今日も朝から熱い太陽がカンカン燃えている。
「不要不急の外出を控え、適切な冷房と水分を取って熱中症に気を付けよう」とアラート
を出して、警戒を呼び掛けている。
兵庫県知事選気が終わり、新しい若い知事さんが誕生した。
阪神淡路大震災時の貝原俊民知事の後を受けて務めた現知事の井戸敬三さんは、5期の
任期中に大震災復興と未曽有のコロナ禍対策に追われる激動の県政を背負われ、ご苦労
様でした。
新しい知事はコロナ禍で疲弊した兵庫県の舵取りをしなかればならないが、43歳の若さ
を力に頑張ってほしい。
今度の選挙には井戸後継を任じる副知事をはじめ5人が立候補したが、その中の一人の公
約は大いに首をかしげたものだ。
「生活支援一人10万円、子供一人当たり3万円、事業者支援20万円支給」と訴えた。
いかにもコロナで疲弊しきった人たちの支援を装ってるが、よく考えたらこんなバカげた
「公約」はない。
これを期待して?その候補者に1票を投じた人が4万6千人もいたのには驚きだが、こん
な選挙公約はよほどおめでたいと言わなければならないだろう。
兵庫県民はおよそ450万人、これだけの支援金を県民に配るとすればいかほど必要か。
所得制限などかけても何百億円も必要だろう。
どこにそんな金がある・・・第一、県議会の承認が得られるはずがない。
先の兵庫県内の市長選で、一人5万円の支援金の公約を掲げて当選した市長がいたが、公約
実現しようとしたら議会に猛反対され撤回、支援範囲などを大幅に縮小してやっと承認され
た。
巨額の予算が伴う公約には、市長や知事がいくら意気込んでも、議会の承認が得なければ絵
に描いた餅とおなじ。
そんなことも分からず「安易にお金で釣る(ばらまく)」手法は、人気どりを狙った衆愚政
治または大衆迎合主義といわれても仕方がない。
コロナ対策で国民一人10万円支給を打ち出した前内閣の国も、これに類する施策とみられ
ないこともない。
知事になったら「生活支援10万円、子供一人3万円、事業者支援20万円」・・・
無責任な根拠のない選挙公約には、賢明な県民はこう言って嗤うでしょう。
「寝言は寝てから言え」
🌻猛暑に咲く、元気な花たち🌻
<トレニア>
<カンナ>
<マリーゴールド>
✈行ってらっしゃーい…✈