ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

同じ事を繰り返したら、絶対に許さない!!

2018年12月21日 | スポーツ関連

大嫌いな野球人”では在るけれど、今年1月に亡くなられた事を知った際には、何とも言えない寂しさを感じたのが星野仙一氏だった。良くも悪くも、彼が強烈な印象を残したのは間違い無い。

 

タイガース監督としての初年度(2002年)、チームは4位に終わった。そして、其の年のオフ、星野監督は大幅な“血の入れ替え”を断行する。「微温湯に浸かっている様な感じがチーム内に在ったし、獲得した選手達にも“獲得する必要性”を感じた。」ので、星野監督の決断には「上手い遣ったなあ。」という思いが。チームの血の入れ替え自体は、決して悪い事では無い。でも・・・。

 

オフ、FAライオンズ炭谷銀仁朗選手を獲得したジャイアンツ。其の人的補償として、ライオンズが内海哲也投手を獲得する事となった。ジャイアンツ入りしてから15年。チームのエースとして活躍した彼の移籍は、非常に寂しい物が在る。

 

全盛期と比べると、此処数年はパッとした成績を残せなかった内海投手。去年の記事「今オフにジャイアンツがすべき事」の中で、好きな選手なので残念なのだが、内海哲也投手の居場所はもうジャイアンツには無い。出来ればジャイアンツで引退して欲しいけれど、本人が『どうしても現役を続けたい。』という事で在れば、彼を含めた大型トレードを考えるべき。と書いた(今季、内海投手が「5勝3敗」という“予想外の活躍”をした時点で、「ジャイアンツに、もう居場所が無い。」と書いた事への謝罪を記したが。)様に、彼の移籍自体には「仕方無いな。」という思いが。

 

、11月の記事「FAでジャイアンツが選手を獲得するのならば」で指摘した様に、ジャイアンツが炭谷選手を獲得する意味合いが理解出来ないし、そういう理解出来ない獲得の“代償”として「ジャイアンツを人一倍愛し、チームの精神的支柱で在り続けた内海投手。」を手放さなければならなくなった事が、何とも遣り切れない

 

上記した様に、チームの血の入れ替え自体は否定しない。必要不可欠ならば、どんどんすべきだとも思う。けれど、今オフのジャイアンツの血の入れ替えは、個人的に疑問。炭谷選手、中島裕之選手(バファローズ)、クリスチャン・ヴィヤヌエバパドレス)、そして丸佳浩選手(カープ)を獲得して来たけれど、どうにもビッグ・ネーム”に頼った無節操な獲得にしか思えないのだ。(今月の記事「26人目の使者」で書いた様に、丸選手の獲得は理解出来るが。)

 

10月の記事「“次の監督”にチームを渡す際には」では原辰徳監督に対し、ジャイアンツを“に強いチーム”に変え、そして“強いの状態”で、“次の監督”にチームを渡して欲しい。と記した。原監督(当時)が自身の事だけを考え、チームを崩壊させた状態で3年前に監督を退いた(様に思える)。』事はどうしても納得出来ないし、結果として高橋由伸監督を追い込む事になったのも、原前監督の負う所が大きい。という思いが在るからだ。(“自身の事”というのは、3年前の記事「チーム崩壊」でも書いた様に、「自民党から出馬して政治家になりたい。」という思いだと、自分は考えている。)

 

今オフ、無節操に“ビッグ・ネーム”を獲得している様なジャイアンツ。こういうスタンスでは“真に強いチーム”が作れるとは思えないし、結局、若手育成が出来ない儘、再び“崩壊したチーム”を次の監督に渡し、次の監督が又、苦労するという事になりそう。同じ事を繰り返したら、絶対に許さない!!

 

先日、原監督の野球殿堂入りを祝うパーティーが開かれた。安倍晋三首相や(「原監督が政界打って出る際、其の後ろ盾になる。」と言われている)甘利明自民党選挙対策委員長小泉進次郎・元自民党筆頭副幹事長という“自民党の顔”が集まり、「原監督の出馬表明会か?」と思ってしまった。

 

安倍首相から思いっ切り持ち上げられ、誇らし気な笑顔を浮かべていた原監督の姿に、“ジャイアンツの監督を3度も務めた男”という勲章が在れば、将来、自民党から出馬して政治家になるのは楽勝。という心の内が透けて見えた様な・・・。


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