娘へ
2011-03-13 | 雑記
地震が起きて、
少し落ち着いて、
まず私が思ったことは、
ロンドンの娘に連絡しなければ!
ということだった。
衝撃的な映像で地震のことを知る前に、
家族はみな無事だよ!とまず知らせたかった。
ロンドン時間早朝に携帯に電話して、
(スカイプからはすんなり通じた)
ニュースで知ると思うけど、
家族はみな無事だから、
いつも通りに仕事に行って大丈夫だよと伝えた。
それでも通勤のTUBEの中で、
みんなが読んでいる新聞の写真を見て震えたそうだ。
このような大災害が起こったときの
海外にいる日本のかたたちの不安・恐怖・心配は、
想像に余りある。
家族や友人のいる、
大好きな、自分の生まれ育った国に、
大変なことが起こってしまった。
津波のすさまじい映像、
原発への恐怖、
頻発する余震、
などの情報もほぼリアルタイムで知ることができる。
それなのに自分はこんなに遠くにいて、
何もすることができない。
焦燥感と無力感。
親しい日本の友人がみな帰国してしまって、
その気持ちを誰かと共有することもできない娘にとって、
今回の地震は相当こたえているようだ。
がんばれ。
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自分をしっかりもって、
普段通りの生活をきちんとこなしていくこと。
こちらからもなるべく連絡をいれるので、
あまり心配しすぎないこと。
宮城のお友達の安全をお母さんも祈っています。
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これは知っておくといいね。
【持ち物】
□現金
□身分証明書
□印鑑・預金通帳・保険証
□飲料水(1人1日3リットルが目安)
□非常食(缶詰・お菓子等)
□携帯電話と非常用充電器
□ティッシュ
□タオル(5枚くらい)
□懐中電灯
□カイロ
□サランラップ
□毛布
□家族の写真(はぐれた時の確認用)
□ホイッスル(生存率が格段に上がる)
□メガネ
□いつもの薬
【緊急行動パターン】
・窓・ドアあける
・荷物は玄関へ
・底の厚い靴をはく
・ガスの元栓を締める
・浴槽に水をためる
・米を炊く
・出来るうちに携帯充電
・停電時ブレーカー落とす
・とりあえず落ち着く
・災害用伝言ダイヤル171の利用(避難場所も伝える)
・電話は最低限
・Skypeなら使える
・警察を偽った詐欺電話に注意
【避難時の注意】
・倒れかけのタンスや冷蔵庫に近づかない
・ガラスや塀に注意
・壁の亀裂や柱の傾きは倒壊のおそれあり、即避難
・狭い道、崖沿い、川沿い、海を避ける
・海沿いの人は高台に避難
・ヘルメット着用。せめて帽子を着用
・火が付きやすい化繊の服を避ける
・マスクや濡タオルを装備する
・火災時は風上へ
・車は走るのをやめて路肩に寄せて停まれ
【NTT公式情報】
公衆電話は災害時には優先的につながります。
災害時には被災地の公衆電話は無料で使ます。
ただし国際電話は使えません。
●無料公衆電話のかけ方。
・緑色のアナログ公衆電話
緊急ボタンを押すか、10円玉を入れれば通話できます。
通話が終わると10円玉は戻ります。
・デジタル公衆電話
テレホンカードや10円玉を使わず、
受話器を取るだけで通話できるようになります。
【災害用伝言ダイヤル】
◆被災者の方
1.伝言ダイヤル「171」を押す。
2.「1」を押す
3.自宅の電話番号を押す。
4.伝言を録音する。
◆安否を確認したい方
1.伝言ダイヤル「171」を押す。
2.「2」を押す
3.安否を確認したい方の電話番号を押す。
4.録音された伝言を再生する。