アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

ミュージカルでリフレッシュ

2006年09月12日 | Weblog
昨夜は久しぶりに妻と夜のお出かけでした。

池袋のシアターグリーンで妻の知り合いが出演するミュージカルに。
「La CHANCO」という劇団による、
『 「女子住人独房」 ~女囚刑務所の懲りない面々~ 』
でした。

なにせ会場は狭い、会議用の椅子を並べて40席もあるかないかでほぼ満席。
至近距離で見られるので迫力はあります。

私はミュージカルなんて見たことがありません。好き、というほどでもありません。しかし昨夜のミュージカルは、たった8人のメンバーでしたが、お笑いあり、懐かしい歌ありで、妻と二人で「よかったね。面白かったね」と大満足でした。

1時間45分休み無しでしたが、笑って免疫力アップなら大満足。

食わず嫌い、ということがあるのを再認識しました。

妻、N○Kの取材を受ける

2006年09月10日 | Weblog
大変なことになってしまいました。

9月2日に我が家が筑波で参加したリレー・フォー・ライフの後日取材をしたいとN○Kから依頼がありました。

私たちはそれほど活躍もしていないし、もっと取材していただきたい患者や家族の方々がいるはずと迷ったのですが、発起人のシュウさんが是非受けてください、とおっしゃるので受けることにしました。

午後2時、聞き手のディレクターさん、カメラマン、音声さんの3名が見えました。

妻が主役なのでリレー・フォー・ライフについての思いを語りました。2年前の発病から癌の治療に至る経過、そしてリレー・フォー・ライフの意義など1時間ほどしゃべりました。

妻の度胸はすごい!

で、ようやく終わって、みなさんにお茶を出してお帰り・・・のはずが、

「それではご主人にもお伺いしたいのですが」

ときた!えー、ぼぼっくはー・・・・とパニック状態に。

カメラの前でしゃべったことなんかありませんからもう大変。なんだか質問とまったく違う方向に話がとんだりで、脳梗塞の妻よりもしゃべりがヘタ!

大汗、緊張の時間はあっという間に過ぎてしまいました。

思っていることの半分も伝わらなかった気がします。どうかカットしてくださいN○Kさん

歩行訓練

2006年09月09日 | Weblog
昨日は妻の歩行訓練日。

盲人図書館の訓練士の方が、
「今日は離れてついていきますから、一人で駅まで行ってください」

ということで、訓練士さんはいつもはそばに付きながらサポートしてくれますが、遠くから探偵のように後をつけてきたそうです。

駅のエレベータの乗り方から実際に電車に乗る時の白杖の使い方など、細かく指導していただきました。

近くの駅まで往復して帰ってきました。

次回はいよいよ会社近くの駅まで行って、通勤のシミュレーションに入ります。

サインを見逃さない

2006年09月08日 | Weblog
会社を退職した先輩から電話がありました。
「なんとなく気分が優れないので、大腸の内視鏡検査を受けた」

といいます。それでポリープが4個発見されたそうです。
組織をとって病理検査の結果手術するそうです。

4個のうち3個が危ないものだそうです。どのように危ないか説明を聞いたのですかとうかがうと、
「いやー、ベッドがあいたからすぐに入院してくれといわれた」

だけだそうです。ずいぶんおおらかなものですね。

しかし気分が優れないというサインを見逃さないのはいいことですね。私も今朝妻の様子を聞いてメモしました。

・目の周りがかゆい
・手の甲がかゆい
・寝不足なのかダルイ感じがする
・起きがけは関節が痛い

このようなことを外来診察でまとめて主治医に報告します。何かのサインかもしれませんからね。

外来に行く

2006年09月06日 | Weblog
RFLの疲れがまだ残る体で外来に。

がんセンターの知り合いが2日のRFLに来られる予定と聞いていました。しかし私は会場で発見できず、妻も友人と報道機関の対応に追われて、その方を捜せませんでした。

センターの待合室に行ったらその方がいらっしゃいました。
話を聞くと脳に転移が見つかり、サイバーナイフの治療だったとか・・・・・

さて妻の血液検査の結果はおおむね良好。腫瘍マーカーCEAは1ヶ月で27から16に減少してホットしました。しかしSLXは30から40と増加していました。これはちょっと心配です。

今日は会社復帰にむけて治療のスケジュールを再確認しました。

来週13日に抗がん剤2種類実行し、しばらく様子を見ることに。
「がんと共存しながら復帰ですね」(主治医)

と確認しました。次のステップに向かってGO

ホラ、アレ、ナニ症候群

2006年09月05日 | Weblog
妻とテレビを見ていて、

「今のCMの女の子、名前知ってる?」

と聞くと、妻は、

「ホラ、連ドラに出ていた、アレよ」

私は、

「アレじゃわからないよ、ホラもう少しナニして、ホレ・・・・」

このような会話を「ホラ、アレ、ナニ症候群」と言いまして、加齢とともに平等に訪れてくるそうです。

我が家では「ニンテンドーDS」の脳を鍛えるシリーズを必死でやっていても、このありさまなのです。

皆様のご家庭ではこんなことはまさか・・・・

感激!リレー・フォー・ライフつくば

2006年09月04日 | Weblog

昨日つくば市でリレー・フォー・ライフが開催され、夫婦で参加してきました。
500人くらいの参加者と予測していたのですが、筑波大学陸上競技場にはなんと1000人が参加したのです。

新聞社やテレビが取材に来ていたのでご存じの方も多いでしょう。

チームを組んで8時間リレーで歩き続けます。
私たちは「癌でもいいじゃん♪」チームに入っています。横断幕はなんだか一番目立っていましたね。

妻は休み休みでしたが5周ほど歩きました。
2年前に脳梗塞で倒れてから半年のベッド生活。そして肺ガンの治療と続いてきましたがこんなに元気に歩けるとは、本人も私も予想できませんでした。

当日参加の方も多く、その場合は主催者がチームに組み込んでくれますから心配はありません。私たちのチームにも来られましたが暖かく迎えて一緒に歩いていろんなことを語り合いました。涙が出そうな場面が何回もありましたが、ぐっとこらえて歩きました。

写真もたくさん撮りました。これから編集して皆さんにプレゼントしようと思っています。

一番うれしかったのは妻の友人がたくさん来てくれたことです。幼なじみのSさんは前日参加を決めてくださいました。
大学時代の友人、会社の同僚、妻の姉夫婦、皆さん本当にありがとうございます。

ブログでつながった方たちとも初めてお会いできました。つらい治療を乗り越えて遠方からも参加されていました。

もう感激でいっぱいです。言葉になりません。