リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

フラワーアレンジ

2023-11-30 12:08:39 | 日記

11月28日(火)9時に起きる。晴れているが少し寒い。

パソコンのブログ不具合は回復したが、相変わらず反応が遅い。このままではい

つまた機嫌が悪くなるかわからない、ヒヤヒヤの毎日。

 

最近ほとんどフラワーアレンジをしなくなったが、今村翔吾さんの珍しい青春小

説「ひゃっか」(ハルキ文庫)を読んいたら、久しぶりに花を生けたくなった。

「ひゃっか」は、高校生の花生けバトルがテーマで、花を愛する高校生の活動が

瑞々しく描かれている。

花生けバトルは、実際に開催されている高校生を対象とした華道の競技大会。

同一の学校に通う生徒2名1組でチームを編成し、即興で花をいけ、対戦チーム

と優劣を競う。ブロックごとの地方大会を勝ち抜くと、香川県高松市で開かれる

全国大会に進む。いわば生け花の甲子園大会。2017年に第1回が開催されたとか。

楽しいバトルを読んでいると、2年ばかり習っていたフラワーアレンジが懐かし

くなった。

以前は。お隣の西宮の先生に教えてもらっていたが、足が弱くなって通えなくな

り辞退。時々、花屋で花を買って生けていたが、それもほとんど途絶え、仏壇に

供える花を買う程度になっている。

フラワーアレンジレッスン時の懐かしい写真を、順不同で何点か取り出して見る。

     

12月に入るとクリスマスリースなどが話題になるから、そのうちクリスマスや

新春バージョンで生けてみるか・・・

もう先生のアドバイスは望めないし、花材も限られるので、うまく生けられるか

どうか、心もとないが。

 

29日(水)9時に起きる。今日は、これも語呂合わせの「いい肉の日」だってね。

テレビでは特売がある肉屋さんで、開店前から並んでいる様子を放映していた。

時流に乗りやすい性格からいえば、肉の日にあやかって夕餉のメニューは肉にした

いところだけど、天邪鬼なところもあって、今夜は赤魚の煮付けに決める。

使い残りの鶏ささみがあるのでヒジキ、ニンジンと煮込む。他にじゃこピーマン・

パプリカ、惣菜1点。

ご近所の花友さんが通りかかったので、ビニールポットに移植したばかりのアリッ

サムとネモフィラの苗を、10個ほど持って帰ってもらう。いつもいただく赤飯の

お返し。

お隣のひとり暮らしのおばちゃん、転んでけがして入院、空き家同然になっている。

娘さんが家の風通しに来ていたので、お見舞いを言うと「母の痴呆が進んで・・・」

と表情を曇らせる。高齢化社会が進むと、こんなケースが増えていくのだろう。

11月も明日で終わり、師走に入る。


15年ぶりの「じいさんばあさん」

2023-11-28 11:41:26 | 日記

11月26日(日)9時に起きて雨戸を開けるとTVの予報通り寒い。この冬

一番の冷え込みかな。ひざ掛け毛布しないと、足元が寒い。

昼間、まだ移植が残っているアリッサムとキンギョソウをビニールポットに移

す。これで育てた苗の移植が終わり、ホッとする。結構たくさんのポット苗が

できたので、もう少し大きくしてご近所の花友さんにもお配りしよう。

初冬の花ツワブキとダイアモンドリリーは、まだ蕾のまま。

「いつまでのんびりしてるねん、世間様はとっくに咲いているよ」

さすがに盆栽(もどき)のモミジは色づいてきた。このモミジ、もう何十年も

昔、故郷の紀州に帰った時、裏庭に生えていた苗を引っこ抜いて、持ってきて

鉢に移植したもの。生まれ故郷の思い出が詰まったモミジだ。

    <色づいたモミジ。手入れが悪いのか、あまり鮮やかではない>

     

        <ツワブキはまだ蕾が固い>

 

27日(月)9時10分に起きる。昨日とは打って変わり、どんよりした曇り空

で寒い。夕方から雨になるという予報。

空模様を気にしながら買い物。今夜はカボチャの肉巻き、サツマイモのレモン煮、

惣菜2点。

 

森鴎外三男の小説「類」を読んで、鴎外の「高瀬舟」(集英社文庫)を取り寄

せ、読んでいる。その中の短編「じいさんばあさん」を読みながら、知っている

ような何とも懐かしい感じを催した。こういうのも一種の、デジャブ(既視感)

というのだろうか。

主人公の伊織とるん夫婦・・・歌舞伎で観た「ぢいさんばあさん」(歌舞伎では

「ぢいさん」になっている)じゃないか、と気づく。早速これまで観た時に買っ

た歌舞伎のガイドブックをめくると、平成20(2008)年と25(2013)

年の2回、京都南座の年末顔見世興行で観劇していた。

旗本の美濃部伊織が京都二条城在番中に、人傷沙汰を起こした。伊織は禄を召し

上げられ他家預かり(追放)の処分を受けたため、一家離散する。37年ぶりに

処分が解け、江戸の旧宅に戻り、今は白髪姿の愛妻るんと再会するストーリー。

伊織は戻って来たものの37年の時間の隔たりで、お互いが誰だか分からない。

伊織がふと見せた癖から、「旦那様」と分かり夫婦は37年前の春に戻るのだ

った。

平成20年では仁左衛門は伊織、玉三郎は妻のるん役の豪華共演。二度目観たの

は今話題の中車と扇雀だった。

変わらぬ夫婦の情愛を描いた歌舞伎の人気演目。玉三郎が演じる溌溂とした若妻

と老いた白髪姿の「るん」の見事な変貌ぶりに、ほれぼれと見入ったものだ。

思わぬところから、15年前の「ぢいさんばあさん」に出会って驚く。

        *****     *****

パソコンのブログコメント欄などが消えて送受信できない不具合が発生、Goo事

務局のアドバイスに従って操作したら、回復!元通りになりました。やれやれ。


盆と正月がいっぺんに来た!

2023-11-26 11:49:09 | 日記

11月24日(金)8時50分に起きる。暖かくなるという予報通り柔らかな

日差しが心地よい。

9時40分ごろ、コープこうべの宅配車が来て、注文品を受け取る。

今日はかかりつけ医の糖尿検診日なので、10時半過ぎに出かける。

最近、毎日柿を食べたりつまみ食いしているのでA1c数値が少し悪化「それ

見たことか」と、自嘲気味に自分に毒づく。もう少し体を大事にしよう・・・

と、今度もまた繰り返す。リバウンド人生、懲りない性分で情けなくなる。

 

このところ、PCの機嫌が良くない。反応が極めて遅くなり始め、今日はついに

ブログのリアクションもコメント投稿もリコメ(返信)も反応しなくなり、で

きなくなってしまった。「いいね」も「つづき希望」などもできない。

コメントいただいたブロガーさん、連絡できずごめんなさい。

ごちゃごちゃデータを詰め込んだりして負荷がかかりすぎるのか、PC本体

が古くなってそろそろお陀仏の時が来たのだろうか。

不具合が単なるへそ曲がりだったら、早く機嫌を直していくれ!

   < 買い物途中で黄色いイチョウ、見つけた!>

   <この花園はオキザリスかな>

25日(土)9時10分に起きる。少し冷たくなり木枯らしが吹いている。

もしやと思って早々にパソコンを立ち上げたが、ブログのリアクションが

昨日同様、反応しない。日記は書けるしフォローワーさに訪問もできるの

に、フォロアーさんへの「いいね」「役立った」などのリアクションはも

とより、コメント投稿、いただいたコメントのお返しもできず、歯がゆい

限りだ。

 

サッカーJ1でヴィッセル神戸が、悲願の初優勝をクラブ創設の

翌年の阪神淡路大震災J2降格、チーム解体の危機を乗り越え、29年

の快挙である。選手の皆さん、おめでとう、そしてありがとう。

阪神タイガースのリーグ優勝と38年ぶりの日本シリーズ優勝、パリーグ

制覇のオリックスと壮大なパードの興奮が冷めやらない神戸が、また

挙に沸く

購読している新聞コラムで「スポーツ豊作」というように、盆と正月がいっ

ぺんに来たようで、めでたい限り。これほどの「豊作」はそう何回もない。

でも民放のニュースを見ていたら、ヴィセル神戸優勝より、甲子園球場のタ

イガースファン感謝デーの方をメインに、サッカーはその後で放映していた。

可哀そうなサッカー。


「いい夫婦の日」と優勝パレード

2023-11-24 10:24:14 | 日記

11月22日(火)8時過ぎかなあ、もうそろそろ起きなきゃあ、と目覚ま

し見たらなんと10時!飛び起きる。

温かい朝なので、つい気持ちよく寝入っていたのだろう。

 

今日11月22日は「いい夫婦の日」。語呂合わせだけの「記念日」だけど、

「いい夫婦」って何だろう。

連れ合いを亡くして来年で20年になる。毎日仏壇に線香とお茶を供えて、薄

れゆくカミさんの素顔の記憶を、遺影で確かめている毎日になった。

男から見た夫婦の理想像の一つは、さだまさしさんの「関白宣言」だろうか。

 

   ♪俺より先に死んではいけない

   例えわずか一日でもいい

   俺より早く逝ってはいけない♪

 

妻に看取られ逝く・・・男はそんな終末を迎えられれば、幸せではないだろうか。

妻の側から見た夫婦の姿を偲ばせる歌が、愛読してやまない小説家・宇江佐真理さ

んのエッセー「見上げた空の色」(文春文庫)に紹介されている。

乳がんで64歳で死去した歌人・河野裕子さんだ。いよいよ命が尽きようとすると

き、夫の永田和宏さんに残した最後の一首は、夫婦の深い絆を詠った絶唱で、胸が

える

   手をのべてあなたとあなたに触れたきに

   息が足りないこの世の息が

自身も乳がんの宇江佐さんは「そう、息が足りなくなるのね。この世の息が。と私

はむなしく呟くばかりで、感想の言葉は浮かばなかった」と書き、最後に「私はま

だ死にません、死にません」。

でも宇江佐さんも、河野さん死去の5年後、夫と子らを残し66歳で夭折した。

江戸に生きる人々の哀歓を数多く綴った時代小説の名手、6度も直木賞にノミネート

されながら、果たせずに逝った。

 

23日(木)9時20分に起きる。外は薄曇りで、穏やかな日差しが漏れる小春日和。

今日はプロ野球日本シリーズで死闘を演じて優勝したタイガースとオリックスの同時

パレードが、神戸と大阪で繰り広げられ、沿道はファンで埋め尽くされた。

民放テレビはパレード開始の11時から午後もぶっ続けの中継。テレビの前で釘付け

になり、38年ぶりの日本一に輝いた阪神と、球史に残る名試合を楽しませてくれた

リックスに、改めて感謝と祝福を送った。

テレビニュースによると、神戸・三宮、大阪・御堂筋パレードの観衆は100万人と

いう空前の人出だったとか。

参加した選手たちは「こんな人出は見たこともない」と口をそろえて言っていた。

両球団のファンが多い関西でも、100万人が街頭にあふれ出るのは、とてつもない

数。コロナで外出が止、自粛してきたうっぷんが一気に爆発したとしか思えない。

パレスチナ・ハマスに誘拐された人質解放を訴えるデモが世界各地で繰り広げられる

一方で、平和にパレードを繰り広げられる日本を思う。

    例によって不鮮明だけど優勝パレードアルバム(テレビから)


咲くまで待とうツワブキの花

2023-11-22 11:56:59 | 日記

11月20日(月)9時に起きる。今日も穏やかな1日となりそう。

世間様ではツワブキやダイアモンドリリー(ネリネ)が咲いたとブログで

アップされているが、我が家ではまだ蕾が固い。

隣の芝生は青い・・・ついそんなひがみ根性になって、なぜ我が家のはま

だ咲いてくれないのだろう、といら立つ。

でもまあ人間の思惑なんか知ったことじゃない、のマイペースの植物のこと。

     咲くまで待とうツワブキの花

家康の心境で行きましょう。

とはいえ、私のようなイラッチで我慢心の乏しい人間は、「待つ」というの

は苦手。ツワブキのおっとりした様を見ると、「なにしとるねん」と呟いて

しまう。

午後になって、少し冷えてきた。早めに買い物を済ます。今日は少し足を延

ばして別のス-パーへ。ブリ大根、揚げだし豆腐、野菜サラダが今夜のメニ

ュー。

帰りに園芸店に寄って、メッシュプランター(ドーナツ型)に植えたビオラの

乾燥防ぎにミズゴケを買う。

商店街の街路樹のイチョウが軒並み枝払いされて、ほとんど裸木。多分、秋

落葉を嫌った商店街の要望で紅葉前に切られたのだろう。苦情は分からないで

ないが、寒々とした風情のないイチョウが、哀れに思う。以前は、結構見栄

えした黄色いイチョウ並木が、秋の訪れを告げていたのに。

帰途の途中一休みする児童公園の1本のモミジが、赤く色づいている。紅葉を

見に行くこともなくなったので、せめてものささやかな紅葉狩り気分を味わう。

(持ち合わせのコンデジで撮ったので、画質も構図も極めて悪い)

21日(火)7時半に目が覚めたがもうひと眠りしよう、と思ったがなかなか寝付

けず、だうだして8時半に起きる。

朝食後、何気なくかけたテレビのwowowで、フジコ・ヘミングさんがピアノ演

奏していた。30分間、トロイメライ、ラ・カンパネラ、バイオリンと共演した

アヴェ・マリアなどなじみのある名曲ばかり。フジコさんは1932年生まれと

いうから91歳、耳も遠いというのに、偉大な現役ピアニストだ。

フジコ・ヘミングさんの本格演奏は初めて聴いた。偶然出会った番組だったけど、

豊かな朝のひと時を過ごし、なんだか得をした気分。

昨夜、朝井まかてさんの「類」(集英社文庫)を読了。夏目漱石と並ぶ文豪、森鴎

外の三男・類の波乱の生涯を描いた大作で、朝井さんの名文に引き込まれた。

夏目漱石は少し読んだが、森鴎外は「雁」「舞姫」「高瀬舟」など名作のタイト

は知っているが、読んでいない。まして森一族のことは全く知らなかったが、類

の生涯を通じて、教えられることがたくさんあった。

これを機会に、森鴎外を読みたくなり「高瀬舟」と「雁」をアマゾンに注文した。

今夜の献立は、鶏むねミンチを使ってカボチャのそぼろ煮、小松菜の胡麻和え、じゃこ

パプリカ・ピーマン、子持ちシシャモの干物。カボチャと鶏むねミンチは相性がよく

うんだよねえ。