アメリカの次世代戦闘機の導入・制式採用が報じられた。
新戦闘機は、ステルス機能を強化するとともに無人戦闘機と共同戦術が取れるもので、名称はF-47と報じられた。F-35の次がF-47?と思ったが、第47代トランプ大統領に因んでの命名とされていた。
改めて米軍用機の命名規則を調べると、《1962年以降は、任務タイプを示す英文字・ハイフン・軍における命名番号・サブタイプを示す英文字が入る》となっているが、軍における命名番号は連番であることを要しないようでF-22からF-35に飛んで、更に今回のF-47に飛ぶ歴史を持っている。F-22から飛んだF-35にも何等かの理由があるのだろうが、そこまでは分からなかった。
律儀で几帳面な日本人は、帝国時代は九七式艦上攻撃機や零式艦上戦闘機のように制式採用した皇紀念を冠し、自衛隊にあってもF1⇒F2、C1⇒C2のように連番で示したり、20式5.56mm小銃や61式⇒74式⇒90式⇒10式戦車のように制式採用した西暦年を冠して命名(呼称)されている。
良く次世代戦闘機と呼ばれるが、報道では現在の新鋭戦闘機は第5世代で、F-47は第6世代戦闘機、日英で共同開発している戦闘機も第6世代であるらしい。
F-47に話を戻すと、友邦に売却・供与する場合には、その能力を10%程度落とすとされていた。アメリカの優位を保つとともに防諜・機密保持上やむを得ないものであるのだろう。
安物買いの自分の例では、購入した白物家電を使用する際、取説を読んで「こんな機能もあるのか!!」と試すと機能しない。よくよく見ると小さな字で購入機種よりも数万円高額な機種の機能と書かれており、がっかりすることが多いが、戦闘機にあっても同様の事態があるのかと笑ってしまった。