診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

平成20年7月27日

2008年07月27日 | 日常
昨日、玄関の前の電線に幼いツバメが、とまっているので、
巣立ったのかな、と思っていました。

子ツバメは、しっぽが短くてすぐわかります。
電線にとまっていても、親鳥が餌を運んできています。

巣のほうにも、餌を運んでいるので、
まだ巣立っていない子ツバメも、いるようです。

そこで、今日は玄関のカーテンに隠れて、
巣を観察することにしました。

すると、
一羽の子ツバメがまさに巣立っていこうとしているところでした。

巣の端にとまって、
羽をパタパタやっています。

でも、パタパタするだけで、しばらくすると
巣の奥に引っ込んでしまいます。

そうすると、親鳥がやってきて、
催促をするように、ちょっとだけ巣にとまっては、
離れたところで、ピーピー鳴いています。

早く飛んでおいで、といっているようです。

何度かそんなことを繰り返してはいたのですが、

何度目かの時には、ちょっと変化がありました。

子ツバメの鳴き声が、早くなってきたのです。
それに合わせるように、
親鳥の鳴き声も、早くなってきました。

子ツバメが「ピーッ」と鳴き終わらないうちに、
親鳥が「ピーッ」と 重ねて鳴いています。

僕にはまるで、
「いくよ」「いいよ」
「いくよ」「いいよ」
「いくよ」「いいよ」
といっているように聞こえました。

いよいよかなぁ。


そして、今までは
おしりを外に出していたのですが、

初めて外のほうを見て、
親を確認してから、

飛び出していきました。
巣立ちです。

ヤレヤレでした。