栂森鉄道管理事務所別室

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誰にでも作れるB4パイクの製作 建物ひとつでお手軽パイクを作ろう! ~その9~

2012年11月02日 17時58分21秒 | 模型

 さて、前回の記事まででレイアウトの全体がほぼ完成しました。そこで、これでできあがり、としたいところですが、もうひとつ、鉄道模型一番の大敵に対処する必要があります。

 大敵・・・何でしょうね(笑)
 皆さんであれば何でしょうか。用地難、資金難から始まってご両親とか奥様とか(旦那様に鉄道模型製作を邪魔されて困るわあ、という奥様に一度で良いからお会いしてみたいです)お子さんとかワンちゃんとかネコさんとか、はたまたご自分のモチベーションの低下とか罪庫(業界用語)の多さとか恋人さんとの大切なひととき、アタシとモケイとどっちが大切なのよ!とか・・・・おっと、また暴走いたしました。申し訳ありません。
 ここでの大敵はズバリ「ホコリ」です。せっかく作ったレイアウト、埃まみれになってくすんでしまい、ウェザリングを通り越して「また一つのレイアウトが腐海に沈んだ」状態になってしまってからではユパ様でもナウシカさんでも救出は難しいと思います・・・・おっと、また暴走しました。わー(爆)


 で、ともかく、レイアウトの大敵である埃をよけるため、また、樹木や建物の破損を防ぐため、カバーとか箱がほしいですね。
 今まで、アクリルの箱を作ってみたり、プラダンで折り畳めるカバーを作ってみたりとか、はたまたレイアウトそのものをカバンに入れる等(笑)いろいろとあがきましたが、今回は実に安易な方法を採ってみました。これは職場で偶然見つけたB4コピー用紙の空箱です。芸も何もありませんがこれを使います。写真のように逆さまにして入れてみたら、完璧な大きさでした(当たり前ですが)。

この箱はごらんのように、本体と蓋が分かれている作りです。蓋の方にレイアウトを入れ、右側の本体をかぶせます。写真ではわかりにくいですが、本体の角を少し内側に折り込んで「あたり」にしてあり、これで中のレイアウトが暴れないようになっています。もちろん、工作の手間(または外注の費用、ですが、このレイアウトにそこまでしなくても・・・)を厭わない方は、市販のアクリル板で透明ケースを作られてもいいでしょう。透明ケースの方が、当然ながらかぶせたまま走行できますので好都合です。部屋のインテリアにもなりますしね。

 

 

 さあ、いよいよ完成しました。線路をよく磨いて試運転をしてみて下さい。車両が地形やアクセサリーに当たっていませんでしょうか。当たっているところがあったら修正しておきます。

小さなパイクですが、仕事で疲れて帰宅した後など、とっておきの車両を走らせ、好きなお酒を飲みながらボーッと見ていると、自然に頬が緩んでくることでしょう。鉄道模型バンザイです。

 

 

というわけで、この連載は終了です。
よほど超絶的なものではない限り、レイアウトは誰にでも作れます。少なくとも入り口はあります。
このようなどうしようもない記事ではありますが、少しでも皆様の製作の踏み台になれればと思います。

不備不明なところはご質問をお願いします。本欄にてお答えいたします。また、、ご意見ご感想等お寄せ下さると幸いです。(ご質問、ご意見ご感想ともにコメント欄にお願いします。)

なお、「建物についての記述がもう少し」という反省がありますので、もう少し用意しましたら、建物の件で追記をさせていただこうと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。

どうもありがとうございました。m(_ _)m

2012年11月2日 栂森

 


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