リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

当選バンザイ考

2019-09-30 11:56:50 | 日記

選挙で当選したら、バンザイ三唱しますね。

選挙報道のTVで必ず流れますが、見ていてあれはあまり気持のよいシ
ーンじゃない、と思っている。
 
当選したご本人が花束を抱き、横に夫人や娘、支持者たちが並び満面
の笑みを浮かべ、そしてお決まりの「バンザイ三唱」。
激しい選挙戦を経て勝ち取った「当選」は嬉しいには違いないが、なぜ
バンザイなのか・・・
TVニュースを見ながら、いつも首をかしげる。
 
一人一人の1票が集まっての当選だろう。
あなたを当選と言う晴れの舞台に押し上げたのは、名もなき多くの有権者
なんだよ。
 
 ・少しでもまともな政治をしてほしい
 ・詐欺まがいの言動で、失望させないでほしい
 ・カネの匂いに敏感、民の願いには鈍感、になってほしくない
 ・安心して暮らせるように、汗を流して働いてほしい
 
有権者が、切実な願いを込めて投じた1票ですよ。
 
「さあ、これから汗して身を粉にして働くのだ」
・・・と、身を引き締めるときじゃないのかねえ。
勝った勝ったとバンザイ三唱して、浮かれている場合じゃなかろうに。
一人ぐらいバンザイ三唱せず「一生懸命に働きます」と言って、深々と腰を
折る当選者はいないかしらん。
 
本当にバンザイするなら、約束した公約が実現するなど、実績を残してから
にしてほしいものだ。
その時には、有権者も心から感謝して、唱和するだろう。
 
当選バンザイ風景をついそんなひねくれ根性で眺めるのは、当選したら公約
なんて知らんぷりをする人が多すぎるからだろう。
 独断と偏見?の「選挙バンザイ考」でした。
 
    <旅の想い出アルバム>
   福井・三国(2011年8月)
  
   丸岡城
   
   
   
    
   
   
   
   
   

日本ラグビー、大金星

2019-09-28 19:12:23 | 日記

(号外)

 

ラグビーワールドカップ日本大会で奇跡が起きた。
なんと日本が、あの世界2位(大会始まるまで1位)のアイルランド
に19-12で逆転勝利!
前大会で当時世界NO.1の南アフリカを破って世界のラグビーファ
ンを驚かせたが、今大会でも奇跡が起きた。
いや、奇跡と言ったら日本選手に失礼だろう。
 
初戦でロシアを一蹴して強豪アイルランドにも勝ったのだから、それ
だけ実力をつけてきた、と称えるべきだ。
日本は世界ランク10位で今大会を迎え、ロシアに勝って9位にラン
クアップ。
それでもアイルランドに比べたら横綱と下位の平幕ぐらいの実力差
がある。
 
試合開始から、テレビ中継にかぶりついて応援した。
勝つなんて思いもせず、「完封負けだけはするなよ」と観戦。
ところが前半戦で、ペナルティーキックを次々決めコツコツ貯金し、ト
ライで先行するアイルランドに迫っていく。
ペナルティーキックが多くできるということは、それだけ相手にプレッシ
ャーをかけ反則を誘っている証拠・・・日本、やるじゃん。
でも「まあ、ゼロ負けがなくなっただけでも大したもんや。後半になった
ら、引き離されるだろう」とまだ勝利を信じていなかった。
ところがところが、後半に入ってアイルランドの動きを封じながら、念願
の初トライ!ついに逆転に成功。
あと3分あと2分・・・息詰まる攻防の末、ついにノーサイドの笛が鳴る。
必死に応援していた娘と、ガッツポーズ。
 
ジャージに記されたさくらマークの日本選手団、感動をありがとう。
決勝リーグに勝ち進み、念願のベスト8以上の世界に立ってほしい。
あなたたちの実力では、十分に資格があります。
 
これで、今日の日記に書いた「不機嫌」なわが心の内も、軽くなった。
 
   (NHKテレビから)

 

 


なんとなく、不機嫌

2019-09-28 08:40:43 | 日記
最近、何となく不機嫌である。
別に体調を崩しているわけでもない。
老人性の鬱屈した気分、でもなさそうだ(・・・多少はあるかな?)
 
若い頃「不機嫌な時代」と言うベストセラーがあって、読んだ。
中身は全部忘れてしまったが、タイトルだけは覚えている。
ネットで検索したら著者はピーター・タスカで、1997年に刊行さ
れており、副題に「JAPAN  2020」とあるから、ちょうど現在の日本
を予言した内容だろうか。
本棚を探して、出てきたら読んでみたい気がする。
 
それはとにかく、わが「不機嫌」な原因はなんだろう。
内的な原因も、思えばいくつかある。
物忘れの進化や身体的な老化へのいら立ち、などなど。
でも、それは老化の自然現象として必然的なもの。
受け入れざるを得ないだろう。
 
問題は外的な物から来る不機嫌にさせる数々。
中でも最たるものは、お隣の国による理不尽な日本たたきだ。
国と国が約束を交わして条約まで結んだのに、政権が変わると
弊履のごとく打ち捨て、逆に居直って無礼な要求をつきる不快さは、
どうだ。
国民の支持率欲しさの、いやしい魂胆は、どうだ。
これまでは「泣く子と地頭には勝てない」とばかりに、甘い顔をして
相手を増長させてきたが、今回は毅然と対応して揺るがない。
日本も少しは大人になったか。
 
小さな岩島の領有権を巡る争いもある。
日本が江戸時代から漁業基地として使用、明治になって領有が認
められたにもかかわらず、戦後「戦勝国」になって、急に領有権を主
張、島に上陸して軍事基地のような砦を築いている。
歴代の大統領や国会議員が意気揚々と上陸して、自国旗を振る厚
顔無恥にはへどが出る。
品位も品格も何もあったもんじゃない、愚劣・幼児性の極み。
 
「こんなちっぽけな島、欲しけりゃ呉れてやらぁ。持って行け泥棒」
こんな啖呵が切れたら、どんなに気持ちがよかろう。
 
東京五輪には、フクシマの心配が払拭しきれていないから、参加すべ
きじゃない、と世界に向かってわめいている一派がこの国にいるという。
風評被害と必死に戦って立ち上がってきた被災者の心を、土足で踏み
にじっている。
明らかに陰湿な嫌日、いやがらせである。
「そんな国は、来てもらわなくて結構」
スカッと啖呵が切れたら、少しは「不機嫌」が治るかしらん。
 
   <思い出のアルバム>
   武庫川詩情(2016年10月)
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  

猫だってお散歩する

2019-09-26 11:14:52 | 日記
ニャンだってお散歩するんだ。
 
24日の神戸新聞夕刊に、猫にリードを付けて散歩している記事が出ていた。
新聞によると豊中の女性で、飼っているる3匹の猫のうち2匹にりードを着け
毎日、街中を散歩する。
猫ちゃんたちも散歩を首を長くして待っているようで、リードを手にすると、玄関で待機しているとか。
リードを着けて散歩するのは、ワンちゃんと相場が決まっているので、道で出
会うと「え?猫ちゃんなの?」と、驚かれるそうだ。
 
実は我が家では、4年前にご近所一周の「ニャン歩」をしている。
やっぱり珍しいのか、道で出合うと「まあ、猫ちゃんだ」と必ず声をかけられた。
当のニャンは、他人様の庭を覗いたり、門の隙間からくぐろうとしたり、道路の
真ん中で悠々と寝そべったり…興味津々。
そんなわけで、わずか300メートルほど歩くのに30分以上もかかった。
 
猫は自由(言い換えれば身勝手、我儘)で、飼い主に媚びることはしない。
だから家の中で放任していても、全く気ままに遊んでいる。
ワンちゃんのように外に連れ出す必要もなく、その点手がかからないけど、
いったん外に出る味を占めると、外出をせかすようになりリードを付けると
いそいそと玄関の方に私を引っ張っていった。
 
その時の様子を、4年前の2015年にデジブックに残している。
『 猫だって散歩するにゃ 』
 
登場していたアメショウの「メイプル」も、昨年春に17歳で虹の橋を渡ったが、
ずいぶん我が家を和ませてくれたものだ。
 
今のカナはやはり3代目(血のつながりはないが)のアメショウだけど、散歩を
させる気はない。
外に出ると、いろいろな病気に感染する心配がある。
カナにはワクチンを接種してないし、第一、外の味を覚えて散歩をねだられても、
この歳だから付き合いきれない。
 
  <旅の思い出アルバム>
 
  ケニアでバルーン散歩(2011年8月)
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  着地の瞬間、こんな格好
   
 
  イエーイ 乗ってきたぜ
    
 
  
 
  
  
    

新聞の訃報欄

2019-09-24 11:27:38 | 日記
新聞の訃報欄が気になりだしたのは、いつの頃からだろうか。
 
亡くなった人の年齢が特に気になって、ついつい自分の年齢
を基準に見てしまう。
私は78歳だが、亡くなった人が私より若かったら「早いなあ」、
78歳を越えていたら「私もこの年齢あたりまで頑張って生きた
い」などと、埒もないことを思ってしまう。
つまり、もう残された時間が多くないから、他人様の寿命が気
になるお年頃、と言うことだろう。
だから、100歳前後まで長寿を全うした人の訃報を見ると、元
気づけられ「よし、オレも!」となる。
 
40代や50代の「余命」がたっぷりある時は、訃報欄は有名人
や作家の死亡記事以外は、あまり気にならなかった。
 
愛読している作家の訃報は、ショックだ。
葉室麟さん。
もののふ(武士)の意地や義をテーマに、数々の時代小説を手掛
け、「蜩の記」(名作です)が直木賞に輝いた。
作家としての活動は50歳ごろからだったようで、死去は2017年
の66歳だから、わずか16年のうちに50冊以上も小説を著してい
る。
 作家として脂の乗り切った年齢だったのに・・・もっと長生きしてほ
しかった。
 
佐藤雅美さん。
広く名前の知れた作家ではないが、「読みたいなあ」と思っているう
ちに、今年7月に78歳で亡くなってしまった。
神戸市出身で、「恵比寿屋喜兵衛手控え」で直木賞を受賞している。
まだ1冊も読んでいないが、玄人筋の評価が高く、作品は多数ある
ので、これから楽しませてもらおう。
 
作家じゃないけど、ミスターラグビー平尾誠二さんの訃報もショック
だった。
2016年10月に、53歳の若さで逝ったのは、かえすがえすも残念。
日本招致に尽力した「ラブビーワールドカップ2019」が、日本各地
で熱戦を繰り広げている。
日本チームの活躍を見届けたかっだろうなあ。
 
   <想い出のアルバム>
  福山城(2013年3月)