10月に府中湖で開催された四国新人大会には、リオオリンピック女子フォアの銀メダリストをはじめとする選手に合う機会があり、漕ぎ方を見ることができました。
ドイツ人選手はみな身長も高く、体格もがっちりしていて、さすがゲルマン民族と言わんばかりの、迫力でした。漕ぎ方はその体格を活かし、キャッチで船を進めるというよりも、パワーで船を進めている感がありました。パドルもブレードが大きいレットマンパドル。
11月にはチェコ共和国のオリンピックチームが須崎に合宿に来ていて、漕法を見ることができました(明日、全選手が帰国します)。チェコ選手の漕ぎは、押し手の位置をやや高い位置から前方に押し出すような漕ぎ(かまえる位置が高いので斜め下に押し出して漕ぐ)をしていた感があります。
ではどれが一番正解なのか?と考えてみると、それぞれ特徴ある漕ぎですが、大会等の記録からしても全ての漕法が正しいということでしょう。
我々指導者も、どの漕法が一番合っているのかを的確に判断し、その漕ぎ方を目移りすることなく極め、選手を指導していくことが重要なのかもしれません。逆に言えば、色々な漕法を「あれも、これも」と取り入れすぎると混乱をまねき、自分らしい漕ぎができなくなる恐れもあるかも?
一無尽
たっすいがは、いかん。
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