ゼロ返し０－８でやられた

１０月２９日（日）８時５０分起床、風が少し冷たい。

朝食をとりながら、スポーツ紙の「阪神先勝」を楽しむ。スポーツ紙は派手な表現、

駄洒落めいた見出し、決定的な瞬間の写真、奇抜な紙面レイアウトなどを楽しむも

ので、「読む」というより「見る」感じの方が強い。

 

昨夜は部分月食だったとか。

「お月さんは毎月欠けたり満ちたりしてるから、部分月食なんて珍しくも何ともな

い」と言ったら、娘に「ロマンがないねえ」という目で睨まれた。

 

最近手抜き園芸にハマっている。タキイからマーガレットの苗を４株購入、鉢植え

にした。マーガレットは冬越しが結構面倒だけど、カラフルな花が咲いてくれる。

春の開花が楽しみ.

    　　　　　🌸鉢に移植したマーガレット４株🌸

   

以前、「倍返し」という言葉が流行ったが、今夜の日本シリーズ第２戦はさしずめ

「ゼロ返し」でした。しかも前日の8－０が、０－8という真逆の面白い？負け方で

きっちりリベンジされた。

同じ大阪の隣同士の球団とはいえ、お付き合いのよろしいことで・・・

＜10/29(京セラD) 日本シリーズ(対オリックス)2回戦＞
　　　 　1 . 2 . 3 . 4 . 5 . 6 . 7 . 8 . 9 . 　　計
阪 　神 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . . . =  0
. ｵﾘｯｸｽ . 0 . 0 . 1 . 3 . 0 . 0 . 3 . 1 . X . . .  = 8

阪神先発の西勇が古巣に攻められ４失点、野手は肝心なところでエラー、併殺打も打

たされ良いところなし。これでは勝てまへん。

明日一日休んで、３１日からホームの甲子園で３連戦行われる。ホームアドバンテー

ジとトラキチの熱烈声援、浜風も味方にして３連勝、日本一をねらう。

「１勝１敗は想定内」という岡田さんに期待しよう。

 

３０日（月）９時に起床、穏やかな秋の、一日中気持ちよい気候だった。

雑草が茂り放題の庭の隅っこに、セイタカアワダチソウの大きな花が咲いている。雑

草取りや雑木（ざつぼく）の枝払いは、だんだんできなくなり、年末の植木屋さんに

処理してもらいましょう。

セイタカアワダチソウなど雑草は、そんな年寄りの無力をあざ笑うように、我が物顔

でのさばっている。そのそばにホソバヒイラギナンテンの花も。こちらは園芸種で庭

木に育てている人もいるようだが、植えた覚えはない。たぶん、鳥の「糞爆弾」で運

ばれてきたのだろう。

　　　＜庭に忍び込んで、大きな顔して咲いたセイタカアワダチソウ＞

　　　　＜ホソバヒイラギナンテンの花＞

決まらぬ夕餉のメニューを考えながらスーパーに行くと、脂がのっていて美味しそう

な秋鮭のハラスがあったので今夜のメインに。他に湯豆腐（そろそろ季節やねえ）、

パプリカとピーマンのじゃこ炒め、マイタケと糸こんにゃくのしぐれ煮、惣菜１点。

　　　　　************            ***********

＜お詫び＞２６日付日記でピアニストの清塚信也さんのお名前を、清家和也と間違っ

て表記しました。お詫びして日記を訂正いたします。

阪神まず１勝

１０月２７日（金）今日はコープこうべの宅配日なので、少し早めの８時４０

分に起きる。宅配品は５キロ入りのお米など。

快晴の秋空で気持ちがいいが、天気予報では午後から荒れ気味とのこと。予報

通り４時ごろから一天にわかにかき曇り、稲妻が光りゴロゴロ鳴り出した。大

粒の雨も落ちてきてたが間もなく止む。花に水やりしなくても良い程度に降れ

と願ったが。

昼前、早めに買い物に出る。ニラが野菜庫に余っているので今夜はレバニラ炒

めにする。鶏レバー、モヤシ、パプリカを買う。メニューが決まっているとき

の買い物は楽だ。

 

プロ野球は明日からいよいよ日本シリーズ。オリックスのホームグラウンド京

セラドームで始まる。大方の評論家は、２年連続の日本一をねらうオリックス

有利との予想。「関西ダービー」とはやし立てられている。もちろん阪神に勝

ってもらいたいが、もし敗れてもそんなに悔しい思いはしない。オリックスも

嫌いではないから（と日本一になれなかったときの予防線を張っておこう）。

岡田監督は「両球場は近隣同士だから、遠征費が不要で安上がりでよろしい」

と、余裕あるところも見せている。先発投手は、阪神は大ブレークした村上頌

樹、オリックスは絶対的なエースの山本由伸。投手戦になるか。

岡田野球の持てる力と知恵を、すべてを出し切るだろう。ぞくぞくする。

　　　　＜米朝桜（正式名称ではありません）も紅葉し始めた＞

　　　＜懸崖作り？のように咲いた、まだ元気なジニア＞

２８日（土）８時４０分に起床。今日も気持ちの良い快晴に恵まれそう。

今日は糖尿検診日。ついでにコロナ７回目のワクチンとインフルエンザ予防注射

を、同じ行きつけの医院で接種してもらう。

糖尿のA１cは前月より０．１ポイント悪化、秋の味覚の柿を毎日デザートに食

べ、おやつもつまみ食いしたのが影響したかも、とDrがおっしゃる。

コロナワクチンは、以前のような副反応が出ず、体も慣れてきたのだろう。

 

プロ野球日本シリーズ第１戦、阪神がオリックスに打ち勝ってまず１勝を挙げた。

１点を争う接戦になるという大方の予想を大きく裏切り、なんと８－０の圧勝だ。

めったに見られない佐藤輝の盗塁成功で、日本を代表する山本由伸投手のリズムを

崩して打ち勝った岡田監督の老獪な作戦が光った。よくやったというほかない。

勝利投手の阪神・村上頌樹投手は、今年大ブレークした新人のような若手だからう

れしい限り。村上には最高の経験になったことだろう。

選手年鑑によると、ちなみに山本投手の年俸は６億５０００万円、村上投手はわず

か７５０万円（いずれも推定）。同じ年齢の選手で１００倍近い差があるから、恐

ろしい。

幸先良い快勝で、みんな気分良いだろう。気を引き締めて明日ものびのび戦って勝

って、日本一へ駆けあがってほしい。

＜10/28(京セラD) 日本シリーズ(対オリックス) 1回戦＞
　　　 1 . 2 . 3 . 4 . 5 . 6 . 7 . 8 . 9 . .　. 計
阪 　神 . 0 . 0 . 0 . 0 . 4 . 3 . 0 . 0 . 1 . . . = . 8
 ｵﾘｯｸｽ .  0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . 0 . . . = . 0

　　　　＜勝ったあ、大喜びの阪神ファン＞

　　　　＜インタビューに答える阪神の若きエース・村上頌樹投手＞

「明日男（あすお）」

１０月２５日（水）９時に起床、今日も日本晴れ。でも午後から上空に冷たい

空気が流れ込んできて荒れ気味の空模様になるとかで、秋空にふさわしくない入

道雲のような巨大な白い雲が湧き出てきた。

そんな空を見ながら買い物。今夜は鶏もも肉と白菜の煮込み、大根のサラダ、惣菜。

こんな格言に出会った。

　　　「明日は」「明日は」と言いながら、

　　　今日という「一日」をむだにすごしたら、

　　　その人は「明日」もまた空しくすごすにちがいありません。─　亀井 勝一郎　─

 

まるで私のような者を言うんだろうね。私はひそかに自分のことを「明日男（あすお）」

と自嘲して呼んでいる。８３年の人生の中で、どれだけ「先送り」して日々むなしく過

ごしてきたことか。

卑近な一例をあげれば、夏の衣料も片づけず、まだクロークに居座っている。読み終え

た文庫本を古本屋に出すつもりで１か月前からまとめているが、足元に積み上げたまま。

 

２６日（木）９時に目覚める。晴天の秋空、今日もさわやかな一日になりそう。

４年ぶりに観客を入れたドラフト会議、優勝した阪神は青山学院大の下村海翔投手を単独

指名した。購読しているスポーツ紙の評価は「A」だから、良い投手なのだろう。

阪神は若い選手を育てるのがうまいから、きっとエースに成長してくれるだろう。

 

９時からのNHKEテレの「クラシックテレビ」（再放送）は、楽しい番組だ。

MCはピアニストの清塚信也さん。主にクラシックの作曲家や演奏を取り上げ、時にはピア

ノの弾き語りも交えながら、エピソードも添えて面白く解説、紹介してくれる。

今夜のゲストは女優の芦田愛菜さん。ベルリオーズ「幻想交響曲」やシューマン「トロイメ

ライ」を中心にトーク、楽しませてもらった。

若いころ、何べんもレコードで聞いたベルリオーズ「幻想交響曲」。番組ではほんの一部の

紹介だったけど昔に帰ったような気がして、とても懐かしく聴き入った。

音楽と言えば昭和の演歌をうなる（それも音痴で）程度しか素養がないが、毎回、さん

の豊富な話題と巧みな話術に引き込まれる。

ところで芦田愛菜さんは子役時代からテレビで見ているけど、きれいになったねえ。中江有

里さんたちとともにすごい読書家だそうで、年間１００冊以上読んで、芸の肥やしにしてい

るそうだ。　

どうする岸田さん

１０月２３日（月）８時５０分に起きる。外は良い天気、秋らしい朝。

昨日、ちょろっと姿を見せたアサギマダラ、たびたび庭を見たが姿見せず。これ

からフジバカマが満開になるので、もう少し気長に待とう。

昼前に買い物、今夜はNHKあさイチ「ゴハンだよ」で紹介していた山形の「芋煮」

がおいしそうだったので、材料の里芋、牛肉、こんにゃく、白ネギを仕入れて作る。

他に野菜サラダ、昨夜残したナスとピーマンのみそ煮、惣菜1点。

 

支持率低迷に悩んでいる岸田さん、政権浮揚をかけた長崎と高知・徳島の衆参補欠選

挙で1議席を野党に奪われ、１勝１敗に終わった。

で、起死回生をねらって所得税減税を考えているらしい。

でもねえ、所得税減税では、所得税払っていない人には恩恵がない。（そんな人たち

には給付金を出すという話もあるけど）

岸田さん良い方法がありますよ。消費税を５％ほど下げるのなんか、いかがですか。

これなら恩恵が全世帯に行き渡る。しかも買い物するたびに感謝され、消費も伸びて

経済も活性化。みんな大喜び間違いなし。支持率アップも間違いなし。

なに、消費税減免は共産党の主張と同じだから、とんでもハップンだって？

肝っ玉小さいねえ。だから支持率の右肩下がりが止まらないのですよ。

憎い政党の主張でも、平気で流用するほどの堂々たるワルにならないと・・・

ほら、中島みゆきが歌ってるじゃないか。

　　♪　君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる　♪　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「空と海との間には」

それくらいの胆力・覚悟がなくて、どうする岸田さん。腹くくりなよ。

臨時国会の所信表明演説で「経済」が２８回も出てきたらしいけど、国民

の心にはまったく響かなかったようだよ。

 

24日（火）8時50分に起きる。今日も秋晴れ、気持ちがいい。

未明にカナが足元の布団の上に載って来てそのまま寝る。何だか漬物石を足の上に

乗せているようだけど、布団を通して、カナのほんわかした温もりが伝わる。

ひと時の、朝の幸せな気分。

「猫との距離感が好きだ」と、愛猫（マイケルという名らしい）と暮らし、名作「恋

歌」（直木受賞作、講談社文庫）「眩（くらら）」（新潮文庫）、「落葉」（祥伝社

文庫）など、話題作を発表している朝井まかてさんが言う。猫好き共通の思いだろう。

　＜布団に埋もれるようにして眠るカナ＞

　　父「谷村新司に続いてみのもんたも死んだねえ」

　　娘「みのもんたじゃなく、もんたよしのりや、もう～！」

ごめん、みのもんたさんを殺してしまった。

ともあれ、昭和の名曲を作った人歌った人が去って、「昭和」がますます遠くな

っていく。時の流れとはいえ、寂しい限り。

今夜は中華風肉豆腐、ヒジキとニンジン＆油揚げの炒め物、惣菜。

　　　　＜澄み切った青空、心を解放させるような風景が好きだ＞

アサギマダラ、来たけど・・・

１０月２１日（土）もう少し寝ようかな、と暖かい布団の中でうとうとしていたら、

カナが「起きろ」と、ベッドに飛び乗ってきた。

仕方がないので起きたら９時。雨戸を開けると木枯らしのような冷たい風が吹い

ている。寒くなると天気予報が言ってたっけ。長袖シャツにのベストを着る。

 

昨日、友人から丹波篠山の名産、黒枝豆をいただいた。

ご承知のように丹波黒豆はブランド食品で、枝豆はゆでて塩を振ってビールのアテ

にすると絶品。友人は毎年現地に行って買ってくると話していたが、今回も赴いた

のだろうか。夕餉時に早速ゆでて、ビール（ノンアルコール）の肴にしていただく。

口いっぱいに、ほんのした香りと甘さが広がる。暫くはこのアテでビールが楽しみ。

　　

プロ野球阪神が日本シリーズ進出を決めたので、当分、テレビ中継なし。一喜一憂

しなくてほっとするけど、半面なんとなく物足りなく、寂しい。

パ・リーグはオリックスに決まった。１９６４（昭和３９）年以来５９年ぶりの関

西球団同士の対決（関西ダービー）が実現する。関西が沸き立ち、経済学者の計算

では経済効果は１４４９億円とか。

日本シリーズは２８日から、京セラドーム大阪と甲子園球場で行われ、日本一を競う。

 

２２日（日）９時に起きて雨戸を開けると、絵に描いたような日本晴れ。昨日より穏

やかな温かさだ。

娘が「あ、アサギマダラが来た！」と興奮して叫んでいる。急いで庭のフジバカマが

咲いているあたりを見たら、やや小振りだけどまぎれもなくアサギマダラ１羽、ヒラ

ヒラ優雅に舞っている。

（チョウは「頭」と数えるらしいが、私はヨーロッパ発祥のこの数え方は反対。「羽」

か「匹」がふさわしいと思う。そう数える専門家もいる。これは余談）

フジバカマを咲かせて誘致作戦を始めて５年。最初の２年は来てくれたが、その後２年

は振られ続けていた。

「やった！３年ぶりに来てくれたんだ」と感激。すぐカメラを持って外に出たら、残念

飛んで行ってしまった。

「今日の君は偵察かな？南に旅する前に、仲間を連れて来てよ」と祈るばかり。

　　　＜満開のフジバカマが待ってるよ。アサギマダラ君、また来てね＞

アサギマダラを待ってカメラを構えていたら、バラの枝に刺したミカンにメジロが来た。

今秋、初お目見えだ。よく来たね、とシャッターを押す。

　　　＜薄雲が流れる気持ちの良い秋日和の空＞

　　　＜真っ青な空を泳ぐように飛ぶ、伊丹空港離陸のジェット機＞