GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

本日、不惑を迎えまして...誕生日ネタからの福山雅治論。

2016-10-31 22:35:13 | 日記
改めて「不惑」という言葉を調べてみると...
「数え年で40歳」なんて記事があり、実はとっくに迎えていたのかなんて思いながら「誕生日」について語ってみたいと思います。

僕は1976年10月31日生まれで本日満40歳となりました。

30代前半のいつからか「誕生日とは産んでくれた母親に感謝する日」という考え方になり、「おめでとう」と言われるのがむず痒くなる(決して迷惑という訳ではありません)ようなひねくれ者になってしまいました。

数年前からSNS上では誕生日を非公開にしております。

どこで誰に影響を受けてそのような考えになったかの記憶はありません。

この考え方に自信を持たせてくれたのが福山雅治さん。(実は福山ファンなんです)

ご自身の誕生日には毎年お母様に花を贈っているというエピソードをラジオ番組で聞きました。

特に自分の考え方が福山さんに影響されてるとは思ってませんが、ラジオでの他愛も無い話を聞いてると何かと共感できる部分が多い方なんです。

僕は福山さんの人気を支えてるものは「謙虚さ」だと思っています。

ゲストに若い人が来ても敬語で「さん」付け。決して偉そうにはしません。

47歳になってもまだ10代の女性にまで人気がある。ある意味超人ですよね。

そして一度聞いてもらいたいのが「誕生日には真白な百合を」

下に歌詞を付けておきます。

誕生日には真白な百合を
歌:福山雅治 作詞:福山雅治 作曲:福山雅治
あなたがくれたこの名前は
いくつの願い込められてるの
そこから見えるわたしの素顔は
誇れるものですか

あんなに嫌いで
飛び出した故郷

家族の声も
ただ重くて
苛立っていたよ

そんな姿はあなたからすれば
泣き続けた幼子の頃と変わりはなく

いくつになっても同じだと
子供扱いするばかりで
認めてくれる言葉もないまま
会えなくなるなんて…

年に一度の誕生日だから
照れずに言うよ
「産んでくれて、ありがとう」

あなたがくれたこの心は
やさしい人を選びました
自分じゃなくて
家族の笑顔を 願ってる人

いつか 会ってください

真白な百合を
写真に飾ろう

聞いてもいいかな
認めてくれるかな
この生き方を


福山さんは学生時代にお父様を亡くしています。おそらくこの詩はお父様とお母様への思いを混ぜてカタチにしたものだと思います。

この歌が主題歌だったドラマ「とんび」は幼少期に母親を亡くした主人公とその父親との絆を描いたものでした。主人公の思いを歌っているようにも聞こえる作りになっております。

ここ数年の福山さんの詩は心に染みるものがたくさんあります。ラジオで詩の背景なんかも聞いてたりするからかもしれませんが。

そして福山さんが毎年男性限定ライブをやっているのはご存知でしょうか?



2年前から12/23祝日にやってるんですが、今年は翌日が土曜日なんで横浜まで行けそうなんです。

どなたか一緒にいかがでしょうか?
(ここで募集して応募があるとは思ってませんが)

「福山ファン」と僕の政治活動が繋がらないかなぁと、僅かながらの奇跡を願いながらの投稿でした。

ブログらしくたまには日記。お付き合い下さい。維新政治塾の話。

2016-10-24 23:17:07 | 日記
日記と言いながらも政治活動について。

先週末はかなり内容の濃い時間を過ごせましたので、記しておきたいなぁというところでお付き合い下さい。

まずは土曜日。

昼間は維新政治塾の講義でした。

講師は僕がかなり著書やコラムで勉強させて頂いている経済学者の高橋洋一さんでした。

講義の内容はさて置き、質疑応答が必ずあるので絶対に質問するぞと意気込んで臨みました。

塾生のみなさんはかなり勉強意欲旺盛な方達なので毎回かなりの人数の手が上がります。

司会の方にアピールするかのように何度も高々と手を挙げた結果、最後の方で当ててもらえました。

もう一つのハードルは緊張してしっかり質問が出来るか?

これまでに100人レベルのパーティーの司会を何度か経験しており、そこではほぼ緊張もなくこなしてきたのですが、この100人超の有能な方々の前で発言するのはむちゃくちゃ緊張するんですよ。
びっくりするくらいに声が出ないんです。

前回に当ててもらった時の経験がありましたので、その反省から質問内容はメモをしておき、失礼を承知で座ったまま質問させて頂きました。少しでも声が出るように。

そこまでしましたが、やっぱり緊張からあまり声が出ませんでした(泣)

さて質問内容です。

何故財務者は消費増税に拘るのか?税率を上げても必ずしも税収が思った通りに上がるとは限らない。もしくは景気が悪くなって税収が落ちる可能性まであると言われています。そんなリスクを高橋洋一さん始め、多くの経済学者や評論家の方達が指摘をしているのに財務者が増税に拘る理由は何故でしょう?という長らく疑問に感じていた事を質問しました。

高橋先生の解答は...

もしかしたら僕は質問できた事に舞い上がってしまって、先生の解答を理解出来なかっただけかもしれません。

その時の僕の耳には、「財務者はそう思い込んでいるだけだ」と「歳出権がなんとか...」という事しか入ってきませんでしたので腑に落ちない思いで質問が終わってしまいました。

何だ、高橋先生でもこの質問には明確に答えられないのか...とがっかりしてしまいました。

しかしながら今朝Twitterを閲覧していると、その事に高橋洋一さんが言及されているのを見つけました。

https://mobile.twitter.com/YoichiTakahashi/status/789993068929744896

感動です。僕の質問の事を呟いてくれている。

もしかしたらあの時に明確に答えられなかったから呟いてくれたのか?いやいや、そんなはずはない、僕の聞き漏らしのはずです。

僭越ながら先生のツイートをもう少し噛み砕いて説明しますと...

他の省庁に対して予算の歳出権を持っているという点が財務省が「省庁の中の省庁」と言われるパワーの源なんです。他の省庁は財務省に予算を分配してもらっているという事。

税率が高いと配分する予算の総量は増えるという事。他の省庁に分配する予算が増えるのです。あくまで予算の上では。たくさん予算をつけてやれるから偉そうに出来るという理論なんでしょう。

逆に税収が増えるかどうかという結果については決算の話なんですよね。

ですので予算の歳出権には税収の増減は関係ない、あくまで税率による「予想税収」が重要という話なんです。

やっと腑に落ちました。

僕の質問には明確に答えられないのかと疑ってしまって申し訳ありません。

高橋先生への尊敬の念は変わりません。

Twitter上での高橋先生への質問で以下のようなものがありました。

決算上の歳入が増えれば、翌年度の予算が増えると思うのですが、Zは一年先のことも待てないということなんでしょうか

これにも明確に答えて頂ければ更に嬉しいのですが、あまり個別の質問には答えてらっしゃらないようです。


さて、講義が終わり晩は塾生の懇親会です。

おそらく60人程の宴会でした。

北は北海道(最北の稚内市の方も)や東北から九州の方まで、多種多様なキャリアを持ったメンバーで、どなたの話を聞いても唸らされるような興味深い話が次々と出てきます。

学歴では最下層かと思われる(経大の先輩方スイマセン)僕もアタック25に出た時の話で応酬するも、すでに過去の栄光で...

医者と弁護士と経営者のオンパレードで、少しくらい背伸びしないと僕なんかは付いて行くのも大変です。

しかし講義だけでは交流出来ない方々とたくさんお話が出来て有意義な2時間でした。

そして後述します翌日の予定のために珍しく一軒目だけで帰路に。

これは普段の僕ではあり得ない事。お酒の席は終電でもないかぎり最後までお付き合いしますので。


そう、日曜日は「維新政治塾街頭演説会」があり、そのメンバーに選ばれたのです。

おそらく応募多数と思われる中から23名が選ばれ、なんば高島屋前で演説会をしたのです。

演説会は午後からという事もあり、前日早めに帰宅しましたので、演説内容は暗記して行きました。

頭の中では喋れるくらいに。

カンペを使う事は許されていましたが。

いざ演説会が始まると、みなさんスラスラと喋ってるんですよね。カンペを使ってる人とそうでない人の割合は半々くらいに感じました。

「一応覚えてきたものの、恐らく何回かは言葉が直ぐに出なくてテンポの悪い演説になるぞ」という恐怖感にかられ、急遽原稿を読む事に切り替えました。

決定的だったのはカンペを使うと決めていた方々と使わないつもりだった僕の待ち時間の余裕度合いが明らかに違うのが分かった事です。

しかしセーフティネットと思って持ってきた原稿でしたのでA4サイズそのまま。字は大きくて見やすいものの、マイクを持って紙をめくるのも大変だろうという事は容易に想像できます。

そう、カンペというよりはモロ原稿だったのです。

一抹の不安を抱えながらも読むだけならどうにでも出来るだろうと緊張の度合いはかなり軽くなっていました。

予想通り壇上に上がってもさほど緊張はありませんでした。(周りの人達からは顔が硬いと言われていましたが)

演説内容は投票率を上げる事で健全な政治環境を作りたいという事を訴えさせて頂きました。

最後の部分だけここに記します。

「本日ここで塾生たちが様々な主張を訴えておりますが、そのほとんどは投票率を上げる事で改善できる事ばかりです。投票率を上げる事は納税者目線の政治を実現させるための基礎なんです。全ての道は投票率に通ず...」

この部分は結構自信あったのですが、観衆の反応はあっさりしたものでした(泣)

しかし原稿を読んだおかげである程度声も出ましたし、一度だけ詰まりましたが、概ねスラスラ演説出来たように思います。

そして僕が感じた今回の収穫はと言うと...もちろん思い通りに出来なかったにしても、「維新の会の演説の聖地」と呼ばれる場所に立てた事は恐らく今後に活かせるはずです。

その事と、あの緊張感を塾生仲間と共有出来た事は活きるかどうかは別の話として、とても嬉しかった出来事です。

苦労とまでは言えませんが、皆が緊張して慰めあったり、上手く出来た人を見て喜んだり、そういう体験を共有出来た事。おそらくこれからも同じ方向を見て切磋琢磨する仲間になるはずですから、少しでも気持ちが通じたような瞬間があった事が何よりの収穫だった気がしております。

あと二ヶ月程で維新政治塾第3期生は卒業となります。

講義は残り2回ですが、もっと塾生仲間と交流を深めて数年後、数十年後に「あの時は...」って笑えるような関係作りとその後の政治活動をやっていきたいと思います。












参議院選挙の合区解消を論じる前に参議院のあり方を考えた方が良いのでは?

2016-10-20 21:20:12 | ニュースのポイント
参議院選挙の合区問題に関しての昨日のニュースです。

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20161020k0000m010099000c.html


そして拙ブログにて、昨年7月の投稿でこの問題に関して論じておりますのでご参考まで。

http://blog.goo.ne.jp/gharada5000/e/e9600bf7caf58d62cea9aaae5ca5c097


簡単に経緯を説明します。

参議院選挙は242人の定数を二つに分けて三年毎に選挙を行います。(議員の任期は六年)

一度の選挙で121人が選ばれる中で選挙区が73人、比例代表が48人です。

2013年までの参議院選挙ではこの選挙区定数73人を都道府県毎に割り振って選挙をしておりました。

47都道府県に1人ずつで残りの26人を人口の多い都道府県に割り振っておりました。

そんな訳で選挙区定数が73ではどうしても人口の多い東京都と人口の少ない県では一票の格差が大きく開いてしまう。

そこで合区というものが2016年の参議院選挙より導入されました。具体的には鳥取県と島根県、徳島県と高知県を一つの選挙区にしました。

その成果で5倍程あった1票の格差は3倍程度まで抑える事が出来ました。

しかし自民党内で、特に合区対象県の議員たちより異論が出ているというのが事の経緯です。

「各県から最低1人は選べないと不公平だ」というのが彼らの主張ですが、そこには何の合理性もありません。国民には全く関係の無い議論です。

それを言うなら都道府県単位の選挙区を改める事を何故考えないのか?

選挙区のエリアが変わってしまうと自分たちの選挙がやりにくくなるからではないでしょうか?運悪く支持者がごそっとエリアから外れてしまう事もあるでしょうから。

自分たちや仲間の身分を守るため以外の何物でもありませんよね。

それよりは1票の格差を抑える方が「憲法遵守」の観点からも合理性があります。

話を戻しまして、また各県に1人以上は割り振るとなれば、比例代表の部分を減らして選挙区を増やすか、1票の格差を元の5倍程度に戻る事を容認するかの二択になるはずです。

前者は選挙区で議席が取れない小さな政党の理解が得られませんし、後者は3倍に抑えても「違憲状態」の判決が出ている事を考えればあり得ません。

ウルトラCで参議院の定数を増やすとでも言うのでしょうか?

それは今の政治状況では考えられない事です。(僕は歳費の合計を増やさないやり方で定数を増やすのはアリだと考えます)

さて、ここからは「現在」の僕の考えです。昨年7月とは違う見解です。

まずは参議院のあり方から考えるべきだと思います。現状のような衆議院のカーボンコピーのようなものなら不要論が出ても仕方ないですよね。

しかし一院制にも問題があって、2009年の鳩山内閣時代に参議院がなければ、やりたい放題されてる可能性があった訳で...民主党政権に取り返しのつかないくらい無茶苦茶な日本にされていたかもしれません。

選挙制度自体を衆議院とは全く別物にして、差別化を図るのが良いのではないでしょうか?

選挙制度や定数など、いろいろな組合せや方法があるので、ここでは敢えて明示しませんが。

そして参議院経験者は衆議院議員になる資格を失う、もちろん逆に衆議院経験者も参議院議員にはなれない。

その上で、自分たちの身分に関わる制度は他院の審議にて決める。自分たちの待遇は自分たちで決められないようにしてしまう訳です。

参議院が「良識の府」と呼ばれるに値するように作り変えるべきだという話ですね。

これくらいドラスティックに改革すれば国民も納得して政治家がもう少し尊敬される存在になるのではないでしょうか?

いや、もしかしたら旧来型の政治家からすれば尊敬されない方が、国民が政治に関心を持たない方が都合が良いのかもしれません。

国民やメディアの監視の目がなければ富山市議会の議員たちのように好き放題出来るから...


既得権益とは恐ろしいと感じさせられた甲賀市長選挙。

2016-10-18 01:26:39 | ニュースのポイント
まずは岩永さん、関係者のみなさま、ご当選おめでとうございます。

そうなんです、ご本人と面識があるんです。

この一ヶ月くらいの間に三度ほど甲賀市に入りまして、少しですがお手伝いをさせて頂いたり、講演を聞かせて頂きました。

岩永氏は43歳の前衆議院議員で維新の会の滋賀県支部にあたる組織の代表をされていました。

間も無く40歳を迎える僕とは同世代と言っていい程の年齢の方ですが、とても懐が深い立派な方だと尊敬しております。

そして昨日の市長選挙から一晩明けて、毎日チェックしているgooニュースの政治欄を見ると...

京都新聞の記事ではありますが、全国版のネット記事に出ているではないですか!

これは皆さんにも紹介したいと思い、大変恐縮ながら拙ブログ記事に取り上げさせて頂きます。

万が一にも間違いなどがありましたら、関係者のみなさまよりのツッコミをお待ちしております。

さて、当該記事を下に貼り付けます。

http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/77/e1043c35eb21a9c369a9d1145e571bf4.html


面識がある方だけに間違いは書けないというところで、読んでくれる方々にお伝えしたい部分だけを慎重に取り上げてみたいと思います。


上記の京都新聞の記事にもあるように甲賀市議会の議員はほとんどが現職である中嶋氏の支持に回りました。

僕が知るところでは3人の市議が岩永氏の応援をしたという多勢に無勢の構図であった。

その劣勢を跳ね返す力がどこにあったのか?

もちろん岩永氏の衆議院議員を務めた知名度や個人の力もあるでしょうが。

市民が新しい風を求めたのが大きいところではないでしょうか?

甲賀市の教育費予算というのは滋賀県内で低いレベルでした。

予算をつけないと当たり前のように学力レベルが下がります。

都道府県の学力テストの結果で軒並み40位台を出す滋賀県で下位レベルであったという事は、全国レベルで最下位に近いところに位置するという事。

そこに予算をつけてなんとかしましょうという岩永氏の主張は至極真っ当なものでした。

これまでの現職の中嶋市政はそれを無視してハコモノを作るような利権誘導型であった事は否めません。

これはごく一部の話ではありますが、そのような流れであった事は間違いありません。

それを分かった上で市民が投票すれば岩永氏が圧勝して当たり前の選挙なんですが、結果を見れば僅差で岩永氏の当選でした。

投票率が55%を超えていてこの結果ですから、50%を割ってるいると逆の結果が出ていたのではないかという恐ろしい話です。

投票率がいかに大事か、既得権益がいかに恐ろしいかという事がよく分かる選挙結果だったのではないでしょうか。

岩永市政がこれからどのような結果を出してくれるのか、今後の滋賀県内の首長及び議会選挙にどのような影響をもたらすのか?

注目して頂きたいところです。



二つの二重国籍疑惑の違いについて。

2016-10-06 21:33:50 | ニュースのポイント
少し前は蓮舫氏の二重国籍問題が世間を騒がせておりましたが、自民党参議院議員の小野田紀美氏にも疑惑が報じられました。

http://m.huffpost.com/jp/entry/12341444


一点だけ二人の疑惑には決定的に違う点があります。


小野田氏は戸籍謄本を公開しましたが、蓮舫氏はどれだけ追求されても公開しておりません。

何故でしょう?

おそらく蓮舫氏は嘘を重ねた事が明らかになるから公開出来ないのでは?という憶測が流れています。

もしかしたら日本国籍が無いのでは?という噂まで。

衆議院に鞍替えなんて報道もありますが、その前に議員辞職に追い込まれかねない状況です。

今日は一つの事実と少しの噂話だけにとどめておきます。