ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

【ビワ種酒】 風 ? ? ?作る  

2009年06月16日 | ふるさと 他
 奈良・田原本は曇り空の中から雷の音が聞こえたかと思うと一時雨などで、不安定な朝を迎えています。皆さん、お変わりありませんか。先日、故郷の義弟から沢山の「ビワ」や「ワカメ」を送ってくれたのでした。前回は子供の頃に「グミ」を食べた時の思い出を書きましたが、「ビワ」にも思い出があるのです。

 それは、伯母(父の姉)が畑で麦を作っていて、猫の手でも借りたいほど忙しかったのか小学生であったノブトも麦刈に駆り出されたのでした。その畑の横には大人でも登れる程の大きなビワの樹があり実がたわわに熟していたのです。麦が黄色く色づく、いわゆる麦秋を見るたび伯母の麦刈を手伝い、休憩時には思い存分ビワを頬張った時を思い出すのです。
 この様な思い出を懐かしく思いながら食しましたが、沢山出てくる「ビワの種」を捨てるのが惜しくなりビワの効能を調べたところ、葉よりも実の方に薬効が多いとの事であり【ビワ種酒】なるものを作ってみました。
 「作った」と言っても何年も前の梅酒に、ビワの種を土鍋で煎り皮を剥いて梅酒に漬け込んだだけなのです。(笑) ノブトはどうも梅酒は好きでありませんで、いつまでも広口瓶の中には琥珀色した梅酒があるのでその中にビワの種を入れたという訳です。

 まだビワの実のエキスは出ていませんが綺麗な色でしょう。ビワの実の一部が黒くなっているのは土鍋で焦がしたものです。なお、ビワの実の効能については割愛しますが、NETで検索すると色々UPされています。
  
参考までに【ビワの効能】の一部ですが添付します。 
       (薬草の自然療法 東城百合子先生著 池田書店 より抜粋)
【びわは、昔から魔法の木、なんと3千年も昔から、涅槃経(ねはんきょう)などインドの古い仏典の中に、びわは大変優れた薬効を持ち生きとし生けるものの万病を治す植物として登場します。びわの樹は「大薬王樹」、びわの葉は全ての憂いを取り除く「無優扇」と名付けられていたことからも、その癒しの力の絶大さが、すでにこの頃からあまねく知られていたことがうかがわれます。
 この古い療法は、びわの葉を焦げない程度にあぶって、2枚あわせて両手で10回ほどすり、1枚ずつ手に持って熱いうちに患部を摩擦するという、素朴なやり方だったようです。それ以来、全国のお寺にはびわの木が植えられ、難病に悩む衆生を治療してきたのです。
 びわの葉には、ブドウ糖、蔗糖、果糖などいろいろな成分が含まれていますが、その中のアミグダリンという物質が薬効成分なのです。そしてこのアミグダリンが、ビタミンB17になるのです。ガンに画期的な効果があるとして、今、国際的に脚光を浴びているこのビタミンB17こそ、びわの葉の驚くべき効果の主役でもあるのです。
 ビワの種には、アミグダリンという成分が葉の1,300倍も含まれていると言われています。これを焼酎に漬け、びわ種のエキスを患部に塗ったり飲んだりして我が家の万能薬味酒としてぜひお使いになってみてはいかがでしょうか。】
      以上です。





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