診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

平成20年7月8日

2008年07月09日 | 日常
相変わらずの梅雨空です。

雨が降るのではなく、曇っていてちょっとだけパラパラきます。

最初にメダカが孵った水槽の中をよく見ると、小さな黒いものが動いていました。
目をこらして見ると、オタマジャクシです。

そういえば何日か前、アオガエルがいたことを思い出しました。


小さなメダカが食べられてはいけないと、
そこにいる子メダカたちを、
別の子メダカの水槽に、
移すことにしました。

しかし、オタマジャクシとは、予想外です。


昨日から、左の膝が何となく痛くなり、腫れてきました。
歩くのに、びっこをひくようになりました。

ちょっと触ると、痛い部分があり、
なんだろうと思っていました。

今日になって、痛みは強くなり、赤くもなってきたようです。
ぶつけたわけでもないし、なんでだろうと頭をひねっていたのですが、

とりあえず、冷やしておけばいいだろうと、保冷剤を膝に巻きながら、
診療をしていました。

午後、高血圧で通院中の長坂さんが見えました。

「先生、足が痛くなっちまったんだ。

この前の痛風がぶり返したみてえだ。」

と入って来るなり、話し始めました。

長坂さんの痛風はくるぶしに出ています。

僕の頭の中で、文字が点滅しています。
「痛風」

僕の膝も、それかもしれない。
このところ、カミさんに隠れて、
患者さんから戴いたビールを飲んだりしていたし、

もともと、尿酸値は高かったことを思い出していました。

外来の看護婦さんも、「そうそう」という顔で、
うなずいています。

長坂さんが帰った後、
すぐ採血をして、尿酸を調べることにしました。
もちろん、薬も飲みました。

患者さんから、診断のヒントをもらうなんて、

ヤレヤレです。