アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

意外に面白い 「超訳 ニーチェの言葉」(#^.^#)

2010年04月12日 | Weblog


ベストセラー本というのはあまり買わない私ですが、この『超訳 ニーチェの言葉』は立ち読みしてたら面白くなって買ってしまいました。

ニーチェは学生時代に岩波文庫で読みましたが、難解であった・・・・ということしか覚えていませんが、この『超訳』はなかなかよくできています。

自分の「気づき」と同じところがあったり、手厳しい指摘もあったりで飽きない内容です。

私の好きなところを少しだけ紹介します。

★友人と話そう
 友人とたくさん話そう。いろんなことを話そう。それはたんなるお喋りではない。自分の話したことは、自分が信じたいと思っている具体的な事柄なのだ。腹を割って友人と話すことで、自分が何をどう考えているかがはっきりと見えてくる。
 また、その人を自分の友人とすることは、自分がその友人の中に尊敬すべきもの、人間としてなんらかの憧れを抱いているということだ。それゆえ、友人を持ち、互いに話し合い、互いに尊敬していくのは、人間が高まるうえでとてもたいせつなことだと言える。
(『ツァラトストラかく語りき』より)

★喜び方がまだ足りない
 もっと喜ぼう。ちょっといいことがあっただけでも、うんと喜ぼう。喜ぶことは気持ちいいし、体の免疫力だって上がる。
 恥ずかしがらず、我慢せず、遠慮せず、喜ぼう。笑おう。にこにこしよう。素直な気持ちになって、子供のように喜ぼう。
 喜べば、くだらないことを忘れることができる。
 他人への嫌悪や憎しみも薄くなっていく。
 周囲の人々も嬉しくなるほどに喜ぼう。
 喜ぼう。この人生、もっと喜ぼう。喜び、嬉しがって生きよう。
 (『ツァラトストラかく語りき』より)


【写真はいずれも東京都庭園美術館】

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