過去に録画していた番組をいろいろと物色していると面白い。
今日は6月に放送されたジャンクスポーツを見ていたんだけど、バスケットの波多野選手という方が出演していて、ふと思った。波多野選手は日本のプロバスケットリーグ、bjリーグの選手とのこと。
うろ覚えだけど、bjリーグって元々日本にあったバスケの社会人リーグとは別に出来たリーグじゃなかったっけ?っていうことを思い出して、とりあえずbjリーグの公式サイトへ行き、加盟チームとその所属選手を見てみた。
やっぱり!この前の世界バスケに出場していた日本の選手は誰もいなかった。改めて元々ある方の社会人リーグを調べたら、日本代表選手は皆さんこちらのリーグの所属、あるいは学生だった。
社会人リーグとbjリーグ。この2つのリーグが今どんな関係にあるのか私はよく分からない。ただ、社会人リーグからしか代表を選出していないという現状から考えられるのは、両リーグに差があり過ぎるか、bjリーグからは選出しないことになっているという決まりがあるか。
前者の場合は、「プロのbjリーグの方がレベルが低い」ってことになるので、おかしな話になってしまう。すると後者の「選出しないことになっている」ということになるわけだけど、もしそうだったら、それこそ一番大きな問題だと思う。だって、この前の世界バスケに出場していた日本代表は、ホントの意味で代表ではないということになるわけでしょ?それってやっぱりオカシイ。
だいぶ関連性は違うだろうけど、かつて野球で五輪にプロを選出するかどうかで揉めたことがあり、プロ野球とアマチュア野球が歩み寄って、シドニー五輪ではプロアマ混成チーム、アテネ五輪ではプロのみのチームで出場した経緯がある。
野球みたいにいかないかも知れないけど、日本代表という概念においては、わだかまり?を捨てて歩み寄って、ホントの意味での代表を構成出来るようにして欲しいと思う。
世界バスケで日本の予選リーグ敗退が決まってからというもの、代表に田臥選手を入れて出直しというような見出しをいくつか目にした。
確かに田臥選手が代表を辞退せず、代表としてチームにいるということも大きいと思う。でも、まずは両リーグからちゃんとした代表を選出するようになって欲しいと思う。