今日はもう7月2日。あっという間に2021年も半分過ぎた。
時の経つ早いこと、「光陰矢の如し」とはよく言ったものだ。
昨年早々コロナに襲われて瞬時に世界に蔓延、1年半で世界の感染者は1億8221万人、
死者は395万人(7月1日現在)。ウイルスのパンデミック恐怖をまざまざと見せつけた。
当初は1年ぐらいたったら終息に向かうだろうと思われた節もあったけど、1年半たって
も終息の兆しが見えない。
ワクチン接種が進む中、感染者数は減少傾向にあるものの、次々と新型株が現れ人類の知
恵をあざ笑う如く暴れまわり、世界は新たな対応に押しまくられている。
1年延期した東京オリンピック・パラリンピック(オリ・パラ)も、23日の開会が迫る
中、再延期・中止を求める世論をよそに強行されるだろう。
コロナ対策を万全にするといっているが、敵は目に見えないウイルス。
海外から来る数万人の関係者への水際対策だって、必ずどこかで「水漏れ」が生じて、国
民や選手を危機に陥れる危険性が消えない。
オリ・パラ後の「コロナ世界」がどうなっているか・・・
世界的な「人流」を生んだ結果、目も当てられぬパンデミックの世界が展開しているか、
あるいは「人類がコロナに打ち勝った証(あかし)」として、東京大会が世界から称賛さ
れるか、だれにも正確な予測がつかない。
ともあれ、この7月~8月は吉と出るか、凶と出るか、まれにみる「重大な夏」となる予
感がする。
「コロナに打ち勝った証」として輝かしい夏になることを願わずにはいられないが、暗澹
たる暗黒の近未来にならないとも言いきれないところが、このコロナ禍の恐ろしいところ
だ。
梅雨開け間近か、ブルーベリーも成長
ムラサキシキブの花