ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

色彩

2007-01-22 | 雑記
ルノアール曰く「色彩は天性のもの」
今日の迷宮美術館で。
「デッサンは訓練で向上するが、色彩のセンスはもって生まれたもの」
が=====ん!!
そうじゃないかなとうすうす気づいてはいたが、
こうはっきりと大先生に云われたら立つ瀬がない。
梅原龍三郎とルノアールの親交についても印象的だったが、
何よりこの言葉が鋭く胸を突いた。

キルトフェス

2007-01-21 | 手芸
東京ドーム行ってきました。すごい人でした!今回で4回目ですが、こんなすごい人混みは初めてでした。それだけ人気が高まってきているということ。嬉しいかぎりです。
なにはともあれ、真っ先に見たのはアンティークのボルティモア・アルバム・キルト。ちょうど階段を下りたところに展示されていたので迷うことなく見ることができました。素晴らしいです。150年前、憧れの牧師様のために若き乙女達が精魂込めて作り上げたキルトは、誇らしげに展示されていました。今日BSで恒例のTV生中継がありました。そこで小野ふみえさんがこのキルトについてお話ししていました。彼女は当時の住民票までたどってキルトを作った女性達を調べたのですね。一番若い少女はなんと13歳だったそうです。そういうことを知って作品を見ると、更に味わい深いものになります。どのキルトにもきっとその作品だけの物語があるのです。どんな人がどんな想いで作ったのか?想像の翼を広げるのも楽しいのです。
毎回楽しみなパートナーズシップキルト。今回のテーマはバスケット(写真参照)。これは圧巻。120人分の想いが込められたキルトが80枚。一緒に行った姉と「わっ!これ見て!」「これも見て!」とこのキルトの前ではついついニコニコしてしまいます。どなたか「手仕事をする人に悪い人はいない」と云っていましたが、人の善意と笑顔と真摯さと時にユーモアに満ちたキルトは私たちを捉えて離さない魅力満点です。特に愛犬や愛猫がカゴから覗いている動物ばかりを集めたキルトは微笑ましくて楽しませてもらいました。
また今回は「静けさ」を感じさせる印象的なキルトがいくつかありました。これから少しずつ写真をアップしていきたいと思います。さあ、私も針を持とうっと。

木村伊兵衛のパリ

2007-01-19 | 美術

キルトレッスンが終わって携帯を確認すると、
姉からメールが入っていた。

「木村伊兵衛のパリ展。
 銀座エルメスビル8Fにて無料だよ。
 必ず観てね。
 素敵な写真展ですもの、ほんとに。」
なんと写真付き。

これは行くしかない。
エルメスに入っていくのはあまりにも普段着で恥ずかしかったけど。

1954-55年に木村伊兵衛によって撮られたパリは、
どの写真も立ち止まってゆっくり眺めたくなるほど魅力的だった。
街を風景として捉えているのではなくて、
どの写真にも必ず人が(あるいは猫が)いる。
カメラをじっと見ている人も、
ただ通り過ぎていく人も、
その人だけのドラマを持っている。
それを想像する楽しさ。

そして写真の魅力もさることながら、
展示の仕方のお洒落なこと!
白い額に入れられた写真は大きなガラスのテーブルに並べられ、
まるでどこかの家のリビングに飾られた写真を見ているよう。
ま、こんな洗練されたリビングがあったら、の話だけど。
きっとパリにならあるのだろう。

お姉様教えてくれてありがとう!

今日のキルトレッスンはクラフト「スモックのエプロン」
小さな格子柄をキュッキュッと絞ると、
可愛らしいスモック模様ができていく。
今日は振り替えで専科の仲間たちに久しぶりに会えたのも嬉しかった。

明日はドームでボルティモアだ!

まだ途中

2007-01-18 | 手芸
えーん、いくらやっても終わらないよぉ。
と言いつつ、楽しんでます!
布の絵の具で絵を描いている絵描きさんの気分。
2~3色の組み合わせよりも、
たくさん色を使える方が難しくないし。
さあ、今夜も頑張ろう。
アップリケは楽しいよ。