ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

葡萄のブラインド完成と、誕生日の花

2006年06月18日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本は雨が止んでいます。庭の草花も嬉々としているように感じられ、なかでも紫陽花は我が世の春とでも言っているようです。真夏には、今にも枯れそうな態度をする癖に....。
            
 この葡萄は、3年前剪定した枝を無造作に挿していたのが根付いたもので、やっと今年になりブラインドとして使えそうです。花を咲かせ実を付けましたが、実もブラインドのアクセントに良かろうと思いそのままにしています。ヒヨドリが来てくれるか、うちの奥方が先に口へ入れるか、どちらが早いでしょう。
 それと、我が家には沢山「ヤモリ」が住んでいます。かなりいるようです。明るくなっているのに、今朝もこの葡萄の葉の下のガラスにへばり付き、西洋人のような目で私を見ていました。虫を食べてくれるのは有難いのですが、処かまわず黒い糞をするので困っています。字の如く「家を守ってくれている」と考え、我慢しなければなりませんね。

  さて、今日の誕生日の花はアカバナ科の【オオマツヨイグサ】で、花言葉は「ほのかな恋」です。yahooキッズ図鑑によりますと、『北米原産の帰化植物で、花は夕方咲き始め朝にはしぼむので、昼間には何でもなかった場所が、夜にはオオマツヨイグサのお花畑になることがある。和名は「大待宵草」。よくこの花をツキミソウと言っているようですが、ツキミソウは白い花をつける』と説明してくれていました。
  歌人 鳥海昭子さんは、このはなについて
         日の暮れて ひとりあなたを想いおり
                     大待宵草 ほわっとひらく
と詠まれています。鳥海さんのコメントは、いつものように画像上で流します。

<
「ほのかな恋」に心のうずく

夕暮れどき、

オオマツヨイグサが

ほわっと開きました。

まるであなたへの

はかない想いのように。

         鳥海昭子


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2 コメント

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おはようございます (kunta-shellby)
2006-06-19 09:22:09
葡萄の葉のブラインドなんてステキです!まるで、南仏プロバンスのおうちのよう。。可愛らしいですね。



大待宵草は、古今や源氏物語にもよく出てくる花です。「ほのかな恋」なんですね。確かに物語中でも男女の恋の逢瀬や恋文を渡す折に大待宵草の歌が詠まれていたと思います。
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勉強になりました ( ノブト)
2006-06-19 12:38:41
 kunta-shellbyさん、コメント有難うございます。

 そうですか。勉強になりました。ほのかな恋ってどのような恋なんでしょうね。あまり好きでないけど、事情があって、とりあえずしている恋なのでしょうか。そんな恋はいりませんね。(笑)

 私は、今まで月見草とばかり思っていました。月見草が白い花だとは知りませんでした。

 葡萄の葉のブラインド面白いでしょう。葡萄の葉で包んで煮る外国の料理あったと思いますが、それを作ればもっと楽しいでしょうか。実が熟したらヒヨドリに食べられないうちにお見せしたいと思っています。
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