リレー・フォー・ライフで知り合った京都がん医療を考える会の竹内さんが「がん患者家族・遺族のためのサロン」を立ち上げた。そのネーミングを竹内さんが募集していて、私が深い考えもなく思いつきで「ふらっと」はどうと言ったら採用してもらえた。
まずその趣旨が素晴らしいのでご紹介しよう。
【がん患者家族・遺族のためのサロン「ふらっと」開設のお知らせ】
患者さんと同じようにがんという病と向き合っている家族の方々が、想いを語れる場所はなかなかないのが現状です。
家族が、迷いや不安な思いを抱えたままではなく、ほんの少しでも気持ちに余裕をもって患者さんと向き合う事ができたら、それはきっと患者さんのよりよい治療・闘病生活に繋がることと思います。
また、家族が遺族になった時、今まで相談する事ができていた病院や病院のスタッフの方々との繋がりも無くなり、ひとり放り出された感覚を持たれる方もいらっしゃるのではと思います。
「ふらっと」担当のふたりも、同様の経験を経て、今回サロンの立ち上げをさせて頂く事になりました。
Flatな(元気のない)気持ちも、サロンにお越し頂くことで
Flatな(平らな、平静な)気持ちになって頂けるように…。
事前お申し込みは要りません、どうぞお気軽に “ふらっと” お立ち寄りください。お待ちしております。
竹内さんともう一人の発起人大嶋さんが遺族の立場から立ち上げられました。
私もこういう会は必要だなと思っていたので、さっそく昨日の第1回に参加してきました。
京都府庁旧本館が会場です。私は京都府下の生まれですが、ここは初めてです。歴史的建造物のようです。
いい感じの白壁とアーチ。
案内があった。
この冊子は有意義な内容です。
会には20人くらいの方が来られて、それぞれ自己紹介も兼ねてお話をされました。
みなさん切実な思いがあり、胸が詰まるシーンもありましたが、こうやって「話をする」ということが遺族や、患者家族には必要なのです。
話すことによって考えが整理され、はき出すことで自己浄化作用もあります。
2時間があっという間に過ぎてしまいました。
桜はまだですが、中庭の説明書きに興味津々。
帰りに立ち寄った神社でお参りです。
御利益のある石にも触ってきました。