GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

「納得いかないマイナス金利」という記事に納得出来ません。

2016-10-04 22:33:29 | ニュースのポイント
本日の産経新聞の「談話室」というコーナーより。

僕が使ってる産経新聞アプリではコピペなどが使えないので、スクリーンショットにして貼り付けます。読んでみて下さい。



冒頭の「日銀のマイナス金利政策で日本経済は好転していない」という部分は賛同出来ないが、そういう見方もあるという意味で納得しておきます。

しかしその後は己のエゴとおかしな認識のオンパレード。

この71才の元公務員氏は長年一生懸命働いて貯めたお金とその利息、あとは年金でささやかに生活しているらしい。金利を下げられれば自分の生活費が大幅に減るとでも?

いったいいくら預金をしていたら利息が減って困るのでしょう?

現在は定期預金の金利が0.05%もあれば良い方だと思います。(スイマセン、金利の話は少し自信がありません)

1億円預けて5万円ですよ。庶民の生活にはほとんど関係無い話です。

金利を当てにしている人たちの預金などは取り崩してもまだまだ沢山あるので問題無さそうですよね。

そして「企業や住宅ローンを借りている人にはいいだろう」とも言っている。

そう、今の政府や日銀は企業と現役世代に優しい政策を「金融政策」では行っているんです。

「社会保障」の分野で今の高齢者世代はかなり優遇されて、若者は本当にもらえるのかという不安をいだきながら社会保障費を支払っています。

要するに政府や日銀はバランスを取っているのではないでしょうか?

僕は社会保障の分野で抜本的な改革が必要だと思っていますが、政治家からすると手を付けにくい部分であるのは確かです。

何せ票をたくさん持っている高齢者を敵に回す必要があるから。

だから金融政策でバランスを取っているのでは?


そして金利を下げる事で企業が借金をし易くなり、投資が増えてお金が回り始める。

この事に何の問題があるのか?


最後の段落は全く話にならない。一般消費者には利息を当てにして生活している人より、ローン返済に必死になっている人の方が数倍は存在しているはずです。

犠牲を払っているのはあなたの世代ではなく、より若い世代なんですよという事を教えて差し上げたい。


最後に

このような愚劣な記事が産経新聞に載っていた事が残念でなりません。

明らかに「朝日・毎日的」な記事ですよね。


今日は本性である「辛口GO」の顔が出てしまいました。次回よりもう少しマイルドに行こうと思います。