名 誠 (著), 沢野 ひとし (著), 木村 晋介 (著), 目黒 考二 (著)  本の雑誌社

8位:世界は分けてもわからない (講談社現代新書)  福岡 伸一 (著)  講談社

9位:20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 ティナ・シーリグ (著), Tina Seelig (原著), 高遠 裕子 (翻訳)  阪急コミュニケーションズ

10位:日本百低山―標高1500メートル以下の名山100プラス1 (文春文庫) 小林 泰彦 (著)  文藝春秋


1位2位は期せずしてお医者さん繋がり
しかし解剖医ジョン・ハンターは名著です!
実験科学系大学生ぜひぜひ!
そして精神のけもの道も
なにか最近閉塞感を感じている人にはオススメ
それはひょっとしたら精神のけもの道を歩んでいる最中なのやも…
とまれこの本の「精神のけもの道」は
今年気持ちの奥にすとんと 腑に落ちた言葉ですので上位にランクイン
今年のベストテン傾向としては気持ちをぎゅっとつかんでくれた
キャッチーな内容の本から決めていったんですが
寝ても覚めても~は本と読書への愛情に
いっちシンパシーを感じたので三位入賞パチパチパチ
さて 今年一番笑わせてくれたエッセイを4位に押させていただきました
なんかねー 笑いを求めているのよ うん
んで なんで脚本の旦那さんより女優の奥さんのエッセイのほうが
上位なのよ?と問われると
あー…いや 深い意味はありません
あ ほら 去年のアカデミー賞でも
元旦那さん監督の「アバター」より元奥さんの「ハート・ロッカー」が勝ちましたやん
それにあやかって(苦しい言い訳)
北京大学~ は所謂一つの 池上彰効果
中国人が身近に感じられる「はぁ~」というなるほど感
今年のメディア各社による中国人キャンペーンを
横目に眺められた功績で 
でも情報は古いんだよねという点で6位に入賞
7位はもうここしか入れられなかった(笑)
我が愛すべき本の雑誌社オジの面々よ フォーエバー(笑)
んで まじめな本だけどやっぱり底力があるのよね で
福岡伸一博士が第8位
今年は経済本が世のベストセラーに名を連ねて
それにけっこう乗っかったので
そのなかから一冊…と選んで第10位をこれに
いや なんかここでドラッカーにしたらベタ過ぎかな と


といったところが立読師的ストライクゾーン
エッセイ・ノンフィク部門のベストテンでした…て
しかしよー考えたら読了報告を追いかけた結果
ただいま重宝している図鑑関係がまったくノーマーク!
おお これはいかん

次点として図鑑を二冊

地衣類のふしぎ コケでないコケとはどういうこと?道ばたで見かけるあの“植物”の正体とは? (サイエンス・アイ新書)  柏谷 博之 (著)  ソフトバンククリエイティブ

身近な鳥のふしぎ 庭にくる鳥から街中、水辺、野山の鳥まで、魅惑的なさえずりと生態を楽しもう (サイエンス・アイ新書) 細川 博昭 (著)  ソフトバンククリエイティブ

ええ 新書 なんですけどね
しかしこれは入門教科書的に端から読むより
超簡単ポケット図鑑的に重宝しています
ホント 身近にいる奴らの名前を同定するとき楽に引けるんで
便利に使ってます
お散歩のお供に最高です
ま 使い方は人それぞれってことで(笑)


さて それでは次項 小説部門 いきます

 

ブック オブ ベストテン2010~前振り~

2010-12-31 21:49:37 | 
えー今年もやってまいりました
個人的行事
その名も 「立読師的本のベストテン」!
いやー 今年どんなの読んだっけ? と
過去記事からタイトルをピックアップしてみたんですが

エッセイ・ノンフィク
21タイトル

小説
12タイトル

漫画
18タイトル

オレ的には少なっ 
一年目のベストテンのときレベルに本読んでないわ
特にエッセイノンフィクションその他が圧倒的に減ってます
逆に小説はここ数年十冊代を横ばいしてますね
主に会社で読んでるってのが大きいです
そして今年は漫画の読了記録を少ない更新数の中
それでもまめにこなしていた点 オレ的に高評価(苦笑)
いやぁ これは…選ぶの楽だわ
来年もこれくらいの読書量だったらベストテン作るの楽だろうなー
やりがいないけど

さて そんなところで毎回通り
「エッセイ・ノンフィク・その他」
「小説」
「漫画」
部門ごとにベストテンを出していこうと思います

さて その前に今年の読書を総括してみます
読書量が減った一因は
家で読まなくなったってのがいっちですねぇ
本も読まずになにしてたんだおれ…呆然としております
まぁ精神的に心穏やかには過ごせなかった一年であったのだな と
読む余裕はおろかブログ書く余裕すら失っておりました
なにがあったんだか…あれ?思い出せない…思い出せない?思い出したくもない?(笑)
しかし 心救われる思いをした記憶に残る本は今年も確かにありますし
逆に去年の「修行」のような難読本は避けてますね
今年は体力温存の「冬眠型」な読書傾向だったんでしょう
来年はどうなることやら
不安と期待ハーフ&ハーフです はい

読書量は減ったんですが
今年は異例に本を入手しまくりました
特に一箱古本市やダーリンからの課題図書がどんっと増えて
学生時代の終わりと共に終了したはずの
「読植物」の栽培再開…現在すくすくと40センチの株が
二株…未読として
風呂本のストックとして…50センチほど…成長しております
ちょっと末恐ろしいです 特に風呂本が…

あーそれから 今年の心残りを一つ
サラ先生すいません 誰寝(14)猫寝 共にいまだ購入しており真篇
欲しいんですけどねっ もう…コクホで給料があっという間に…(T-T)
それから おせん(13)も 
ゆうきまさみ年代記 も ああ 欲しいのに…orz
ああそれからハーバード特別授業講義録やらあれやらこれやら・・・
いや これらは読めれば良いんであって買いたいわけではないんですが

来年の抱負は
読みたい本を好きなだけ読めて ほんでちょこっとお酒が飲めれば それで幸せ
これだな 基本に戻ろう(笑)


てな前振りで引っ張ってしまいました
次項よりベストテンです(笑) 

一人飲む酒

2010-12-31 16:00:41 | 雑記
さて 年末ですよ奥さん
大掃除終わりましたか?
おせち 作ってますか?
ガキどもへのお年玉に余念はありませんか?
受験生よ!今日と明日くらいはスイッチオフだ!
切り替えて脳と気分をストレッチしようぜ

と いうわけでぇ

オキラク自堕落立読師アワー
立読ラジヲ~♪ 
本日は更新祭りにて
手慣らしに先日の一人忘年会の夜の話です
OPは明るく踊ってまいりましょう
ABBAでMAMMA MIA!より「ダンシング・クィーン」
La~~La~La~ LaLaLa La~La~La~♪

仕事納めも終わって 大掃除もあらかた済んで
いくぞ今夜はオールナイっ
このがちごちに凝った首肩腰方面を
マッサージしつつ漫画読みつつテレビつけっぱで酒飲んで…
とまぁ ようするにいつもの漫画喫茶なんだが
家を一歩でて「ゲッ」と固まる

…雪……

かんべんしてくれよー 工場予約でいっぱいで
スタットレスに変えてないんだよー(泣)
まぁ 凍ってないみたいだから未だ大丈夫…だよな と
下駄履きからとって帰って靴に履き替えて出発
幸い道路の雪はまだ積もるほどではなく
行き交う車に蹴散らされて 水 であります

大掃除でついた埃を風呂に浸かって洗い流して
あったかさっぱり 
こーゆう夜は なにでいこうかねぇ(笑)
ビール…永ちゃん式に泡立ちクリーミィプレミアムモルツ か?
しかし ワンカップ大関でセブンのおでん というのも捨てがたい
しかし正直に白状すると
ここんとこ某事情により禁酒していたので
なにかこー「飲んだらうまいし楽しい」という
パブロフ立読師的刷り込みが(激しくいろいろ混同)
脳の中でうっす~くなってんですわ
したがって酒類コーナーの前でもいまいちこー…
気分が盛り上がってこないんでございます女王様…てMか!?
しかししかし 普段のビンボも今宵こそはと
ええい! と買い込みました

プレミアムモルツ
琥珀エビス
ワンカップ大関
さてさてそうなるとつまみの算段です
酒はモルツからスタートしてじわじわとエビス方面へ
そして止めにワンカップ大関 というところ
ワンカップを柿ピーで というのは ウマイがわびしいので
まずはモルツを幸せの熱々たこ焼きと共にいただいた後 柿ピーをエビスと共に飲って酔いを伸ばしたところ とどめに反則技で春雨スープをアチチっと作りワンカップ大関を冷で!
よし! それでいこう

食材を買い込んでいつもの漫喫へ

さっそくマッサージチェアにかかって
おっと忘れるところだった
どっかのホテルで無料サービスにもらった潤いパックを
こういう機会に試してみる
ペタッ
…えーっと…目 は…こっからだしていいんだよ な
んで? 口の穴は? これ か?
そーすっと鼻の穴は…ピタッ    フグッ(O‥○;)” 息ができませんセンセー!!
ぶはっとなんとか定位置につけられて
こえー パックこえー(・◇・|||)”
人生初パックでした

パックすること10分 なんだか惜しいような気もするが
とってみたら なるほどうるうる
でも数秒後にはもうかさかさだったけどね

さて パックも試用してみたことだし
改めまして「今年も一年がんばった!」と一人乾杯
あー やっぱうめぇ 
ビールがうまい!たこ焼きもいい勝負をしてうめいうめい と
わしわし飲んで食って
その間ずっとマッサージ受けて
う゛う゛ぁああああああ~~きもちええ~~ぇぇぇぇぇ
一年間のコリを力ずくでふんじ張りました
いやー マッサージ終えたら肩が軽い軽い♪うひょー♪

ご機嫌で深夜パックに切り替えて
今度はエビス柿ピー方面へ
ほろ酔い段階での柿ピーはこれまた結構なもんで
かみ締めるとこれもまた旨い 誰だよわびしいなんていったの
と これまたご機嫌にエビスロング缶二本完飲
さぁ 夜も更けてきた
ピッチを上げてさっさとアルコールを分解しないと
ぼんやりしてきた頭で春雨スープを作り
ワンカップ大関を ッツピっと… すかさず春雨をつるっと…
うーめーいーーーーー(// ̄▽ ̄//)
いやぁ寒い夜は暖かい肴にかぎりますなぁ 
お酒が進む進む
すっかり温まってリクライニングをいっぱいに倒して寝オチ ぐう・・・

ふ と目を覚ますと朝の6時
まぁ深夜0:00に12時間パックで入ったので
お昼までリミットがあるからいいものの
~~~っ痛””
キタ…二日酔いだ 頭イテ
やっぱ ラストに日本酒はまずかったなー とか思っても
飲みすぎは過去形でしかわからない
まぁ昼まで寝てれば楽になるだろ と寝返りを打つと今度は
~っぐ…お腹 痛い……生理痛だわ…
あーそういや今日で二日目か…やっぱちゃんと布団で寝ないと
クルナァ…
痛みに耐えつつなんとか梅昆布茶でアセトアルデヒドを攻撃しつつ
マンガ本を読むことで神経を痛みからそらす
つか さっさと帰って薬飲んで布団で寝たほうがいいんでないかい?
と 正しい目をした心の立読師がいうのだが
動く気も起きないくらいつらい
時間が許す限りこの状態でじっとしていようモードである阿房であるぞ
青くなったり赤くなったり冷たくなったり温まってきたりを繰り返しているうちに
どうやらアセトアルデヒド方面は酢酸へ昇天した模様
っしゃあ 最後の梅昆布茶をすすって
ハガレン17巻まで読破したところで退場

自宅に帰るやソッコーで痛み止めを飲んで布団へ
夕方4時ごろまで死んでました
お布団って偉大だなぁ


ま そんな振り返ると最後は苦痛が残る遊んだ日でしたが
ええ もうちょっと 遊び方を考えないといけませんね
例えば生理中に漫喫で夜を明かさない とか


さ 立読ラジヲ 休憩を挟んでまだまだ続きますよ~
次回更新は 毎年恒例「立読師的ベストテン」
今から過去記事さかのぼって選考して記事書いて…て
時間食いますんで それまで皆様お好きな曲を
YouTubeでお聞きください(笑)

とりあえずの中継ぎ曲はこれ
指揮:カラヤンで「ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」」
ま 大晦日ですから(笑)
チャーーーーーーーチャチャチャチャチャチャチャ チャッチャッチャっ♪

読了報告~IWGP-Ⅶ~

2010-12-31 14:35:48 | 
はいたい 立読師です
いやぁ~…今年最後の日になって
ようやっと今月二度目の更新 しかも読了報告
気のせいかね 
年々年末年始の休みが休みでなくなっているような…
遊んだの一日だけであとはもう…
ま そんなんわさておき
みなさまこの一年どないでしたか?
全体的にパッとしなかった方
なんとなく ふつう? みたいな? だった方
まぁ馬馬虎虎…ぼちぼち…だった方も
お疲れ様でした
来年こそは好好是良日にごきげんで過ごしたいものですね
んで いつもの読了報告今年最後の一冊は文庫です

Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉 (文春文庫)  石田衣良 文藝春秋

ええすいませんねぇ のっけから謝っちまいますが
いくら文庫版で読んでいるといえ
最新刊は「非正規レジスタンス」だっちゅぅに
いまごろ 冬戦争… はっはっは…( ̄▽ ̄;)
まぁいいか 感想行きます

今回は良い! なにが?って 解説が
いや もっとピンポイントで言うと
解説でキーワードになっている

「キレるな!閉じるな!池袋で会おう!」

という 石田衣良本人によるコピー
このコピーこそがIWGPシリーズを貫いている 
と持ってきた書評家(お名前忘却)さんに拍手!
私不肖にもどこで涙腺のツボを押されたかって
この解説…/( ̄▽ ̄;)
いや 肝心の本編がいただけない というわけではけしてないんですが! が!
なんというか…似非社会学者面をして
今現代人の心が求めているものはこういった…云々 とか
んなこと言うなよーって 思った
自分が動かなきゃな って思いましたよええ

救いを求めるならリアルな人間に求める
助けを求めてる奴にはリアルな手を差し伸べる
それで100%ハッピーになれる保障はまったくないけど
求めた手の先には必ず誰かの手が待っているんじゃないかい?
届かなくても差し伸べるだけでもその手にはできるんじゃないのかい?
石田衣良のIWGPシリーズはそういうメッセージのシリーズなんじゃないだろうか
ふんっ 今の世の中ってのは世知辛いんだよっ てぇなら
メッセージというより社会へのアジテーションですよ
世の中ってぇのはそうあるべきじゃないのかい? てね
そしてそれは池袋の神でない僕や君や私たちで
けっこうその気になれば叶えられるよ
とかなんとか言いたいんじゃないかなぁ と

もちろん石田衣良の考え方には綻びも偏りも飛躍も絵に描いた餅もあるけど
そこ突っ込んで足を引っ張り合っている場合じゃないかもしれない

なんてなことを考えながら
この人情譚シリーズのⅧ 非正規レジスタンスを
今会社で読んでいるんだけど
いよいよこの作者の目の付け所は
今の社会的弱者をピンポイントで取り上げる方向なんだなぁ
社会的弱者ってのはなにも組織票持っている人とは限らないんだよ と

ううむ…なんだかえらそーなことを書き綴ってしまった
次項はもっとくだらない方面な我がアホバカ話でっ
なんだか肩が凝っちまったい

読了報告 ~ハガレン~

2010-12-11 09:10:53 | 
さて ついに完結!

鋼の錬金術師 荒川弘 スクウェア・エニックス

うまー…く まとまりましたねぇ
フラスコの中の小人とのラストバトル
伏線やこの物語世界の錬金術という存在が
きれいに歯車を噛み合わせて
きれいに着地したな と
立読師的には 大ピンチで繰り出された
アルフォンスの決意に唸りました
よくできたB級映画の「起死回生の一手」ってやつです
こういうのがたまりませんなヌフフ(笑)

以前からけいにも書いたんですが
この物語を読了して振り返ってみると
あの世界の「真理」て なんだったんでしょう?
等価交換というキーワードがありますが
それが必ずしもすべての基本原理ではなさそうです
つか ハガレンを読んでいる僕らの世界では
等価交換で済んだ話って 少ないほうじゃないかなぁ
と思うんですよ
だから「真理」⇒「等価交換」は
偽の証明だよなぁ
でもハガレンにどっぷり使っていたころは
肌感覚で「真理」とか「一は全、全は一」とか
なんとなくすっきり分かっていたし
そういう思想で世界を見ていたわけです
んで 考えたんですが
真理ってのはつまり…あの世界で言うところの
錬金という自然現象そのものなんじゃないかな と
ちょっとやいこしいんですが
錬金術というのは現代の科学に通じちゃうんで
自然現象を近似するものが錬金術なんじゃないの?て
いえちゃうんですが
この物語世界の中に関して言えば
錬金術は科学というよりも自然現象に近い感じがします
錬金現象を操る術って感じかな うーんうまく伝わらないんだけど(笑)

この漫画は思想的にも子供の原体験になるものかもしれないし
この漫画には生まれて産んで死ぬみたいな人間の営みを包括しているとも読めるし
いろんな生き方の吟遊詩とも読めます
懐の深い作品だったなぁ


書店で「ユリイカ 12月号」が飾ってあって
もちろんハガレン特集号だったんですが
まぁいろんな読み方ができる漫画だったなと
改めて思ったわけです
うーん…こんな浅いブログの感想じゃなくて
文章のプロが書いたハガレン論を読んだ方がいいっすよ
つか オレは読みたい ユリイカハガレン特集号
あの書店に飾ってあったやつ
買えるのかな…なんか書店員さんが
自分のをもってきて飾ってるみたいな感じなんですよ(困笑) 

読了報告~守り人シリーズ大詰め~

2010-12-11 08:30:52 | 
会社で読んでいた本を読了したんだけど
感想書くのをすっこり忘れておりました

蒼路の旅人(新潮文庫) 上橋菜穂子 新潮社

ラストに っええぇぇぇぇぇ~…となりました
先が楽しみです
国とか民を守るとか皇子様も大変やねって話です
自分が正しいと思って決めたことに
一直線に進めるってのは 確かに若さの特権かもしれません
チャグム皇子の行動はナイフの刃の上を
バイクで突っ走るようなスリルと興奮と
前方の光しか見えない幸福があります
しかし一方で思うんですよ
若くなければそれはできないものなのか? と
愚か者とののしられてもやらずにおれないものってのは
歳を取ったご同輩よ ありますよね?(笑)
たしかに闇雲につっこむことは難しくなりました
おびえますし 怖いですし 失敗は嫌です 周りからの評価とかもね 怖い
無理をしないで遠回りをしても全然OKってことも
結構あるってことも学習済みです
でも一本橋を目隠ししてダッシュするようなことを
それもよりによって人生のターニングポイントで
やっちまうってことも結構ある
おいらはチャグムの行動を
「若いっていいわね」とか100%引かないで
結構共感しちゃったりして読みました

「こうなることは嫌だ」「じゃあどうすればいい?」「考えろ」
「動け」
チャグムを含めて僕らの思考の力学ってのは結構シンプルで
福岡伸一だったらきっとこれを指して
線形的な発想っていうんだろうな
それもいいもんだ とか そんなんじゃだめだ とか
そういう裁きは必要なくて
今は そういう発想法なんだ ってことが分かっていれば
それでいいや
閑話休題

さー これで天と地の守り人三部作かぁ…
なんかわくわくするなあ(笑)
オールスター総出演の八面六臂の大活躍を期待しちゃうね