ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

Alfred Wallis

2007-06-09 | 美術
たった今、「美の巨人たち」を見終わったところ。
今日の一枚はアルフレッド・ウォリスの「青い船」
私はまったく知らなかった。

アルフレッド・ウォリスはイギリスの画家。
漁師をしていた彼は、70歳のある日突然絵を描き始める。
港町セント・アイヴスの裏道に捨てられていた廃材の板きれやダンボールに。
海の青は船の塗装に使われるペンキ。
20歳年上の最愛の妻に先に逝かれ、絶望の3年間の果てにみつけた作業。
彼の場合それは絵を描くことだった。
「何故絵を描くのか?」と聞かれ、
「For my company」と答えた。

孤独のなかでやっとみつけた「救い」
そんな絵を前にして人は何が云えるのだろう。

TATE GALLERYに彼のコレクションが何点かあります。
なお!行って、見るべし!

画像はTATEから借りました。


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1 コメント

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Unknown (kyasarinn)
2007-06-11 19:51:49
実物のこの人の絵
いまいいち魅力なkったよ
寂しい絵で悲しくなって帰って来たよ
でも
おもしろい絵かもね
絵に夢中で幸せなこと
きゃああ
ばいばい
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