もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

塗り絵からの脱却

2023年09月27日 | 美術

 今年に描いたものを並べてみて、だんだんと孫の塗り絵に近づいていることを思い知った。

 塗り絵としても不出来・不十分との叱責は甘受するとしても、居間や絵画教室での存在感を増すためにも何等かの修正・変更が必要では?と考えるようになった。
 という訳で、「筆跡(タッチ)を残すこと」と「常識的でない色使い」を模索するとの大上段で、取り組んでみたが、思いの外に難しいことが分かった。
 試みて分かったところでは、画家が人肌に自分には見えない緑色や青色を使用できるのは、実際の対象に「その混色の塩梅」を認識しているからであろうし、タッチを残せるのは表現したい形を確実にイメージしているからに違いない。
 掲載する習作は以上の意図をもって描き始めたものであるが、取ってつけたような色遣い、迷い満載のタッチ、日曜画家への道のりは遥かで、余命との競争・二人三脚となるようである。


習作「アイドル」(F6)


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