アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

聖書に学ぶ、大きな励ましとヒント (^_^)

2011年04月24日 | Weblog

22日に帰宅して、昨日はポッコの法事を行った。(命日は25日なのですが・・・・)
昨日は大雨だったので集まってもらった人たちには申し訳なかったけれど、お墓参りに行って、そのあと食事会で美味しい料理をいただいて疲れが吹き飛んだ。

毎年今の時期は当時のことが思い出されて「つらいモード」に入るのですが、今年は被災地へのボランティアに出かけたこともあり、ちょっと違った心の状態でした。

「困っている人の支えになってね」

と天国の妻も言っているので、これからも息長く活動しよう

避難所の様子をもう少し写真で紹介します。

ここは段ボール住居です。各人が工夫してスペースを確保していますが、プライバシーを重視する人たちは、このように区切ります。しかし灯りが入らないので、右奥のように窓を作る人もいたりで、早く安心して住める住居が必要だと思います。

新潟中越地震の関係者が「紀州梅」を持ってきてくれました。
避難所では塩分のあるものがほとんどないので、この梅干しは大変喜ばれました。

練馬の自衛隊がお風呂を提供。

この人だかりは「水戸黄門」の再放送です。ニュースより人気があります。

このような張り紙があります。救護所には精神科医も常駐していますが、ココロの問題で訪れる人は少なかったようです。

ココロの問題で相談に行く・・・・というのは「自分の弱さをさらけ出す」ので気が引ける、という心理状態も働きます。

私たちが何日も歩き回って様子を聞いて回るのが有効な手立てとも考えられます。声をかけると反応でその方のメンタル面がどのレベルなのかがうかがい知れます。

重そうな場合は精神科医に報告してケアをお願いしました。

いっしょに活動した精神対話士の仲間3人がとてもいい人たちで、相互に連携しながらすすめられたのは幸いでした。
単独でボランティアというのも一つのあり方ですが、できればグループで活動した方がいいと思います。

この経験を次につなげていきます。

さて最後に岡野守也氏の言葉を紹介します。



患難は忍耐を生み出し、忍耐は練達を生み出し、練達は希望を生み出す……そして、希望は失望に終ることはない。(新約聖書『ローマ人への手紙』5・3-5、日本聖書協会訳)

 この厳しい時期を耐え抜き、耐え抜くプロセスをとおして「練達」つまり人間としてより成熟し英知を身につけることができるならば、私たちは「希望」を見出すことができると聖書は告げています。

 そして、これは個人のことだけではなく、社会全体にも当てはまるのではないかと思うのです。

 日本社会がより英知のある社会へと変容・成長できるならば、どんなに困難でも必ず希望は生まれる、と私は信じています。



HOPE=希望の力を信じましょう。