いつの間にやら毎年開催になっていた世界柔道。1年おきという感覚があるせいで、何だか変な感じがする。とはいえ、地元東京での開催だから、熱戦に、そしてイイ結果を期待したい。
と、思っていたのに、放送時間が1時間半ってどういうこと?2時間の放送枠があっても試合を網羅してくれなかったのに、出場選手数が増えたのに尺が短くなるとは思わなかった。この前のバレーボールの放送といい、フジテレビには少しガッカリ。おまけに仕事の休憩時間に「鈴木桂治一回戦負け」というニュースサイトのトピックを目にしてかなり意気消沈してしまった。とは言いつつ、見るものはちゃんと見る。勿論録画だけどネ。
今日の世界柔道は、男子100kg超級、100kg級、女子78kg超級、78kg級の4階級が行われた。
まずは、男子100kg超級。鈴木選手と高橋和彦選手が出場していたが、鈴木選手は前述の通りまさかの一回戦負け。その試合の映像は、やはり残念な内容だった。場外の際どい場所で技を掛けられての一本負け。まるで北京五輪のVTRを見ているかのようだった。
高橋選手は、準決勝でフランスのリネール選手と対戦し、接戦の末に敗れてしまった。リネール選手は現在この階級で王者として君臨している選手。日本選手も過去に煮え湯を飲まされた選手だけに、接戦の末というのが惜しかった。っていうか、そういう試合をもっと放送して欲しかった。高橋選手は3位決定戦に敗れて、惜しくも銅メダルならず。
男子100kg級には、穴井隆将選手と立木海帆選手が出場。穴井選手は、まさかの金メダル0に終わった昨年の大会で周囲の期待に応えられなかったという憂き目にあった選手。準々決勝からの放送では、冷や冷やさせられる場面はあったけど、最後まで落ち着いていた。
決勝の僅差での優勢勝ちでさわやかなガッツポーズを見せられてもなぁとは思いつつ、日本柔道界全体からかけられたプレッシャーに今度こそ応えられた嬉しさの表れなのだろうと思う。そして、久しぶりの男子の金メダルに、見ている方としても素直に嬉しかった。
高木選手は、前日のすぽるとで井上康生選手が自身の後継者として指名した選手だったけど、残念ながら2回戦敗退。どうやら、すぽるとでは世界柔道に向けて過去の大会で金メダルを獲得した選手に後継者として選手を指名して紹介するという企画をしていたらしい。全然知らなかった。
続いて女子。78kg超級には、無差別級との二階級制覇目論む塚田真希選手とその塚田選手を国内の体重別選手権で二度破っている杉本美香選手が出場。
塚田選手のライバルである中国のトウブン選手が出ていないとのことで、塚田選手の悲願の金メダルなるかと思いきや、準決勝で中国のシンセン選手に敗れてしまった。まともに組み合うことが出来ずほとんど技を掛けられなかった。それ以上に動きに精彩を欠いていたように見えた。塚田選手は、3位決定戦に回り、同じ中国の選手に一本勝ちして銅メダルだった。
一方の杉本選手は最後まで技に切れがあった。右膝に故障を抱えていて、それが原因でなかなか世界大会の代表になれなかったらしいけど、世界柔道初出場で初優勝を掴んだ。決勝こそ反則勝ちだったけど準決勝までは、見事なオール一本勝ち。放送は準決勝からだったけど、出来ればその辺にもう少し時間を割いて欲しかった。
最後は女子78kg級。緒方亜香里選手と岡村智美選手が出場。どちらも決勝には進めなかったけど、緒方選手が銅メダルを獲得。敗者復活戦、3位決定戦で世界ランク1位、2位を破っての銅メダルは見事。特に3位決定戦では、序盤から試合の主導権を握られた展開の中、焦らず自分の柔道に徹していた。得意の寝技に持ち込み相手を消耗させて、疲れさせたところを内股で一本勝ち。若い選手だし、今後に期待したい。
今大会を前に、しきりに宣伝されていたのが「日本100個目の金メダル」というフレーズ。今日2つの金メダルが加わって、ついに99個になった。明日、100個目となるか注目したい。
… …
録画した放送を見終わってすぽるとを見ながら記事を書いていた。放送では割愛されていた選手たちの結果はすぽるとで確認出来た。結果しか放送しないすぽるとの方が情報量が多いということに疑問を持ちつつ、今日はもう寝よう。
と、思っていたのに、放送時間が1時間半ってどういうこと?2時間の放送枠があっても試合を網羅してくれなかったのに、出場選手数が増えたのに尺が短くなるとは思わなかった。この前のバレーボールの放送といい、フジテレビには少しガッカリ。おまけに仕事の休憩時間に「鈴木桂治一回戦負け」というニュースサイトのトピックを目にしてかなり意気消沈してしまった。とは言いつつ、見るものはちゃんと見る。勿論録画だけどネ。
今日の世界柔道は、男子100kg超級、100kg級、女子78kg超級、78kg級の4階級が行われた。
まずは、男子100kg超級。鈴木選手と高橋和彦選手が出場していたが、鈴木選手は前述の通りまさかの一回戦負け。その試合の映像は、やはり残念な内容だった。場外の際どい場所で技を掛けられての一本負け。まるで北京五輪のVTRを見ているかのようだった。
高橋選手は、準決勝でフランスのリネール選手と対戦し、接戦の末に敗れてしまった。リネール選手は現在この階級で王者として君臨している選手。日本選手も過去に煮え湯を飲まされた選手だけに、接戦の末というのが惜しかった。っていうか、そういう試合をもっと放送して欲しかった。高橋選手は3位決定戦に敗れて、惜しくも銅メダルならず。
男子100kg級には、穴井隆将選手と立木海帆選手が出場。穴井選手は、まさかの金メダル0に終わった昨年の大会で周囲の期待に応えられなかったという憂き目にあった選手。準々決勝からの放送では、冷や冷やさせられる場面はあったけど、最後まで落ち着いていた。
決勝の僅差での優勢勝ちでさわやかなガッツポーズを見せられてもなぁとは思いつつ、日本柔道界全体からかけられたプレッシャーに今度こそ応えられた嬉しさの表れなのだろうと思う。そして、久しぶりの男子の金メダルに、見ている方としても素直に嬉しかった。
高木選手は、前日のすぽるとで井上康生選手が自身の後継者として指名した選手だったけど、残念ながら2回戦敗退。どうやら、すぽるとでは世界柔道に向けて過去の大会で金メダルを獲得した選手に後継者として選手を指名して紹介するという企画をしていたらしい。全然知らなかった。
続いて女子。78kg超級には、無差別級との二階級制覇目論む塚田真希選手とその塚田選手を国内の体重別選手権で二度破っている杉本美香選手が出場。
塚田選手のライバルである中国のトウブン選手が出ていないとのことで、塚田選手の悲願の金メダルなるかと思いきや、準決勝で中国のシンセン選手に敗れてしまった。まともに組み合うことが出来ずほとんど技を掛けられなかった。それ以上に動きに精彩を欠いていたように見えた。塚田選手は、3位決定戦に回り、同じ中国の選手に一本勝ちして銅メダルだった。
一方の杉本選手は最後まで技に切れがあった。右膝に故障を抱えていて、それが原因でなかなか世界大会の代表になれなかったらしいけど、世界柔道初出場で初優勝を掴んだ。決勝こそ反則勝ちだったけど準決勝までは、見事なオール一本勝ち。放送は準決勝からだったけど、出来ればその辺にもう少し時間を割いて欲しかった。
最後は女子78kg級。緒方亜香里選手と岡村智美選手が出場。どちらも決勝には進めなかったけど、緒方選手が銅メダルを獲得。敗者復活戦、3位決定戦で世界ランク1位、2位を破っての銅メダルは見事。特に3位決定戦では、序盤から試合の主導権を握られた展開の中、焦らず自分の柔道に徹していた。得意の寝技に持ち込み相手を消耗させて、疲れさせたところを内股で一本勝ち。若い選手だし、今後に期待したい。
今大会を前に、しきりに宣伝されていたのが「日本100個目の金メダル」というフレーズ。今日2つの金メダルが加わって、ついに99個になった。明日、100個目となるか注目したい。
… …
録画した放送を見終わってすぽるとを見ながら記事を書いていた。放送では割愛されていた選手たちの結果はすぽるとで確認出来た。結果しか放送しないすぽるとの方が情報量が多いということに疑問を持ちつつ、今日はもう寝よう。