現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

蝉しぐれ

2005年10月09日 | 映画
全体的にしっとりとしていて、あまり大きな波がなかった気がした。上品過ぎるというべきか…。

父の死を受け止め、一変した生活の中でもう一度武家の息子として成長していく姿が「上品に」描かれていた。でも、「20年、愛しつづけたことがありますか。」というCMの触れ込みとしては、その辺がイマイチだったと思う。
それと、時代背景に詳しくないから、世継ぎ騒動が藩の中での抗争に発展するというのがよく分からなかった。(だったら、そもそも観るな!とか言われそう

それから、わざとらしいとも思えるところもあったけど、文四郎とふくの子供時代を演じた石田卓也と佐津川愛美の演技が良かった。それとは反対に、今田耕司とふかわりょうの演技を見てるとコントみたいで、真剣なシーンなのに笑いそうになってしまった


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