27日 土曜の朝は安心して寝坊できる、という屁理屈をこねながら10時前に起きる。
雨戸を開けると空は真っ青の快晴だけど、冷たい北風が吹き込みでブルッとする。
いつものメニューの朝飯を食べながら、新聞を見る。
新聞のニュースは見出しをさっと見るだけであまり内容まで読まないが、コラムや評論、
随想は丹念に読む。
エッセーに神戸大学教授橋野知子さんは「多様性を知りそれを受け入れる寛容さは教育
の持つ力だ」と書かれており、深くうなずく。
でもそんな当たり前の「多様性を受け入れる」ことを拒否する国家や団体が、存在する。
違った考えや意見を表明すると逮捕されたり排除されたりする。最近では、政府要人と
の不倫関係を告発した女性テニス選手が消息不明になり、大きな問題となった。「多様
性を知り受け入れる」国から見たら、信じられない出来事。そうまでして国民を締め付
けなければ国の体制が保てないとは、悲しいことだ。
<昼餉>(娘が調理)牛丼、デザートは柿。
<夕餉>(娘が調理)ごはん、猪肉の焼肉風野菜炒め、湯豆腐、ミニトマトとアボガド
のサラダ、昆布の佃煮、梅干し。
江戸時代には獣肉を食べる習慣がなかったことから、猪肉は好事家には「山クジラ」
と呼ばれ、密かに食されていたという。歯ごたえがあり噛むほどに味が染み出てくる。
我が家ではシーズンになると必ず本場の丹波まで買い出しに出て「牡丹鍋」として食
卓に上げている。今回はたまたま梅田のデパ地下で焼き肉用として売っていたので、
娘が買い求め、少し早めの猪肉を食べた。
日本シリーズ、さすがに両リーグ覇者の戦い.。内容のあるゲームの連続だった。神戸
に舞台を移し、選手の吐く息が白く映るほど寒い神戸市郊外の野外球場のナイトゲ
ーム。延長12回まで死力を尽くす好ゲームだったが、最終回にオリックスの守りにほ
ころびが出てヤクルトが勝って、日本一に。オリックスの大逆転を望んでいたが、勝負
は時の運、仕方がない。深夜まで戦った両チームの選手諸君、お疲れさまでした。
それにしても今年の日本シリーズは、本来の形で終わり何よりだった。終盤になってボ
コボコ負けて、首位とのゲーム差11、勝率も5割を切った3位の大負け球団のジャイア
ツが、万が一クライマックスシリーズ(CS)で勝ち、日本一にでもなったら日本プロ野球史
上最も不名誉な「下剋上」になるところだった。
娘はもしそんな惨敗球団がのし上がったら「どのツラ下げて日本一と胸張れるんや」と
言っていたが、まったくその通り。
何度でも言う「くたばれクライマックス・シリーズ」
28日 9時前に起床。青空が眩しく、昨日に比べて少し暖かい。
今日は午前中から長女の運転で下の娘と3人、月例のお墓参り。昨日から買っておいた
花をもって、車で約50分の川西市の墓苑に出発。
途中の街路樹のイチョウはほぼ散り果てているが、墓苑周りの山は常緑樹が多いせいか
まだ緑が濃い。「今年はまだあと1回来るからね」と、墓前に手を合わせる。
帰りに昼食用にたこ焼きを買う。昼飯にたこ焼きを食べるなんて、やっぱり関西人だなあ。
カード会社から「任天堂でカード払いの買い物しましたか?」と4万円余り金額の問い合わ
せ。まったく覚えがないと答えると、取り消してくれた。どうやらカード情報が漏れたらしい。
今年6月にも同じようにカード情報が盗まれ危うく不正使用される寸前、カードのセキュリテ
ィからの通報で助かり、更新したばかりなのに、またカードを更新しなければいけない。
カード決済はアマゾンとケーブルテレビぐらいだけど、これでは怖くてカード決済出来ないね
え。そのアマゾンも別のカードに切り替えたけど、いつまで安全か・・・
勿論不審なメールなどは一切開いていない。なんとも油断できない世の中になったもんだ。
<夕餉>(娘が調理) ごはん、牛肉とレンコンの炒め煮、カブと小松菜と油揚げの煮びた
し、ハシュドポテト、昆布の佃煮、梅干し。
(^-^;) 三行小咄 (^-^;)
★医者が患者に言った。
「どうにもなりません。あなたの病気は遺伝的なものです」
「そうですか。それなら診察代は両親に請求してください」
★ある有名芸能人が、海外旅行で提出する出国書類の「SEX」欄に「週3回」と
記入したそうな。
意味取り違えて真っ正直に答えたつもりか、超ユーモア感覚で遊んだのか・・・
<不夜城 四日市にて (蔵出し写真)>