岐阜県議会議員 太田維久(おおた・まさひさ)のblog

再生、飛躍、「政策維新」
生活を支え、生命を守る政治を実現する。

県総合医療センターを視察

2007年05月25日 00時25分41秒 | Weblog
県議会の総務常任委員会の視察に同行して、野一色の岐阜県総合医療センターを視察しました。私の常任委員会は教育警察だが、災害時医療の中核の一つになるセンターだけに機会があれば見ておきたいと思っていました。
ここは県立岐阜病院と言った方がなじみがあります。かなり古くなっていた施設を立て替え、地上10階建てもの免震構造のビルが出来上がっています。屋上には患者をヘリで受け入れることができるようにヘリポートも整備されています。一昨年の新潟県中越地震の際、怪我をした人を県を越えた群馬県の病院までヘリで搬送したように、周辺の県で大規模災害が起きたとき、このヘリポートが力になるかも知れません。
病室や診察室には電子カルテが整備されています。病院内を回線で結び、病院内どこにいても患者のカルテが見ることが出来ます。ペーパーのカルテを運ぶ必要がありません。電子カルテは数年前に移転した岐阜大学付属病院でも実用化されています。今後はプライバシーに配慮した上で、医療機関同士で電子カルテをやりとりできれば地域医療の整備が進むと思います。
とにかく、多大な税金をして新築された新病院であります。地域に貢献する医療機関になるよう関係者の努力に期待しています。