ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

悪意の森 Dublin-Murders

2021-08-25 | ドラマ

2019年BBC制作のアイルランドのダブリン を舞台にした刑事もの。
ミステリーチャンネルにて放送。

ああ、ミステリーチャンネル。
これさえ見れれば生きていける、
(欲を言えば、BBCのドラマ全部放送して)
我が心の(笑)ミステリーチャンネルでは、
新しく放送するドラマは、割と一挙放送が多いのですが、
これだけはなぜか週一放送で、
なんということでしょう、第一話を録画し損ねました。

それを娘となんとかなるよと見はじめた。
第一話、事件の発端なしで。

簡単な(まるでクイズのような)おさらいはあります。
しかし、それでも2話3話2人とも頭の中をはてなマークが飛び交う。
加えて、このドラマは複雑な構成になっていて、
森で起きた少女殺害事件と、
同じ森で21年前に起きた少年少女失踪事件
二つの事件が交差し、

さらに加えて、
上の二つの事件とはまた別の
原作者タナ・フレンチが書いたもう一つの小説の話も
入れ込んでいるという懲りようで、
たぶん第一話を見ていても相当てこずったに違いありません。
はっきり言って、もう一つの小説の話は全く要りません。

そんなこんなで数日かけて2人で見終わりました。
ようやくいろいろなことが分かりかけてきて
最後はなかなか見応えがありました。


この2人の刑事が主役。

その上司にGOTのバリス(Conleth Hill)
懐かしかった。

教訓
ドラマの1話はとっても大切(笑)



フレイザー家の秘密(The Undoing)

2021-08-23 | ドラマ

U-NEXTせっかくの無料期間にて、
HBOドラマを観る。全6話。

ニューヨークに住むエリート家族。
夫(ヒュー・グラント)は小児腫瘍科の医師。
妻(ニコール・キッドマン)は精神科医。
結婚して14年。子供は中学生男子1人。

ある日、
子供が通うエリート校のボランティアで知り合った母親が惨殺される。
小児科の夫の元患者の母親だったこと、
その時に夫と不倫関係になったこと、
それが理由で半年前に夫は病院を解雇されていたこと、
殺人のあった日も夫は殺された女性と密会していたこと、
などなどが次々に明かされていき、
ついに夫は第一容疑者として逮捕される。


まあ、そういう話なんですが、
それなりに面白くないことはないのですが、
私にはどうしてもね、
あの及び腰の(笑)ヒュー・グラントがね、
極悪人には見えないのですよ。
だからドラマがシリアスになればなるほど引いてしまう。

キャスティングってドラマ作りで大きな要素ですよね。
ほぼそれで決まると言ってもいいくらい。
ヒュー・グラントもいつまでもチャラチャラしたプレイボーイの
コメディばっかりやっていたくないのでしょうが、
これは違うと思う。

それと比べると
少し前にレンタルで観た「リトル・シングス」のジャレット・レトは
最後まで本人だと気づかないくらい凄かった。
悪役はあれくらい迫力がないと。

ニコール・キッドマンのリッチな父親に
お久しぶりのドナルド・サザーランド。
夜には自宅のピアノでバッハを弾き、
考え事があると美術館のお気に入りの絵の前に座っている。
風格がすごい。


コミンスキー・メソッド

2021-05-30 | ドラマ

NETFLIXで「コミンスキー・メソッド」シーズン3を見た。
シーズン1-2はすでに見ていて、アラン・アーキンのしらばっくれた芝居が面白かった。

マイケル・ダグラス演じるサンディ・コミンスキーは70歳をすぎた独身の演劇コーチ。
一人娘と共に小さなスタジオを経営していて、役者志望の若者に演技指導をしている。
サンディは売れない役者だった。だが、演技指導はうまい。
サンディの長年の友人ノーマン(アラン・アーキン)は大金持ちのプロデューサー。
そん2人が、高齢ゆえの体の悩み、家族のあれこれ、まだまだいける女性問題(アメリカならありうる?)
におおわらわ日々を綴ったコメディドラマです。

ああそれなのに、
シーズン3はノーマンのお葬式から始まるという驚きの展開。

1934年生まれ、今年87歳のアラン・アーキンは高齢を理由に降板を希望したらしい。
シーズン1-2で楽しませてくれて本当にありがとうございました!

それはともかく、シーズン3。
ノーマンの代わりと言ったらなんだが、サンディの元妻が登場する。



野太い低音、辛辣な言葉、強烈なキャラだが知性があって品がいい。
うわ〜、こんな素敵な役者さん知らなかった。
この元妻が実に魅力的で、夢中になって見ていて、
もうシーズンも終わりに近い5話目くらいで、
あれ?キャストにキャサリン・ターナーって?
え〜、キャサリン・ターナー出てないし・・・・。

も、も、も、もしかしたら元妻ロズ?
その瞬間、ソファから立ち上がっていましたね(笑)

あの、キャサリン・ターナーですよ。



そういわれれば、マイケル・ダグラスとは若かりし頃何本か共演しているし、
「ロマンシング・ストーン」好きな映画でした。



「白いドレスの女」
「偶然の旅行者』
ウィリアム・ハートとも共演していましたね。
美女は美女ですが、ちょっとあねご肌で、さっぱりしていて、コメディもこなす。
クールでかっこよかった!

年相応に熟女になってもやっぱりキャサリン・ターナーはキャサリン・ターナーでした。
マイケルもとてもいい感じの70代です。


嬉しくて、懐かしくて、胸がいっぱいになった夜でした。




Inspector Lewis ルイス警部

2013-08-19 | ドラマ
すっかりご無沙汰の今日この頃。

チャンネル銀河で放送されていた「ルイス警部」が今日終わってしまって悲しい。

もともとミステリーチャンネルで放送されていた「モース警部」の大ファンで、
モースが終わって、その後、相棒だったルイスの番組ができて、
それをチャンネル銀河で放送していたということはなんとなく知っていた。

今年になってスカパーでチャンネル銀河に加入して、
思い切って「ルイス警部」放送してください!と電話してみたら、
(もちろん私だけのリクエストではないだろうが)
7月から放送してくれてそれはそれは楽しんで見ていた。

しかしなぜか13話からの放送で、
今日20話で、全部で8話だけで終わってしまった。

再度電話して、1話からの放送をお願いしたのは言うまでもない。

私はイギリスの刑事ものが本当に大好きで、
「第一容疑者」「心理探偵フィッツ」「フロスト警部」「モース警部」「ダルジール警部」
ジョージ・ジェントリー、リンリー、バーナビーと数えだしたらきりがないっていうくらい、
どの刑事(警部?)も好きです。

そしてこの、モース警部を引き継ぎオクスフォードを舞台にした、
知性(さすがオクスフォード)と人情味?あふれる「ルイス警部」にもはまりました。



右がルイス警部。
いい味だしてますね。

左は相棒のハサウェイ刑事。
立ち姿の美しい青年です。

演じるのはローレンス・フォックス。
「日の名残り」でアンソニー・ホプキンスのご主人様(貴族)を演じた、
ジェームズ・フォックスの息子さんです。
サラブレットの輝き!
「心理探偵フィッツ」に出てきた若かりしエクルストンを彷彿とさせる魅力。





あ~早く第一話から見たいよお。