現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

世界柔道2010東京 最終日

2010年09月13日 | 柔道
熱戦が続いた世界柔道2010東京大会も今日が最終日。男女の無差別級が行われ、男子は上川大樹選手、鈴木桂治選手、立山広喜選手、高橋和彦選手の4人、女子は杉本美香選手、田知本愛選手、佐藤瑠香選手、緒方亜香里選手の4人が出場。出場予定だった塚田選手が一線を退いたというのは少し残念だけど、その分杉本選手への2階級制覇の期待が大きくなった。

それよりも、なんで無差別級は4人も出場出来るんだろう。過去の大会でも特に無差別級には2人出場出来たというわけじゃないのに…。

まあ、それはそれとして。

未定だった男子の無差別級の2枠には、篠原信一監督に出場を直訴したという鈴木桂治選手が入っていた。初日の一回戦負けから4日。このままでは終われないという桂治選手の意地に大注目。フジテレビもそう思っているからだろう。放送は明らかに桂治選手に偏っていた。まあ、今日に限っては私の見たい思いもあったからそれで良かった。

さて、その桂治選手は、一回戦負けの鬱憤を晴らすかのような気持ちの良い一本勝ちを連発。放送内最初となった4回戦では、見事な内股。準々決勝では、三角絞めで一本を取った。立ち技でも寝技でも動きに冴えがあるようで「ひょっとしたらこのまま…」と思っていたが、そう上手くは行かなかった。

迎えた準決勝の相手は上川選手で日本人対決。昨日までの女子の日本人対決では、特にどちらかに思い入れがあるわけではなかったから、見ていて煮え切らなかったけど、今日は断然桂治選手を応援しながら見ていた。が、世代交代と言わざるを得ないか、桂治選手が体勢を低く構えたところを上川選手が上手く回転させて倒し一本。桂治選手の復活の金メダルは夢と消えてしまった。

3位決定戦に進んだ桂治選手の相手は、敗者復活戦で高橋選手を破ってきたウズベキスタンのセイイドフ選手。互いに技を掛け合う展開の中、相手の背負い投げが不発に終わった隙をついての大外刈りで一本勝ち。金メダルとは行かなかったけど、何とか銅メダルを獲得した。

決勝に進出した上川選手の相手は、日本柔道界にとって天敵とも言えるフランスのリネール選手。長い手で奥襟からさらに背中の方まで伸ばして掴み、頭を下げさせる組み手には、過去にも痛い目にあっている。今日の決勝戦でも、上川選手はその体勢から何度もヒヤッとさせられる場面があった。その都度回避し、技によるポイントは奪われなかったが、攻め手に回ることが出来ずに指導一つ。そのまま延長戦へ。

上川選手も背中を掴んでくる手を早めに切って何度も技をかけたが決まらず。リネール選手にも技が出ないわけではなく、形勢不利かもと思いながら旗判定へ。しかし、審判の旗は上川選手へ2本。フランス大応援団のブーイングが判定の微妙さを物語っていた。それでも、地元東京で、天敵のリネール選手を破って上川選手が金メダルを獲得したことは嬉しいの一言に尽きる。

女子は、2階級制覇がかかる杉本選手が決勝へ。初日とは違い、気持ち良く勝ち切っての決勝進出ではなかったようだ。相手は初日と同じ中国のシンセン選手。互いに攻めあぐねる展開。僅か有効1つの差で杉本選手が優勢勝ち。見事に2階級制覇を成し遂げた。

その他、男子では立山選手が準決勝でリネール選手に敗れるものの、3位決定戦に勝って銅メダルを獲得。女子では田知本選手が銅メダルを獲得したとのこと。

最終日も男女ともに金メダルを獲得。メダルラッシュで有終の美を飾った。

… …

世界柔道もついに終了。昨年、まさかの金メダル0に終わった男子は、金メダル4つと復権を印象付けた。一方の女子は、全8階級中6回階級で金メダルと、昨今の女子優勢は変わらなかった。そんな日本選手の大活躍の背景に、各階級で2人出場出来るというルールが影響しているのは間違いないだろう。その分、全体の選手数は多くなってはいるけども。

大会を通して思うのは、フジテレビの放送時間があまりにも短かったということ。いくら世界ランキング制によって、トーナメントの一極化がなくなったとはいえ、有力選手が序盤で負けることがないわけではない。選手それぞれの調子も、序盤から見ていないと分からないこともある。一本を決めた瞬間ばかりをダイジェストで流されて、調子が良いと言われると「そうなんだ」と思うしかなくて、強豪と当たる準々決勝以降に接戦が続くとホントに調子が良かったのかと疑いたくもなってしまう。

世界柔道がこの日程で行われることは、もうずっと前から分かっていたはずで、もう少し時間を取れないものかと思ってしまう。ゴールデンタイムに2時間も時間が割けないなら、夕方に見どころと序盤戦をまとめた特別番組なんかを放送してくれるだけでもかなり違うと思うのだが…。

フジテレビはいまいち気合い入ってないのかと思いきや、平井理央アナと吉田秀彦さんの座る放送席が柔道場に向けてクルッと回る仕掛けになっていたり。生放送しないんだから、そんな仕掛けいらねーだろと思わずツッコミを入れてしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界柔道2010東京 第四日

2010年09月12日 | 柔道
4日目を迎えた世界柔道は、男子66kg級、60kg級、女子52kg級、48kg級の4階級が行われた。

まず、男子66kg級。海老沼匡選手と森下純平選手が出場した。昨年のグランドスラム東京大会で活躍した海老沼選手は今大会の優勝候補と目されていた。が、放送で扱われたのは森下選手の準決勝。これまでの放送パターンから考えれば海老沼選手は負けたのだろう。その結果は、決勝へ進んだ森下選手の対戦相手が3回戦で破ったという形で知ることになる。何だか虚しい。

その決勝に進んだ森下選手は、昨年のユニバーシアード覇者ではあるものの、シニアの国際大会での優勝経験がないダークホースだった。海老沼選手を破った相手との決勝戦は、序盤から終始森下選手が攻め続けた。内股、大内刈りとなかなか決まらないが、相手のバランスを崩し続けた。最後は、大外刈りから払い腰に変化しての一本。若さと勢いで森下選手が金メダルを獲得した。

今回破れた海老沼選手も若い選手。二人が五輪の代表をかけて競い合うのだろう。来年の世界柔道で二人がどんな戦いを見せるのか楽しみになった。

続いて、男子60kg級。平岡拓晃選手と福岡政章選手が出場。北京五輪、昨年のロッテルダムと勝ち切れなかった平岡選手の今度こその活躍を期待していたのだが…。こちらも放送開始から名前が出て来ず。負けてしまったのかと思っているところに3位決定戦の映像。やや変則気味の背負い投げで一本を奪って銅メダルを獲得した。今回も勝ち切れなかったけど、次こそはという気持ちで応援をしたい。
ちなみに福岡選手は初戦で敗退したらしいけど、放送内での情報はなかった。

そして、女子軽量2階級は、なんとどちらも日本人対決での決勝となった。

女子52kg級は昨年の覇者中村美里選手と西田優香選手の対戦。どちらにもポイントが入らない息詰まるような攻防は、結局延長戦でも決着しなかった。旗判定で軍配は西田選手に上がった。

女子48kg級は福見友子選手と浅見八瑠奈選手の対戦となった。福見選手は昨年の覇者、浅見選手はよく知らない選手だった。が、勝利したのは浅見選手。この対戦もどちらにもポイントが入らない膠着した状態だったけど、攻め続けた浅見選手に対し、やや技が出ていなかった福見選手に指導が2つ入ってしまい僅差の決着だった。

この48kg級、52kg級では、昨年の世界柔道を見ていて、それぞれ福見選手、中村選手が絶対王者へとなっていくのではないかと思っていた。実際、準決勝までの戦いぶりを見ていて二人ともそう思わせるような風格があると思った。だからこそ、その二人の連覇を阻んだのが同じ日本人というのは、厳しい現実だなと思う。
しかしながら、浅見選手も私がよく知らなかっただけで今年の世界ランク2位の選手。西田選手は、元々中村選手が階級を上げてくるまでは、52kg級の代表だった選手。二人とも世界を制するだけの実力はあったんだよね。

もし、今大会もこれまで同様各国代表が一人ずつだったら、福見選手も中村選手も代表の座さえも危なかったのかも知れない。各国代表の枠が広がったのは、良かったのかどうなのか。63kg級も含めて、決勝が日本人対決になってしまうと、どちらともなく応援している身としては、煮え切らない感じがしてしまうのだが…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついにマジック点灯!

2010年09月12日 | 埼玉西武ライオンズ
日ハム、ロッテとの対戦だった埼玉西武ライオンズのこの一週間。日ハムに2勝1敗と勝ち越して、3カード連続の勝ち越しを決めると、ロッテとの首位争い直接対決を3連勝で飾った。昨日の勝利でマジック8が点灯し、今日も勝って7に減らした。

一時期の連勝、連敗を繰り返していた頃に比べると、粘りが出てきたというか、先制されても逆転してくれると思えるようになった。先発の柱である涌井君、帆足君に一ヶ月ぶりの勝ち星が付いたし、中継ぎ、抑えも大崩れはしない。それにシコースキー投手はセーブ王争いをしているくらいで、ホントに頼もしく感じる。打つ方ではおかわり君が好調を維持しているし。

おかげで?最近は試合経過を追っていても安心していられる

シーズンもあと僅か。次の週末はソフトバンクとの対戦が控えているし、一気に優勝まで突き進んでくれ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CDTVアンケートで7位に「初恋」が!!

2010年09月12日 | 奥華子
ついさっき、CDTVを見ていたら、CDTVアンケート「心にしみる失恋ソング」の7位に奥華子さんの「初恋」がランクインしていた。

CDTVはいつも見ているから、いつものように何気なく見ていたんだけど…。
「今日のアンケート結果は『失恋ソング』かぁ。華ちゃん入ってないかなー。」なんて思ってたらホントに入ってるじゃん

なんかもうね、些細なことなのかも知れないけど、こうして華ちゃんに対する世間の認知度が上がって来ているということがホントに嬉しい

そんな私もたかだかファン歴2年なわけで。ファン歴2年でさえそう思うくらいだから、デビュー当時やインディーズ時代から応援しているファンの方はきっともっとだと思う。

私もファンになってからは2年だけど、奥華子という歌手を知ったのはアニメ映画「時をかける少女」の主題歌を聴いたときで4年前だった。何故、興味を持つまで2年も空いてしまったのかと悔しく思えてしまう。

でも、その2年だって普通に音楽は聴いていて、それはメジャーで活躍しているアーティスト(このブログでも記事にしている鬼束ちひろさんや、BUMP OF CHICKEN、ELT、GARNET CROWなど)の曲や流行りの曲だったけど、そういう音楽を聴きながらCDTVなんかを見ている分には、奥華子という名前を一切目にしなかったというのも事実。

そう考えれば、今まで(2年より前も)どれだけ認知度が低かったかは分かってくる(つもり)。だから、視聴者が投票するアンケート形式のランキングに入っているというのが、ことのほか嬉しく感じるんだろうなぁ。

これからも、もっとこういう喜びを感じられるかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界柔道2010東京 第三日

2010年09月11日 | 柔道
3日目の世界柔道は男子73kg級、女子63kg級、57kg級の3階級が行われた。結果が凄過ぎたので今日はまずこの感想から。

秋本啓之選手(男子73kg級)、上野順恵選手(女子63kg級)、松本薫選手(女子57kg級)
金メダルおめでとう!!

そう、今日は全階級で金メダルという快挙を達成していたのだ。100個目の金メダルが確定し、さらに2個をプラスした。いやー、それにしても大興奮だった。

いつもは、「所詮録画放送だし、実際の試合順と放送順は関係ないだろう」と思い男子、女子の順に重い方の階級から振り返っていたけど、今日は放送順と試合順が一致していると信じて放送順に振り返る。

まずは女子57kg級。松本選手と宇高菜絵選手が出場。この57kg級は日本人が五輪、世界柔道を通じて金メダルを獲得したことがない階級。ここ数年、期待の持てそうな選手が挑戦し、何度も世界の壁に阻まれていた。そんな中、去年のロッテルダムで5位になった松本選手は、怪我さえなければと思いたくなる活躍を見せてくれていた。そして、その松本選手はこの世界柔道を世界ランク1位で迎えていた。

今日の放送開始直後の準決勝では、序盤で小外刈りで相手の体勢を崩すとそのまま寝技に入り横四方固めで一本勝ち。優勝を予感させる戦いぶりだった。そして、ポルトガルのモンテイロ選手との対戦となった決勝戦。立ち技では先へ先へ技を仕掛けるモンテイロ選手に対し、後手に回ることが多かったが、仕掛けられた後は素早く寝技へ入ろうと試みる。松本選手の寝技を執拗に嫌がるモンテイロ選手に対し、どちらもなかなかポイントが入らない膠着状態に。そして延長戦へ。

延長戦でも膠着状態は変わらず。モンテイロ選手の寝技からの回避体勢も変わらず。「いくら寝技からの回避とは言え、ああもあからさまに逃げの体勢なら、指導が入ってもいいじゃん」と思いながら、旗判定も頭を過り始めた頃、松本選手が小外刈りで倒して一本が決まった。決して気持ちの良い一本ではなかったけど、優勝には違いない。この階級初の金メダルは記念すべき100個目の金メダルというおまけがついた。

また、モンテイロ選手も執拗な逃げの姿勢が気になったけど、最後まで試合が膠着していたのは、立ち技で絶え間なく技を仕掛けてきたからこそ。だから、見ていてハラハラしながらも面白い試合だったのだと思う。

そして、3回戦で敗れた宇高選手の結果は全く触れられることはなかった。

続いて男子73kg級。秋本選手、粟野靖浩選手が出場。秋本選手は2007年のリオ大会に66kg級に出場していたけど結果を残せず、減量苦で階級を上げてきた選手。リオ大会前には、ジャンクスポーツに出演していて、そのキャラクターが面白いと思って注目していた。

階級を上げた今大会では、持ち前の柔道センスを発揮してくれた。準決勝では、韓国のワン選手を相手に立ち技で後手に回るも、すかさず寝技に入り、二度の抑え込みを見せた。二度ともポイントはつかず、両者にまったくがポイントが入らなかったが、試合の流れは完全に秋本選手が制していた。延長戦の末の旗判定は、秋本選手に3本が上がり決勝戦へ。

決勝戦では、立ち技での仕掛け、そこから寝技への移行と試合のペースを掴み、最後は寝技で一本勝ち。松本選手に続いて金メダルを獲得した。ジャンクでのキャラクターが面白かった秋本選手だけに、番組がすでに終了してしまったことが今更ながら悔やまれた。

もう一人の代表、粟野選手は、準々決勝で秋本選手に敗れた後、敗者復活戦に勝って3位決定戦へ進み、銅メダルを獲得した。ちなみに3位決定戦は不戦勝だったらしい。銅メダル取ったのに、その試合を全く放送しないのか、と文句を言いたかったけど、不戦勝なら致し方ない。

最後は女子63kg級。昨年の世界柔道覇者である上野選手と田中美衣選手が出場。上野選手は世界王者となったことで各国の選手から研究され、準決勝では自分の柔道をなかなかさせてもらえなかった。攻め手に欠いた内容のまま延長戦へ。そして、旗判定での勝利。昨年のオール一本勝ちでの優勝とは打って変わって、厳しい試合だった。

一方の田中選手もトーナメントの反対の山を勝ち上がり準決勝へ。寝技しかないという田中選手は、試合終了間際に得意の寝技で抑え込みに入り、そのまま寝技で一本勝ち。そして、女子63kg級は日本人同士の決勝戦となった。

そんな決勝戦は、どちらも手の内を知り尽くしているからこその膠着状態。明確なポイントとはならない指導1つが田中選手についた状態で延長戦へ。そしてこの試合も旗判定となり、軍配は上野選手に。決して見事とは言えないかも知れないけど、苦労して掴んだ女王の称号を来年も守ってロンドンへ繋げて欲しいと思った。

明日は軽量級。昨年の覇者、福見選手と中村選手、そして昨年おしくも銀メダルだった平岡選手が出場する。明日の試合も期待したい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界柔道2010東京 第二日

2010年09月10日 | 柔道
100個目の金メダルが決まるか!?と注目された2日目の世界柔道は、男子90kg級、81kg級、女子70kg級の3階級が行われた。

男子90kg級には、国際大会5連続優勝で世界ランク1位と波に乗っている小野卓志選手と今大会の日本男子選手中最年少の西山大希選手が出場。小野選手は階級を上げて臨んだ昨年の世界柔道で結果を残せなかっただけに、世界ランク1位で迎える今回は期待出来ると思っていた。

が、放送開始に10分ほど遅れて見始めたらすでに注目は西山選手に移っていた。小野選手は?と思っていると、「小野がすでに破れているだけに…。」とのコメントが。うーん、やはりプレッシャーに弱いのだろうか。81kg級で出場した北京五輪から3年連続というのは…。

その代わり、その西山選手が決勝に進出。準決勝こそ優勢勝ちだったが、そこまでは一本を取りに行く攻めの柔道で勝ち進んでいた。決勝は小野選手を破ったイリアディス選手と対戦。肩の上から背中を取りに来るイリアディス選手の組み手に対し、じりじりと後退する一方。最後まで攻め手に回れず延長戦の末に一本負け。銀メダルを掛けた顔には悔しさが滲んでいた。

男子81kg級には、5年ぶりの代表となった高松正裕選手と、若手の注目株、中井貴裕選手が出場。アテネ五輪、カイロ世界柔道では73kg級で出場して結果を残せていなかった高松選手は、ふっきれたかのように一本を重ねて準決勝へ。準決勝では韓国のキム選手と対戦し、最後まで相手のペースを崩せず敗戦。3位決定戦では、一本こそ取れなかったけど、最後まで攻め続けて銅メダルを獲得した。

ちなみに中井選手の結果は放送中には触れられず。この辺は昨日と同じく少し不満の残るところ。

女子70kg級には、昨年の世界柔道で銅メダルを獲得した渡辺美奈選手と自衛官として初めて代表となった國原頼子選手が出場。その二人が準々決勝で対戦。世界柔道初となる日本人対決は延長戦の末、國原選手が競り勝った。その國原選手と準決勝で対戦したのがデコス選手。試合巧者のデコス選手を相手に自分の柔道をさせてもらえず惜しくも敗戦。3位決定戦では、大内刈りでポイントを取って優勢勝ちし、銅メダルを獲得した。

2日目は金メダルこそなかったが、3階級全てでメダルを獲得した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界柔道2010東京 第一日

2010年09月09日 | 柔道
いつの間にやら毎年開催になっていた世界柔道。1年おきという感覚があるせいで、何だか変な感じがする。とはいえ、地元東京での開催だから、熱戦に、そしてイイ結果を期待したい。

と、思っていたのに、放送時間が1時間半ってどういうこと?2時間の放送枠があっても試合を網羅してくれなかったのに、出場選手数が増えたのに尺が短くなるとは思わなかった。この前のバレーボールの放送といい、フジテレビには少しガッカリ。おまけに仕事の休憩時間に「鈴木桂治一回戦負け」というニュースサイトのトピックを目にしてかなり意気消沈してしまった。とは言いつつ、見るものはちゃんと見る。勿論録画だけどネ。

今日の世界柔道は、男子100kg超級、100kg級、女子78kg超級、78kg級の4階級が行われた。

まずは、男子100kg超級。鈴木選手と高橋和彦選手が出場していたが、鈴木選手は前述の通りまさかの一回戦負け。その試合の映像は、やはり残念な内容だった。場外の際どい場所で技を掛けられての一本負け。まるで北京五輪のVTRを見ているかのようだった。
高橋選手は、準決勝でフランスのリネール選手と対戦し、接戦の末に敗れてしまった。リネール選手は現在この階級で王者として君臨している選手。日本選手も過去に煮え湯を飲まされた選手だけに、接戦の末というのが惜しかった。っていうか、そういう試合をもっと放送して欲しかった。高橋選手は3位決定戦に敗れて、惜しくも銅メダルならず。

男子100kg級には、穴井隆将選手と立木海帆選手が出場。穴井選手は、まさかの金メダル0に終わった昨年の大会で周囲の期待に応えられなかったという憂き目にあった選手。準々決勝からの放送では、冷や冷やさせられる場面はあったけど、最後まで落ち着いていた。

決勝の僅差での優勢勝ちでさわやかなガッツポーズを見せられてもなぁとは思いつつ、日本柔道界全体からかけられたプレッシャーに今度こそ応えられた嬉しさの表れなのだろうと思う。そして、久しぶりの男子の金メダルに、見ている方としても素直に嬉しかった。
高木選手は、前日のすぽるとで井上康生選手が自身の後継者として指名した選手だったけど、残念ながら2回戦敗退。どうやら、すぽるとでは世界柔道に向けて過去の大会で金メダルを獲得した選手に後継者として選手を指名して紹介するという企画をしていたらしい。全然知らなかった。

続いて女子。78kg超級には、無差別級との二階級制覇目論む塚田真希選手とその塚田選手を国内の体重別選手権で二度破っている杉本美香選手が出場。
塚田選手のライバルである中国のトウブン選手が出ていないとのことで、塚田選手の悲願の金メダルなるかと思いきや、準決勝で中国のシンセン選手に敗れてしまった。まともに組み合うことが出来ずほとんど技を掛けられなかった。それ以上に動きに精彩を欠いていたように見えた。塚田選手は、3位決定戦に回り、同じ中国の選手に一本勝ちして銅メダルだった。

一方の杉本選手は最後まで技に切れがあった。右膝に故障を抱えていて、それが原因でなかなか世界大会の代表になれなかったらしいけど、世界柔道初出場で初優勝を掴んだ。決勝こそ反則勝ちだったけど準決勝までは、見事なオール一本勝ち。放送は準決勝からだったけど、出来ればその辺にもう少し時間を割いて欲しかった。

最後は女子78kg級。緒方亜香里選手と岡村智美選手が出場。どちらも決勝には進めなかったけど、緒方選手が銅メダルを獲得。敗者復活戦、3位決定戦で世界ランク1位、2位を破っての銅メダルは見事。特に3位決定戦では、序盤から試合の主導権を握られた展開の中、焦らず自分の柔道に徹していた。得意の寝技に持ち込み相手を消耗させて、疲れさせたところを内股で一本勝ち。若い選手だし、今後に期待したい。

今大会を前に、しきりに宣伝されていたのが「日本100個目の金メダル」というフレーズ。今日2つの金メダルが加わって、ついに99個になった。明日、100個目となるか注目したい。

… …

録画した放送を見終わってすぽるとを見ながら記事を書いていた。放送では割愛されていた選手たちの結果はすぽるとで確認出来た。結果しか放送しないすぽるとの方が情報量が多いということに疑問を持ちつつ、今日はもう寝よう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天使と悪魔と小柳と…。

2010年09月08日 | テレビ・CM
先月のレッドカーペット終了に続き、レッドシアターも終了してしまった

最終回の今夜は、コントのみの構成。しかも、ほとんどが番組内でシリーズ化していたものばかり。続けて見てきた分の思いがあるから、面白さプラス感慨深いものがあった。その分、コンビやピンでの単体コントがなかったのは残念なところ

最後は支配人のウッチャンが参加していたシリーズ「天使と悪魔と小柳」にメンバー総出演で締めくくり。窓の外の十文字アキラには気が付かなかったので、後で録画したのを確認してみよう

それにしても、これで芸人のネタを見る番組がなくなってしまった。レギュラー番組ではフジテレビのレッド2番組でしか見て来なかったからかなり寂しい

深夜の30分番組でもいいから続けて欲しかったなぁと思いつつ、あとはレッドカーペットの特番に期待するしかないかな。レッドシアターも特番でまた見たい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージックアワーに華ちゃんが!

2010年09月07日 | 奥華子
TBSの「ザ・ミュージックアワー」に奥華子さんが出演!!

今までは華ちゃんのテレビ出演って深夜とか早朝とかで、ゴールデン(21時台ってゴールデンって言うっけ?)の音楽番組に出演するというだけで嬉しい。のだが…。私が普段見てない番組というのが少し悲しかった。

そして心配だったのが、この番組の司会が石橋貴明さんと中居正広さんのコンビということ。「うたばん」時代のあの貴さんのちょっかいを思い出すと…。つっても、それを見たのは「うたばん」のかなり初期の頃だけども

さて、そんな今日の放送。メインのゲストはBIG BANGで、森三中との無茶なやり取りの後、綾戸智恵さんと続いて、ようやく華ちゃん登場。

やはり最初はCMソングの映像で自己紹介。赤メガネがトレードマークという話題では、メガネを取ったら…、まさかの千代大海似!!!?と衝撃の事実。かなりビックリだけど、本人が言われたことがあるというのだから、うーん仕方ないのか。千代大海(佐ノ山親方)に赤メガネを合成した写真は、華ちゃんとは似ても似つかないけど、意外に似合っていたなと関係ない感想。

そして、これまたやっぱりの即興オリジナルCM作り。今回は、中居さんと貴さんで1曲ずつ作った後、最後にもう一度中居さんの曲を作っていた。即興過ぎて1曲がかなり短めだったとは言え、最後にもう1曲は欲張り過ぎだよ、中居さん。でも、最後の曲の方が面白味があって良かったけど。

心配していたようなやり取りがなくてとりあえず一安心。歌の披露も「初恋」で、今年の代表曲だから無難なところだろう。

ただ、やっぱり曲紹介とか、アルバムの話とかがないまま、自己紹介の流れで終わってしまうのが残念。それはもう初出演だから致し方ないのか。2回目の出演に期待かなー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかわり君3戦連発!

2010年09月05日 | 埼玉西武ライオンズ
オリックス、楽天との6連戦だった埼玉西武ライオンズの一週間。昨日の楽天戦で9回裏に5点差を逆転されるという衝撃的な負け方をしたのは残念だったけど、今日の試合は粘り勝ちしてホッとした。これで6連戦は4勝2敗、2カード続けて勝ち越した。

オリックス戦では、西口投手、石井一投手のベテランがきちっと勝利を上げ、楽天戦はおかわり君が復調して3戦連発。惜しいのは、昨日、今日と涌井君、帆足君に勝ち星が付かなかったことか。

昨日の試合は4連勝がかかっていて、渡辺久信監督はこの試合を優勝を占う大事な試合と位置付けていたらしい。負け方が負け方だけに悔しい気持ちは残るけど、「派手な連勝はしなくていいから、同一カードの勝ち越しを続けて」と思っていた私にとっては、良かったような気がした。
(残り試合が少ないから連勝するに越したことはないんだけどねー。昨日の先発は涌井君だったし。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする