数日前の記事ですが、参議院議員の定数の割り振りについての毎日新聞の記事を貼り付けます。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160819k0000m010127000c.html
簡潔にまとめます。
先月の参議院議員選挙においての事。
これまでは都道府県毎に定数を決めて選挙を行っていましたが、人口が少ない県に1議席を割り振ると一票の格差がどうしても開いてしまう。
そこで鳥取と島根、徳島と高知は2県で1議席とする合区というものが取り入れられました。
しかし、その当該県の政治家達から元に戻してくれと訴えられて自民党内でいろいろと議論されているという話。
「都道府県に一人ずつの代表がいないと声が届かない」なんておかしな事を言ってます。
間違ってはいけないのが、国会議員は国の代表であって、都道府県の代表ではありません。都道府県の声を届けるのは都道府県議会と知事の仕事です。
そもそも一票の格差問題とは国民の権利を守る為に議論されるものです。
この自民党内の議論は明らかに政治家の権利を主張するものです。
こんなものが外に出て報道されてしまうという事が愚かな事に感じます。
当人達は報道されて、国民の関心が高まる事によって元に戻す事も出来ると考えたんでしょうか?
だったらアホですね。
しかもこの問題を憲法改正に絡めようなんて報道もあるらしい。
バカバカしい。センス無さ過ぎです。
いや、正確には国民目線が全くありません。
国政選挙において、投票制度がわかりにくいのも政治家(政党)の利害関係のすり合わせによるもので、全く国民目線ではありません。
国民は衆議院においても参議院においても選挙区と比例代表の二つの票を投じる事が出来ます。
何の意味があるんでしょうか?
建前はあるようですが、そんなものは後付けで、政党同士の利害関係のすり合わせでわかりにくい制度になっているんです。
しかも比例代表は衆議院と参議院で投票方法が違う。
もっとわかりやすい制度に作り直して一票の格差を是正してもらえれば公平な選挙に近づき、投票率も上がるのではないでしょうか。
結論としては選挙区か比例代表かどちらかだけの選挙制度にすれば簡単です。
何故それが出来ないのか?
何度も言いますが、政治家(議員)の利害関係や政党同士の利害関係があるからです。
選挙区だけにすれば大きな政党に有利であり少数政党は存続できません。逆に比例代表だけにすれば過半数を取れるような政党は無くなり、常に複数党による連立政権を組む必要が出る。こちらは自民党が嫌がるわけですね。
そんな事は主権者である国民には全く関係ないんです。
こういった政治家の身分に関わるような事を政治家自身が決める制度に矛盾というか無理があるのだと僕は考えます。
約半年前にも同じような趣旨の投稿をしているので、参考に貼り付けておきます。
ルールに縛られる人間がそのルールを作り運用するという矛盾。
http://blog.goo.ne.jp/gharada5000/e/39387b0083b3f4b95ae2b02efe68dadf
国民が黙っていては身勝手な政治家にやりたい放題にされます。
そんな未来にはしたくないので、小さいながらも声をあげていこうと思います。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160819k0000m010127000c.html
簡潔にまとめます。
先月の参議院議員選挙においての事。
これまでは都道府県毎に定数を決めて選挙を行っていましたが、人口が少ない県に1議席を割り振ると一票の格差がどうしても開いてしまう。
そこで鳥取と島根、徳島と高知は2県で1議席とする合区というものが取り入れられました。
しかし、その当該県の政治家達から元に戻してくれと訴えられて自民党内でいろいろと議論されているという話。
「都道府県に一人ずつの代表がいないと声が届かない」なんておかしな事を言ってます。
間違ってはいけないのが、国会議員は国の代表であって、都道府県の代表ではありません。都道府県の声を届けるのは都道府県議会と知事の仕事です。
そもそも一票の格差問題とは国民の権利を守る為に議論されるものです。
この自民党内の議論は明らかに政治家の権利を主張するものです。
こんなものが外に出て報道されてしまうという事が愚かな事に感じます。
当人達は報道されて、国民の関心が高まる事によって元に戻す事も出来ると考えたんでしょうか?
だったらアホですね。
しかもこの問題を憲法改正に絡めようなんて報道もあるらしい。
バカバカしい。センス無さ過ぎです。
いや、正確には国民目線が全くありません。
国政選挙において、投票制度がわかりにくいのも政治家(政党)の利害関係のすり合わせによるもので、全く国民目線ではありません。
国民は衆議院においても参議院においても選挙区と比例代表の二つの票を投じる事が出来ます。
何の意味があるんでしょうか?
建前はあるようですが、そんなものは後付けで、政党同士の利害関係のすり合わせでわかりにくい制度になっているんです。
しかも比例代表は衆議院と参議院で投票方法が違う。
もっとわかりやすい制度に作り直して一票の格差を是正してもらえれば公平な選挙に近づき、投票率も上がるのではないでしょうか。
結論としては選挙区か比例代表かどちらかだけの選挙制度にすれば簡単です。
何故それが出来ないのか?
何度も言いますが、政治家(議員)の利害関係や政党同士の利害関係があるからです。
選挙区だけにすれば大きな政党に有利であり少数政党は存続できません。逆に比例代表だけにすれば過半数を取れるような政党は無くなり、常に複数党による連立政権を組む必要が出る。こちらは自民党が嫌がるわけですね。
そんな事は主権者である国民には全く関係ないんです。
こういった政治家の身分に関わるような事を政治家自身が決める制度に矛盾というか無理があるのだと僕は考えます。
約半年前にも同じような趣旨の投稿をしているので、参考に貼り付けておきます。
ルールに縛られる人間がそのルールを作り運用するという矛盾。
http://blog.goo.ne.jp/gharada5000/e/39387b0083b3f4b95ae2b02efe68dadf
国民が黙っていては身勝手な政治家にやりたい放題にされます。
そんな未来にはしたくないので、小さいながらも声をあげていこうと思います。