中国の国連での演説が疑問視されている。
演説では『中華人民共和国は抗日戦に勝利するとともに、国連発足以来人類の平和に貢献している』と述べたそうである。抗日戦を戦ったのは、主として国民党が主導していた中華民国の政権と軍隊であり、中華人民共和国の母体である中国共産党はほとんど抗日戦には参加していない。当時、共産党の八路軍は抗日戦よりも、主として共産党勢力拡大のための戦闘と、軍閥ゲリラの掃討等を行っていたもので、抗日戦云々は台湾の旧国民党からも冷笑されている。また、後段の平和貢献のくだりも、発足から中国として参加しているのは台湾の中華民国であり、中共(中華人民共和国)が中国の代表と認知されたのは1971年以降である。しかも、安全保障理事会での、覇権拡大と自己保身のための拒否権乱発は、平和に貢献しているとは到底認められない。国連での公式発言として、世界に虚構を発信する鉄面皮な中国にはあきれ返るばかりであり、その主張には理性と倫理観がまったく無いことを見せつけられた思いがする。そんな中国が宣伝する南京大虐殺を本気で信じている人(日本人を含む。)が、こぞって日本叩きに従事しているのが現状である。
『南京では虐殺などなかった』と帝国陸軍の従軍者や、国民党の従軍者が証言しているが、その声のなんと小さいことか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます