GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

ユヅルくんの金メダルに思う事。

2018-02-19 13:25:20 | 日記
たまには政治と離れて日記でも。

この土日は羽生結弦選手と小平奈緒選手の金メダルで日本では大盛り上がりの平昌オリンピック。

多くの人が普段はあまり身近ではないウインタースポーツを一生懸命に観ているあたり、日本人の愛国心も捨てたもんじゃないと嬉しく思うばかりです。

その中でも羽生結弦選手には少々の思い入れがありましたので、自分なりにに思うところを書いてみたいと思います。

うちの息子の名前は「ユズル」なんですが、命名するに当たって羽生選手の存在が少しだけ後押ししてくれたという経緯があります。

物腰柔らかで謙虚な姿勢に好感を抱き、まさにあのような謙虚な男になって欲しいと名付けたわけですが、まさかオリンピックを連覇するとは...

さてここからが本題で、羽生選手に国民栄誉賞をという声が上がっているようですが、僕はそれに値する偉業を彼は成し遂げたと思っています。

オリンピック連覇といっても、三連覇した野村忠宏さんも連続銀メダルの後に二連覇した谷亮子さんも、国民栄誉賞はもらってないじゃないかという指摘もあるでしょう。

最近のスポーツ選手の受賞はオリンピック三連覇の吉田沙保里さんと四連覇の伊調馨さんですから。(高橋尚子さんは金メダル一つでも受賞してます)

しかしながら上記の受賞したレスリング選手や受賞していない柔道選手とフィギュアスケートで連覇した羽生選手では決定的な違いがあります。

レスリングや柔道は階級があって女子レスリングは4人、柔道は男女7人ずつの金メダリストが一度のオリンピックで誕生します。

フィギュアスケートは個人種目としては男女1人ずつしか金メダルをもらえないわけで、羽生選手はこれまでの4年間とこれからの4年間をオリンピックチャンピオンとして、男子のフィギュア選手の目標となるわけです。

これを表彰せずして何を表彰するのか!というくらいの偉業を達成したのではと僕は考えます。

国民栄誉賞は総理大臣から贈られるものなので、安倍総理には是非とも日本人の愛国心をくすぐる活躍をした事を鑑みて頂き、賢明な判断を期待します。

今回は羽生選手の事ばかり取り上げましたが、銀メダルの宇野昌磨選手も金メダルに匹敵する活躍だったと思います。記憶が間違っていなければ、僕が生まれてからこの40年ほどで日本人がオリンピックの同一種目で金メダルと銀メダルを獲ったのは初めてのはずです。

最終演技者だった宇野選手の得点が出た時に、羽生選手の金メダルより日本人のワンツーの方に興奮した自分がおり、つくづく自分は愛国者だと再認識させられました。

今日以降もまだ金メダルが期待出来る競技が残っていますので、特に銀メダルばかり持っているノルディック複合の渡部暁斗選手に頑張ってもらいたいです。

参議院議員選挙の合区問題って自民党の政治家はアホですってアピールしてるように思うんですが...

2018-02-15 22:53:54 | 政治
久しぶりの投稿です。書きたいネタが無くて困っていたところに市民感覚の無い自民党議員がアシストしてくれました。

これまでも散々批判してきた参議院議員選挙の合区問題です。

ニュース記事を貼り付けます。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6272180

ついに憲法に書きたいと言ってきた事に開いた口が塞がらない思いです。

ごく簡単に説明すると、参議院議員選挙の合区問題とは、2016年の参議院議員選挙でこれまで47都道府県単位で行われていたものを、一票の格差是正のために鳥取県と島根県、徳島県と高知県を一つの選挙区にしたところから始まります。

このおかげで約5倍だった一票の格差は3倍程度になり、違憲と言われなくて済む状況になり、これがゴールではないですが一定の成果があったものと僕は思っています。

しかし議席を失った合区対象県から鳥取県選出の石破茂(敬称略)とか高知県選出の中谷元(敬称略)が文句を言ったもんだから、仲間の既得権益を守りたい自民党がこういったバカな改憲案を出してくるといった状況になっているわけです。

この人たちの言ってることは「二回に分けて行う参議院選挙でも各都道府県に一人ずつは代表を出しましょう」って事なんですよ。

これがいかに国民感覚から離れているかって事は少し考えれば分かる話で、これを憲法に書こうなんて「アホ」としか言いようが無いんです。

そもそも自民党を含めてほとんどの政党が「道州制」を進めていくべきだとの立場なわけで、現状の47都道府県制は変えていこうとしてるわけですよ。

失くす前提の47都道府県の事を憲法に書くってどないよって話ですよね。

よくある総論賛成各論反対で体裁だけ整えてやったようなふりだけする分かりやすい例ですよね。

これが「自民党政治」なんです。

ご自分の仕事の関係で自民党に自動的に投票している人ってたくさんいると思うんです。

果たして自民党は国民の暮らしの事を考えて政治をしているんでしょうか?

ご自分の属する業界が潤うから自民党に投票するとの考えは否定できませんが、自民党政治が一般国民の方を向いてるかというと、あきらかに自分達の仲間の方しか向いていません。

これが格差を作っている元凶なのではないでしょうか?

個々の自民党の議員さんには立派な方もたくさんいらっしゃいますが、党がこんな感じでは国民のための政治など出来る訳がありません。

自民党支持者の方はご自分の商売が大事なのか、生活が大事なのか、もっと言えば日本国として何が大事なのか、よく考えた方が良いのではというのがこの合区問題や議員年金復活の問題だと思います。