リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

コロナとハッピーホルモン

2020-04-29 12:34:19 | 日記

ハッピーホルモンとコロナ?

なんだか判じ物のようなタイトル、おいおい書き明かしていきます。

 

恥ずかしながら「オキシトシン」という言葉を最近初めて知った。

脳内で分泌される物質で、俗に「ハッピーホルモン」というそうだ。

ハグ(抱擁)や体に触れ合うことで、脳内にこの物質が分泌されて幸せ感に浸れる

というわけ。

ハグのような日本人にはなじみ薄い行為じゃなくても、オキシトシンはペットを抱

きしめたりモフモフのぬいぐるみ人形を抱きしめても分泌されるという。

老人介護施設でお年寄りに寄り添い背中や手足を優しくさすってあげても、オキシ

トシンが分泌されて、症状が軽くなったりすることが医学的に証明されているとか。

きれいな花に接して心が休まり癒されるのも、オキシトシンが脳内に分泌されてい

るのだろう。

 

ソシアルディスタンス・・・今盛んに流行っている言葉で、「社会的距離を保とう」

というフレーズの中で使われている。

そうです、コロナウイルス感染防止の切り札として、国を挙げて叫ばれている対人防

御対策だ。

濃厚接触を避ければウイルス感染の危険度がそれだけ薄くなる、として対話するにも

集まりにもお互いに2~3メートル離れなさい、というのだ。

ハッピーホルモンが生まれるハグとは真逆のスタイル。

欧米で爆発的にコロナ感染が広がったのは、日常的にハグ(抱擁)する習慣があるか

らだ、という説もある。

コロナウイルスは、人と人をつなぐ大切な「絆」の糸もぶった切る恐ろしい魔力を持

っているということだろうか。

 

このままコロナショックが続けば、人と人の大切な距離を遠ざけ文明社会が壊れてし

まう…暗い近未来を想像してしまう。

 

    ハッピーホルモンを生む「ハグ」

  

   ハッピーホルモンを生む動物との触れ愛

  

 

       

 


破れたジーパン

2020-04-27 10:50:53 | 日記

愛用していた作業ズボンのお尻に穴が開いた。

10年間ほど洗い晒しを繰り返していたので、白っぽく色あせた。

「♪…洗い晒しのジーパンひとつ」と五木ひろしさんの歌「ふるさと」にあるように、

風合いも出て気に入っていたのだが・・・

さすが穴の開いたズボンをはく勇気はない。

 

ところで穴の開いたジーパンをはいて、堂々と街を闊歩してますなあ。

以前にも日記に書いたことがあるが、私にはそんな「穴開き」がファッションだとは

どう考えてもわからない。

電車に乗っても、向かい側のシートに座っている若者のジーパンの膝や脛のあたりが

だらりと破れ、酷いのになると脛毛がちらちら見える。

「こりゃあなんだ」と、私のような古い人間が目をむく。

TV報道で知ったが、わざとタワシやヤスリのようなものをこすりつけて布を毛羽立た

せたり洗い晒ししたように見せかけたり、破れ穴も作るんだそうだね。

好む人がいるからそうするんだろうけど、私には到底理解不能だ。

それとも、ボロは着てても心は錦・・・と粋がっているのでしょうか。

何もわからない者の乱暴な言い方を許していただければ、穴開きのジーパンがファッ

ションなら、シャツやスーツだって背中や肘がぼろくなって穴が開いててもファッシ

ン的にいいんじゃないの?

 

ファッションは「理屈」じゃないことは分かるが、それにしても・・・

だれかわかるように説明してくれ!

 

  お尻に穴が開いたズボン(お見苦しい写真でごめん!)

 

 

 


メリハリあるコロナ対策を

2020-04-25 13:00:03 | 日記

世界を震撼させている新型コロナウイルス汚染、それぞれの国(指導者)の

対応ぶりを見ると、その国の在り様が垣間見える。

発生源とされる中国はすでに終息期に入り、都市封鎖も解除、徐々に国を開

つつある。

イタリアなどヨーロッパは感染者増加カーブが緩くなり、規制を緩める動きも

出ている。

最大の感染国アメリカも、トランプ大統領は秋の大統領選挙をにらみ規制緩和

に前のめりだ。

一方、日本はどうか。

大型連休を控え、この10日間は正念場と、政府や各自治体は「行楽控え、おう

ちで過ごそう」と大合唱、感染者増に歯止めをかけようと必死だ。

 

危機に瀕した時「一番悪い事態に備えて心に地獄絵を抱け」。

非常事態が始まったら「きっとうまくいく」と楽観的になれ。

連合赤軍あさま山荘事件を指揮した危機管理のプロ、佐々淳行さんは述べてい

る。

最悪を想定して対策を立て、希望をもって果敢に実行する、ということか。

 

今回の日本政府のコロナ対策を見ていると、どこまで「地獄絵を抱いて」対策

を打ち出したのだろうか。

放置すれば大変なことになる、と言いながら中国や欧米のような都市封鎖に踏

み切ることをせずに「人との接触を7~8割減らす」「3密を避ける」など、

強制力の低い「お願い」連呼の自粛要請だけ。

諸外国のように、強権力を伴う非常事態宣言を発令する法体系がない平和日本。

それはそれで優れたことだけど、未曽有の国難に瀕した時それでいいのだろうか。

コロナ対策も事態が深刻化する従って政策を小出しに追加するなど、後追いの感

が否めない。

中国のような全体国家だと、一方的に都市封鎖のような強権を発揮してコロナを

抑え込むことは可能だけど、民主主義国家の日本ではそうはいかない。

でも「自粛」「お願い」だけでいいのか・・・強権力で国民を抑え込む全体主義

国家はごめんだが、もう少しメリハリあるコロナ対策が執れないものか・・・

「生ぬるい日本のコロナ対策」と冷ややかに見ている諸外国、ゴールデンウイー

ク後の日本に注目している。

   <幸せ4景>

 


みゆき、時々クラシック

2020-04-23 11:39:09 | 日記

コロナショックで、グルーミーな気分が続きます。

大好きな読書をしていても没頭できずなんとなく心が沈み、気が付いたらボーッ

と考え込んでいる自分にハッとします。

心配性なのか、小心翼々なのか・・・

特に就寝前の2時間ほどはこれまでは至福の読書時間として、時代小説の江戸の

町にタイムスリップして、裏店(うらだな)に暮らす市井の人たちの人情に触れた

り、武家屋敷の3男坊の冷や飯食いに同情したりしていたのに、最近はなんとなく

上の空でページをめくっている。

気分転換に音楽でも・・・と、久しぶりにソニーのウオークマンを手に取って、

中島みゆきやクラシックを聴くことにした。

中島みゆきはぞっこん惚れていて、200曲ほどウオークマンに取り込んでいるが、

最近はご無沙汰していたので、改めて聴く彼女の名曲に、心が洗われた。

 

暗い気分に元気を与えてくれる「ファイト!」

 ♪…ファイト! 闘う君の歌を

  闘わない奴等が笑うだろう…♪

人と人のつながりの大切に、と静かに励ましてくれる「糸」

 ♪…縦の糸はあなた 横の糸は私

  織りなす布は いつか誰かを

  暖めるかもしれない…♪ 

今は暗くても、いつかは笑える世界が来ると歌う「時代」

   ♪…そんな時代もあったねと

  いつか話せる日が来るわ…♪

クラシックではマーラーの交響曲5番に心を揺さぶられる。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲1番もいい。

 

読書に浸るのもいいが、音楽もまた極上の心の栄養剤ですねえ。

 

 <幸せ4景>

 


ときめきの種まき

2020-04-21 22:33:54 | 日記

しばらく続いた花冷えで、見送っていた夏秋の花の種をまいた。

まず夏の花ペチュニアの4種。

育苗土のピートバンを専用トレーに入れて湿し、細かい粒を一粒一粒こぼさないよ

うに気を付けながらまく。

各花とも大体20~30粒ほどだけど、吹けば飛ぶような細かい種なので結構神経を

使う。

 

発芽までおよそ10日、乾燥しないようにして夜間はカバーして冷気を防ぐ。

ニャンといっても、好奇心旺盛なカナに気をつけねば・・・

昨年はちょっと油断していたら、発芽し始めたころに育苗箱に手を突っ込みひっかき

回わして、用土も苗もぐちゃぐちゃ。

まあ、こんな「被害」は人間の方が注意しないといけないねえ.

ニャンに責任をおっかぶせるわけにはいかない・・・クッソウ!と思ったけど^^

芽が出て第1回の移植できるころは5月中旬か。

もう少し暖かくなったら百日草、サルビア、マリーゴールド、コスモスの種まきが待

っている。

 

種をまくとは、命を育てること。

この夏、花たちはどんな表情で咲いてくれるか・・・心弾む。

   花種を買ふにときめきありにけり   井川芳子

 

  サカタの育苗用ピートバン

  水で浸して種をまく

  ニャンのいたずら防止用カバー

  今年もこんなに咲くといいな(昨年6月)