自民党衆議院議員の若狭勝という男。
今時珍しい、なかなかの覚悟を持った政治家だと思います。
若狭氏は元検事でテレビにもよくコメンテーターとして出演してましたが、その時の僕の感じたイメージは「胡散臭いオッサン」でした。あまり好印象も無かったですし、良いコメントをしていた記憶もありません。
しかしながら先の都知事選挙において、自民党東京都連から推薦候補以外を応援した者は除名などの処分の対象になるという文書が出たにも拘らず、推薦をもらえなかった小池百合子氏を応援した男気のある議員です。
結果は小池氏の大勝でしたが、当初は苦しい選挙戦になると見られていたにも拘らずです。
そして今日の産経新聞ニュースを貼り付けます。
http://linkis.com/www.sankei.com/polit/Az8bd
少し時間軸を戻しまして、都知事選挙後の自民党東京都連の造反者への対処をまとめてみます。
まず大将の小池氏ですが、分かり易く小池人気には対抗出来ないと見てか、何の処分もありませんでした。
参謀格の若狭氏には記事にもあるように、二階幹事長から口頭による厳重注意のみ。
そして元々の小池氏の地盤である豊島区や練馬区の区議たち7人が造反したそうですが、彼らには離党勧告がされたそうです。
そして勧告に応じなければ除名もあり得ると。
下っ端だと見てか、足元を見られてますね。
恐らく自民党とは「弱きを助け強きを挫く」の逆を行く政党なんでしょう。
そこで記事のように若狭氏がそのような都連の対応に対してまたまた覚悟を持って仲間を守ろうとしている。
こんな感じのストーリーです。
ここまでされると都連は抜いた刀を収めるしかないですね。
もし除名を強行したならば、間違いなく小池氏と若狭氏は敵に回る事になり、衆議院東京10区の補欠選挙と来年の東京都議選挙で苦しい立場になります。
小池新党に都議選で議席を削がれ、大阪のように弱い弱い自民党に...
そうなってくれれば日本の政治はかなり面白くなるんですが(笑)
話題を少し変えますが、もしかして疑問に感じた方がいらっしゃるかもしれないので、僕の知る限りの解説をつけておきます。
「現状で衆議院議員の若狭氏が何故に衆議院議員の補欠選挙に立候補するのか」という話。
若狭氏は選挙区ではなく比例代表で当選した議員です。
ですので補欠選挙に立候補するとなれば一旦辞職する事になりますが、その穴埋めは自民党で比例東京ブロックの次点だった人が繰り上げ当選となります。
若狭氏が一旦辞職しても自民党の議員の数は変わらないという事ですね。
一方、補欠選挙には自民党として誰かが出ないと元々は自民党衆議院議員だった小池氏の議席なので、議席を減らす事になります。
だから勝てる候補を立てたい。
そして若狭氏はと言うと...
恐らく比例での当選議員より選挙区での当選議員の方が立場が良いんでしょうね。
ここの真相ははっきり知りません(汗)
この件に関しては自民党と若狭氏の利害が一致したのでしょう。
比例当選議員の補欠選挙出馬で近いところの例を出すと、ゲス不倫の宮崎謙介氏が辞職した時の補欠選挙は当時の民主党で比例当選だった議員が当選して、民主党が自民党から議席を一つ奪った形になりました。
というところで、選挙区の議員の穴埋めはほとんどのケースにおいて補欠選挙が行われますが、比例代表の議員の穴埋めは所属している党の次点の人が繰り上げ当選となるという事です。
さて自民党東京都連はどのような対応をするでしょうか?
若狭氏としては自民党の公認が無くても勝てると踏んだのか、それとも負ける事になっても仁義を重んじたのか?
どちらにしても、確実に勝てる選挙にわざわざ波風を立てた若狭勝氏の男気に敬意を表して、今後の活躍を期待します。
今時珍しい、なかなかの覚悟を持った政治家だと思います。
若狭氏は元検事でテレビにもよくコメンテーターとして出演してましたが、その時の僕の感じたイメージは「胡散臭いオッサン」でした。あまり好印象も無かったですし、良いコメントをしていた記憶もありません。
しかしながら先の都知事選挙において、自民党東京都連から推薦候補以外を応援した者は除名などの処分の対象になるという文書が出たにも拘らず、推薦をもらえなかった小池百合子氏を応援した男気のある議員です。
結果は小池氏の大勝でしたが、当初は苦しい選挙戦になると見られていたにも拘らずです。
そして今日の産経新聞ニュースを貼り付けます。
http://linkis.com/www.sankei.com/polit/Az8bd
少し時間軸を戻しまして、都知事選挙後の自民党東京都連の造反者への対処をまとめてみます。
まず大将の小池氏ですが、分かり易く小池人気には対抗出来ないと見てか、何の処分もありませんでした。
参謀格の若狭氏には記事にもあるように、二階幹事長から口頭による厳重注意のみ。
そして元々の小池氏の地盤である豊島区や練馬区の区議たち7人が造反したそうですが、彼らには離党勧告がされたそうです。
そして勧告に応じなければ除名もあり得ると。
下っ端だと見てか、足元を見られてますね。
恐らく自民党とは「弱きを助け強きを挫く」の逆を行く政党なんでしょう。
そこで記事のように若狭氏がそのような都連の対応に対してまたまた覚悟を持って仲間を守ろうとしている。
こんな感じのストーリーです。
ここまでされると都連は抜いた刀を収めるしかないですね。
もし除名を強行したならば、間違いなく小池氏と若狭氏は敵に回る事になり、衆議院東京10区の補欠選挙と来年の東京都議選挙で苦しい立場になります。
小池新党に都議選で議席を削がれ、大阪のように弱い弱い自民党に...
そうなってくれれば日本の政治はかなり面白くなるんですが(笑)
話題を少し変えますが、もしかして疑問に感じた方がいらっしゃるかもしれないので、僕の知る限りの解説をつけておきます。
「現状で衆議院議員の若狭氏が何故に衆議院議員の補欠選挙に立候補するのか」という話。
若狭氏は選挙区ではなく比例代表で当選した議員です。
ですので補欠選挙に立候補するとなれば一旦辞職する事になりますが、その穴埋めは自民党で比例東京ブロックの次点だった人が繰り上げ当選となります。
若狭氏が一旦辞職しても自民党の議員の数は変わらないという事ですね。
一方、補欠選挙には自民党として誰かが出ないと元々は自民党衆議院議員だった小池氏の議席なので、議席を減らす事になります。
だから勝てる候補を立てたい。
そして若狭氏はと言うと...
恐らく比例での当選議員より選挙区での当選議員の方が立場が良いんでしょうね。
ここの真相ははっきり知りません(汗)
この件に関しては自民党と若狭氏の利害が一致したのでしょう。
比例当選議員の補欠選挙出馬で近いところの例を出すと、ゲス不倫の宮崎謙介氏が辞職した時の補欠選挙は当時の民主党で比例当選だった議員が当選して、民主党が自民党から議席を一つ奪った形になりました。
というところで、選挙区の議員の穴埋めはほとんどのケースにおいて補欠選挙が行われますが、比例代表の議員の穴埋めは所属している党の次点の人が繰り上げ当選となるという事です。
さて自民党東京都連はどのような対応をするでしょうか?
若狭氏としては自民党の公認が無くても勝てると踏んだのか、それとも負ける事になっても仁義を重んじたのか?
どちらにしても、確実に勝てる選挙にわざわざ波風を立てた若狭勝氏の男気に敬意を表して、今後の活躍を期待します。