リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

京アニ事件は「テロ」だ。

2019-07-31 11:43:48 | 日記
極度の心配性なのか、臆病風に絡み取られているのか・・・
とんでもない不幸な事件が起こるのではないか、との思いにずっと取り
つかれている。
阪神淡路大震災がその中でも最も衝撃的な「とんでもない不幸」な出来
事だろうと思っている。
伊丹空港離陸コースも真下に住んでいるから、飛行機が墜落す」るの
では、という恐怖感も去らない。
全くの杞憂であってほしいものだが。
 
京都アニメーションの放火殺人事件も「とんでもない不幸な出来事」だ。
35人死亡、33人が重軽傷するという事実の前に、言葉もない。
 
(余談だが、恥ずかしながら京都にこんな有名なアニメ制作会社があ
るとは、知らなかった)
 
アニメ・・・どうも私のような古い人間は、マンガと混同してあまり関心
がなかった。
マンガといっても1950年代の「イガグリくん」(福井英一)、同70年
代「ドカベン」(水島新司)などに夢中になった旧人類なので。
 
京都アニメの悲劇の後、世界中のファンを悲しませているのにも驚
いた。
欧米、ロシア、中国、台湾などからわざわざ来日して、現場に花束を
手向ける若い人たち。
日本中からも大勢駆けつけ、若くして逝った有能なアーティストを悼
んだ。
資金的な支援の輪も内外で広がっており、今日(31日)までに13億
円が集まったというし、日本政府も援助の方針だという。
 
放火犯の男と京アニとの接点は解明されていないが、事前の下見も
入念にした形跡があり、明確に殺意をもっていたことがうかがわれる。
どんな恨みを抱いていたのだろう。
深い恨みがあったにしても、こんな凶行は許されるものではない。
 
私はこのような犯罪は、明らかに「テロ」と思っている。
テロは明確な定義はないようだけど、一応政治的、宗教的、イデオロ
ギー的な理由から一般市民を対象に無差別攻撃する行為と考えられ、
日本では地下鉄サリン事件も「ロと言われている。
京アニ事件は政治、宗教などの背景はうかがえないが、無差別大量殺
人には違いない。
日本の誇るべきアニメ文化に夢を懸けた若いアーティストたちのいのち
を奪った、憎むべき「テロ」、と思う。
 
   <旅の想い出>
  南米イグアスの滝(2013年11月)
  
  
  
   
   
   
   
 
   

ありがとう「あさイチレシピ」

2019-07-29 10:53:07 | 日記
NHKの情報番組「あさイチ」の「みんな!ゴハンだよ」は、いいね。
(本番の方は熱心に見ていないけど。)
 
「今夜の献立は何にしようかな」と、主夫も人並みに悩みます。
そんな時あさイチの「ゴハンだよ」が助けてくれるのだ。
作れそうなレシピは、印刷して保存していてだいぶ溜まった。
そのレシピから適当なのを選んで、食材の買い出しに行く。
 
あさイチ・レシピから作った最近の夕食例。
 ・手綱こんにゃくとごぼうの煮物
 ・手羽先揚げ、あま辛しょうゆ味
 ・白和えひじきの落とし揚げ
 ・きゅうりと豚肉の味噌炒め
 ・小松菜と厚揚げと豚肉の煮物
 ・新ショウガのあっさりべっこう漬け
などなど・・・
 
いずれも、それなりに美味しくできた、と思う。
「手綱こんにゃく・・・」と「手羽先揚げ・・・」は、美味しかったので
2~3回作った。
 
この「みんな!ゴハンだよ」は、難しく凝った料理はほとんどなく、
調味料もごく普通のものを使っている家庭料理なので、私のよう
なド素人でも作りやすい。
しかも名のある料理研究家が作っていて、出来上がった料理をふ
るまわれたスタジオのゲストは「美味しい、美味しい」と食べている。
同じように作っても私の味は、とてもそんな高いレベルには及ばな
いけど、それなりに「リュウ庵の味」に仕上がってくれれば、御の字
だと思っている。
 
それにしても、晩飯の献立に毎日頭を悩ませている世の主婦たち
の気持はよく分かる。
私の場合、大体昼ごはん時に献立を考えているが、スッと思いつく
ときはいいが、そうでない時は結構悩みます。
たいてい、前の晩の献立を思い起こして、今夜は魚系にしようとか、
野菜系は何がいいかなあ、とか・・・
レパートリーは極端に少ないから、NHKのあさイチレシピをとても重
宝にしている。
 
ところで、うれしいことに私の主夫業には夏休みがあります。
学校勤めの娘は8月末まで夏休みに入っているので、その間は家
事を娘にバトンタッチして、私は1か月家事をお休みいただくのであ
る。
 
   <あさイチ「みんな!ごはんだよ」>
  
  
 
  プリントアウトしたレシピ
   
   
 
  
  

縮んじゃったねえ

2019-07-27 11:27:15 | 日記
ズボンをはいたら、裾が余ってダブついている。
おかしいなあ、以前はそんなことなかったんやけど。
背が縮んだんやろか?まさかねえ。
 
で、毎月定期診断を受けているかかりつけの医院で、身長を測っ
てもらったら、なんと1センチ縮んでいる!
そんなのありぃ~?
 
医者は「年を重ねると関節が縮んで、背が低くなることはあるんで
すよ」
でも納得がいかないので、ネットで「身長がなぜ縮む」を調べました。
ありましたねえ、医学的?な根拠が3つほど。
 
その1.
加齢そのものによる水分の減少
その2.
骨粗しょう症による背骨の圧迫で骨折や背骨の変形
その3.
生活習慣による不良姿勢、筋肉の衰え
 
その1の「水分減少」をもう少し詳しく調べると、水分が少なくなって
椎間板の部分が薄くなって少しずつ身長が縮むんだそうです。
私は骨粗しょう症ではないようなので、どうもこの椎間板水分の不足
が原因かもね。
水不足が原因か・・・
(道理で、心身に瑞々しさがなくなった・・・元々あったんかいな?)
 
身長が縮むのは高齢者に多い。
孫から「おじいちゃん、なんで短くなったの?」と聞かれたら、こんな答
えをすれば縮み男の「面目」が保てるかも。
「長く生きて経験や知識が頭にいっぱい詰まって、その重みで背が縮
んだので、まあ長生きした勲章じゃよ」
 
背が縮むのは「加齢の勲章」・・・いい言葉(言い訳)だけど。
でもその割には、賢くなったようには思えんがなあ。
 
  <身長縮んで短足に?>
  
 
  <昨日(26日)夕方、太い虹を見た>
  
 

梅雨明け

2019-07-25 11:21:09 | 日記
      庭石に梅雨明けの雷ひびきけり    桂信子
 
昨日24日、やっと梅雨が明けました。
去年より15日も遅いと、TVの気象ニュースが言っています。
午後、スーパーに食材の買い物に出かけたが、暑い西日に
炒られるような感じだった。
大阪地方は、35度近くに急上昇したようです。
 
ほんとに今年の梅雨は、始めからどこかおかしかった。
九州などではわずか1日で、1か月分の猛烈な雨が降ったとい
うのに、近畿地方は申し訳程度にちょろちょろ・・・思い出したよ
うに降っただけ。
ほとんど毎日、ムシムシどんよりした曇り空、時々晴れ、に終始し
たような日々だった。
17日の夜には、煌々とまんまるお月さんが中天に輝いて、梅雨と
は思えない「名月」の風情でしたね。
 
冒頭の句は、歳時記から拾った。
 
雷はあまり歓迎しないが、ピカピカドンドンは梅雨明けには欠かせな
い風物詩だろう。
今年のおかしな梅雨は、梅雨明けを知らせる雷も鳴らず、だらだら
といいつの間にか終わってしまった。
まことに季節感のない、だらしのない梅雨でしたね。
 
こんな時の夏は、猛烈に暑くなって雨が少ない夏になる、とか。
年を重ねるに従って、夏の猛暑がだんだん恐くなる。
土用ウナギでも食って、乗り切るか。
      ***     ***
慣例?を破って連続投稿。
 
   <変調?梅雨の風景>
  梅雨中期の青空
  
  
 
  満月も煌煌と
  
 
  24日、梅雨明けの空
  

酒の肴

2019-07-24 11:33:34 | 日記
酒の肴には、食べる肴と、感じる肴と二つあるように思います。
酒を飲まなくなって「肴」を言うのも変ですが…
 
食べる肴には、ビールなら枝豆とかナッツなどの乾き物。
(あまり上等な肴が浮かびませんね^^)
 
もう一つの肴は、楽しいおしゃべり。
枝豆やナッツに劣らず、お酒をこよなくおいしくさせてくれます。
 
現役時代にこのおしゃべりがとても上手い先輩がいて、酔うのも忘
れて?聞き入ったことがあります。
話し上手な人は、ほとんど仕事と関係ない内容だから、余計に楽し
かったんでしょうね。
最後はあまりうまくないカラオケで締め、ちょっと耳が痛かったけど。
その先輩は、阪神大震災の本社建て直しの激務からガンに罹り、あ
っけなく鬼籍に入ってしまった。
 
反対に、仕事の話(それも自慢話)をグダグダしゃべる先輩もいて、
こっちの方はシラケましたなあ。
付き合わされて、何度も聞かされました。
「キミらとこんなに飲んでなかったら、家の1軒も建てられたよ」。
「自分で誘っておいて、何言ってんだ…」
酔いが冷め果てました。
でも職場の先輩だから、じっと我慢の拝聴、しかありません。
 
以来、私は後輩たちと飲みに行っても、こんな先輩には絶対なら
ない、と思ったものです。
おしゃべりの肴って、案外気を遣うものだなあ、と学びましたね。
 
丸谷才一さんは、あるエッセーで書いています。
 
 「酒の肴でいいのは冗談、それに飽きたら猥談」。
 
でも猥談も飽きてくると、最後はクイズで遊ぶんだそうな。
「首相官邸のお手洗いの男女の表示は英語、漢字、絵文字か」
同席した古手の政治部記者が出したらしい。
絵文字だ、漢字だ、英語だと、散々遊んだが正解は「表示なし」
に、みんなびっくり。
理由は、
「首相の家(うち)だから、一般家庭と同じように表示はないのです」
分かったような、わからないような・・・と、丸谷さん。
 
もっともこの本が出版されたのは1992年10月だから、今はちゃ
んと表示されているかもね。
 
 
   <旅の想い出アルバム>
   知床岬(2007年9月)