新聞報道では、太平洋における海軍力において米国の優位が揺らぎ始めている。
いわば、米海軍の優位によって保たれていた太平洋の静寂が、中国海軍の増強によって破られるということである。明治以降太平洋は日本経済の大動脈であり、かって日米がその覇権を争った結末から類推すれば、米中の確執が世界平和と日本経済に及ぼす結果は明白であろう。太平洋の平和を維持して日本経済を救うためには、日米に加えてカナダ、オーストラリア、ニュージランド、フィリピン、インドネシア並びにいやいやながら韓国等の諸国と連携して、中国海軍の覇権戦略を封じ込める必要がある。そのようなケースにも、我が国が集団的自衛権を持つという意思表示が必要で、近視眼的な論争に終始せず論理的に対処すべきであると考える。
太平洋を中国が握れば、経済成長、アベノミクスはおろか、日本の村立すら危うくなる。
ギリシャでフェリー火災の大事故が発生した。
報道では車両甲板での発火が拡大したものと推測されている。大量の燃料を持ち高熱のエンジンが発火源となり得る船舶は、常に火災発生の危険性を持っており、気密性の高い区画、逃げ場のない環境、複雑な区画構造等の要因から、船火事は大事故につながる危険性が極めて大きい。また、船には種々の可燃物が搭載されているため、火災が発生した場合は、訓練された乗員でも消火することは困難である。
艦船勤務の経験から言えることは、もしも船に乗る機会があったら、乗船後ただちに非常口と脱出経路を確認しておくことが大事で、火災時には乾いたタオル(湿っていると呼吸ができないことがある。)でマスクして、低い姿勢で避難する必要があります。
ヤンキースの黒田博樹投手が、年俸４億円で古巣の広島カープに復帰した。ヤンキース残留ならば２０億円程度の年俸が望めるのに。
かって、最多勝にも輝いたエースは再びマエケンとの２枚看板で優勝を目指すこととなる。「メジャー挑戦は憧れからではなく技量向上のための選択で、野球人生の終り方は決めていた」という黒田投手の美学に敬意を表すものである。
思えば、川口に始まり、江藤、金本、新井貴、大竹、黒田と大物選手のFA移籍による弱体化をドラフトと子飼いの育成で乗り切ったカープの戦略は、大金で即戦力を獲得する常勝球団と対照的である。
限りないカープ愛を選択した黒田投手に大拍手。 同じく古巣復帰の新井貴裕にも小拍手。
大川栄策歌唱の演歌です。
我々世代が生きた時代への郷愁、挫折した夢、初老の心構えを歌立った歌で、泣かせます。クラス会の二次会で披露したら、以後の会では締めの歌として大合唱が定番になりました。
もし、帰省する若い人がこの記事を読んでいるのなら、お父さんへの何よりの土産です。ＣＤショップにも売っているのでしょうがU-tubeでも聞くことができます。勿論、同世代の方も是非お聞きください。
♬ あの日の夢はまだ 列車の棚の上・・・・・
歌詞の一部を無断で掲載しました。作詞家の方ゴメンナサイ
民主党と自民党の綱領を読み比べたが、具体性と論旨において将に「提灯と釣鐘」の感がある。
理念具現の方向を解説書として掲げている自民党に対して、A4１枚程度の理念のみ示した民主党。綱領無き政党との揶揄打破のための急造とはいえ、中学生でも書ける総花式の内容で国民・有権者を馬鹿にした内容である。多数の政策秘書を公費で抱えている政党として《やっつけ仕事のマニフェストによって瓦解した政権の轍を踏む綱領》は、党の存在と信義すら疑われるものである。
横路・赤松・辻本・阿部氏をはじめとして旧社民(社会)党の残党が重きをなし、連合に支えられた民主党。国防等の重要案件で統一した方向性を見い出せないならば、かっての社会党のように「左派・右派民主党に分裂すれば、まだ理解できる政党となるのではなかろうか。
党改革、２大政党実現、政権奪取を標榜するならば、まず綱領の見直しと理念具現の道筋を示して欲しい。
