GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

たまには現場をということで橋下徹氏を見に行きました。

2015-08-29 20:39:39 | 政治


枚方市長選挙の応援演説に橋下徹氏が来るという情報を得て、電車とバスを乗り継ぎ見に行ってきました。

話の内容はというと...前半は現市長の市政や大阪府庁の職員時代にやってきたことへの批判などあり、応援演説らしいものでした。

後半はご自分の現状の動きを含めて大阪維新の会の宣伝ばかりだったような気がして、内容は興味深いものだったものの、応援演説という趣旨を考えると少々残念でした。

僕の考えではこれだけ注目されてる人ですから、街頭演説という聞いてる人が比較的少ないと思われるところでは候補の応援を重点的にして、メディアを通すような場面でご自身の主張をするという使い分けをして頂きたかったなぁと。

しかしながら写真にも写り込んでいるように報道関係者も多数いたので、情報が拡散することまで見込んでの演説だったかもしれません。

今回の枚方市長選挙の争点は現職の旧態依然とした利権政治に対して大阪維新の会は既得権を許さないという構図だと僕は考えます。

現市長には公認・推薦こそないものの、事実上は自民・民主・共産の各党に日教組や公務員の労組までが支援している。

これを利権政治と言わずして何と言うか!

応援するとおいしい事があるから思想・信条は関係なく相乗りで応援するという事ですよ。

僕は国政に於いては自民党のやってる事、やろうとしている事はある程度支持しておりますが、大阪に於いては国会議員といえど酷いものです。

枚方市が選挙区の自民党佐藤ゆかり衆議院議員はある事ない事無茶苦茶な維新の会批判をしてるようですし、自民党大阪府連会長の竹本氏も大阪都構想の住民投票の際にデマを撒き散らして醜態を晒してました。

僕が知ってる大津選出の自民党議員さんは伝聞も含めて良い話をよく耳にしますけどね。(つい最近滋賀県選出の衆議院議員が疑惑を追及されて離党しましたので、敢えて大津としました)

昨年に兵庫県議会の野々村氏の辞職から始まった地方議員たちの疑惑も自民党議員が多く関わっていたように記憶してます。

民主党や共産党の事は敢えて言わずもがなです。

橋下さんたちがやろうとしてる事は既得権にぶら下がったものたちを排除して、市民から集めた税金は公平に使いましょうという事なんですよ。

ですので既得権と無関係の無い市民の皆さんがしっかり考えて投票すれば、既得権まみれの市長なんて当選するはずがないんですよ。

しかし前回の枚方市長選挙の投票率は40%も大きく割れていたそうです。

これでは既得権グループの思うツボなんです。

改めて僕の主張である「投票率を上げる」という部分がいかに大事であるか考えさせられる選挙戦です。






いつも読んで欲しいですが、今回は特にたくさんの方々に読んで欲しいです。

2015-08-24 22:39:18 | 政治
先日に友人がFacebook上で「伏見たかし」さんという政治家の方のブログをシェアをしていたので、興味深く拝見をして、そのお名前が何となく頭に残っていたところ...

昨日いつもの枚方市の美容師さんの店に行く途中に(この坊主頭は美容師さんの仕事なのです)市長選挙のポスターを見かけて、なんと伏見さんが立候補されてる。

ということで、伏見候補のブログでの最近の投稿をチェックしてみたのですが、とても良いことを仰っている。
この方は大阪維新の会の政治家で枚方市議会議員、大阪府議会議員を経て8/30の枚方市長選挙に立候補されてます。

僕の頭が維新の会に洗脳されてしまっているのか、よほど伏見候補と考え方が近いのか。
自分では政治に関わる問題は是々非々で判断しているつもりなので前者ではないと思ってますが...
何せ自分とは全く関わりがないのに応援したくなりました。

たくさんやり過ぎるとみなさんにウンザリされてしまうので3回分のリンクと僕の共感したポイントをまとめてみます。
是非リンク先も読んで頂きたいです。
(伏見さん、面識も無いのに勝手に引用する事をお許し下さい)


http://s.ameblo.jp/tfushimi/entry-12063460552.html

現市長は前回選挙で市職員の労働組合から支援を受けて当選したので、民間より高額な市職員の給与の適正化や労働組合への不当な便宜供与などに対する改革には手がつけられません。
既得権を持つ労働組合などから選挙の支援を受けた市長では改革に大ナタを振るう事はできません。



http://s.ameblo.jp/tfushimi/entry-12063471258.html


既成政党(自民・民主・共産など)は今回の市長選挙をイデオロギーを捨ててでも既得権を守る戦いと位置づけている。
既得権を守る側は必死です。既得権に切り込む大阪維新の会の市長が誕生することをなりふり構わず阻止しなければというのが本音でしょう。
保守から革新までイデオロギーや党綱領なんか全く関係なしで、彼らの目的は自分たちの利権を守ることだけ。

(ここからが特に重要)
それぞれの政党の熱心な支持者の方々は、このような理念なき野合に納得できるのか?これだから政治家は信用されなくなるんです。


http://s.ameblo.jp/tfushimi/entry-12064936283.html

市民の納めた税金を一部の人の利益ではなく、市全体の利益となるよう配分してこそ、まちの魅力を高めることができる。
労働組合などの大きな団体からの支援を受けていない、しがらみのない自分だから既得権を打破し、市政を転換していくことが可能です。
市役所の既得権を徹底的に解体し、停滞する市政を転換するため、これから七日間、政策をお訴えさせて頂きます。



こんな感じで僕の好きなワード「既得権」がたくさん出てくるわけで、やっぱりそれに尽きると思います。
特に大きな政策なんて誰がやってもそう大きくは変わらないと思いますし、実際に選挙戦で各候補の政策を並べるとそう違いは出ないものだと考えます。

敢えて言うと実行中ないしこれから実行される政策に対して推進か反対かという点が有権者に分かり易い争点にはなりますが、医療・福祉の問題や教育制度改革や少子化対策なんて誰でも同じ様な事を考えてますからね。

だからこそ僕は既得権者たちに支援される政治家か、それらを認めない政治家かはとても重要な着眼点だと考えます。

伏見候補が仰っているように一部の人の利益ではなく、全体の利益を考える人が政治家になるべきです。

既得権者は一部で残りの大多数は関係ないんですよ。

僕は各々の有権者が自分の所属する団体などに支援されてる候補に自動的に投票することを批判はしません。

しかし、何のしがらみもない人は情報を吟味して、よく考えて投票をしてもらいたいです。
なんとなく好きじゃないからというのはメディアの情報戦略に騙されてる可能性がありますので。

もう一度言います。

何のしがらみもない人には情報を吟味して、よく考えて投票をしてもらいたいです。

自民党と共産党が一緒に支援している候補なんて既得権まみれだというのは間違いありませんから。

最後に
貴重な情報に僕を誘導してくれた友人のまこっちゃんに感謝して締めさせて頂きます。
読んでくれてると嬉しいんですけどね。










自民党総裁選に関連して考える事

2015-08-22 19:59:21 | 政治
久しぶりの投稿になります。
特に夏休みを取ったというわけでもなく、書きたい気はあれど...
何故か解説・論評したいと思うニュースに出会う事なく二週間以上が過ぎてしまいました。

時季が時季だけに戦争関係の情報もそこそこ仕入れましたが、解説する程の知識の下地がなく断念(涙)

というわけで、来月行われる自民党の総裁選に絡めて広く・浅く、感覚的に思う事などを書いてみたいと思います。


まずは自民党総裁選についての簡単な予備知識から。

現在の総裁任期は3年で、連続3期の就任は禁止されている。過去に例外があったのは中曽根氏が1986年の衆参同日選で大勝した事により任期の1年延長が認められた例があります。

という事は安倍氏は例外を作らなければあと3年しか総理大臣が出来ないのです。(与党第1党の代表が総理大臣になるという事を踏まえて、敢えて総理大臣としました)

前回の総裁選は2012年9月に行われ党員票も含まれる第一回投票では石破茂氏が1位でしたが、過半数に満たなかった為行われた決戦投票(国会議員票のみ)で安倍氏が勝ち総裁に就任しました。

地方では人気があった石破氏ですが、安倍氏の策略により内閣に取り込まれ、現在は対抗馬足り得ない状況になっています。

そこで気になったニュースがこれです。

http://www.sankei.com/smp/politics/news/150822/plt1508220008-s.html?pdm_ref=rna

気になった2箇所だけ抜粋します。

石破氏はある党幹部に不出馬の意向を打ち明けた。「今回は出ない。3年後に」という石破氏に、幹部は「(石破氏の)存在感は3年後には消されるぞ」と諭したが、翻意することはなかった。

石破氏周辺は「来夏の参院選の結果次第で首相が退陣する可能性もある」と期待をつなぐが、「党員人気を再び集められるか」(中堅)と冷ややかな見方も党内には渦巻く。


石破氏は総理大臣になりたいらしい。しかも周辺の人たちは安倍氏を下ろしてでも総理にしたいと考えているらしい。

まぁそんなもんなのでしょうか?政治家はある程度の力を持つと総理大臣になりたくなるものという事でしょうか?

ここからが今日の本題です。
皆さんは自分やごく近しい人たちだけが幸せに、楽しく暮らせれば、その外側にいる人たちはどうなっても良いと考えますか?

何故こんなことを問うかというと、安倍政権発足以前の日本は20年くらい外交力も経済力も低迷していました。
やっと経済が上向き(末端には行き渡っていないという批判はありますが)外交的にも諸外国から尊敬される(隣国以外には)存在になってきているのは間違いなく安倍氏の力です。

それでも石破氏やその周辺の人たちは自分たちさえ良ければという考えで総裁職に色気を出すのが僕には理解できません。間違い無く安倍氏は歴史に名を残す名総理になりますが、あなたはそれより上をいけるんですか?と問いたい。

安倍氏に対して全て批判的な朝日・毎日の両新聞社やいつの間にか昔の社会党みたいになってきている民主党は安倍氏のやる事は全て間違っていると言えるんですか?

僕は朝日新聞の社説・コラムくらいはチェックしてますが安倍氏を褒めてる記事は見た事がありません。
じゃああなたたちは誰が総理大臣になれば日本が良くなると考えてるんですか?と聞きたい。
答えがあったとしてもそれは日本が良くなるものではなく、自分たちに都合が良くなる方でしょう。結局は国の事より自分たちの事なんです。即ち読者まで裏切っているという事ですね。

民主党を支持する日本人が未だにいる事には全く理解ができません。民主党員の方々は安倍氏より岡田克也氏が総理大臣になった方が国が良い方向に動くと考えているんでしょうか?岡田氏は自分が総理大臣になった方が良い国になると思ってるんでしょうか?

まさかそうはなりませんよね。実家の家業(イオン)のために中国におもねった政策を並べてろくな事にならないのは目に見えてます。これぞ売国奴です。

もう一つ言うと岡田氏は政権を担当してる外務大臣時代と野党の代表になってからでは言ってる事に一貫性が無いですね。過去の自分の発言は棚に上げて政権批判一辺倒。これぞ無責任野党!

ここでは敢えて共産党の事は書きません。政権批判においては一本筋が通ってるところもあるので。ホンネは「アホに着ける薬は無い」
おっと口がもとい、筆が過ぎました。


という事で、理想を求めての事ならいいのですがどちらかというとメディアや権力者に利権を求めた発言・行動が目立ちましたので小言を書かせてもらいました。
自分たちの事ばかりではなくもっと広い視野で物事を考えて欲しいものです。
そのためには多くの国民のチェックが必要なんです。
そういう考えから僕は既得権にすがる人達をどうにかして、公平な世の中に近づけたいと思うわけです。

最後に一言だけ。
僕は安倍晋三信者でも自民党ファンでもありませんので。

自民・公明の与党や自民単独与党より自民・維新の与党になれば僕の理想に近づくと考えています。









少しだけお遊びにお付き合い下さい。

2015-08-05 22:11:20 | 日記
リンクの貼り方を勉強しました。

早速みなさんに見てもらいたい動画があるのでやってみます。

上手くいくでしょうか?

http://www.ytv.co.jp/iinkai/movie/20150802.html

もしこちらから飛べない場合は
「そこまで言って委員会NP」のホームページより限定動画をご覧ください。

では内容にいきます。

元日テレアナウンサー脊山麻理子さんが初出演で戦争という重たいテーマに当たってしまい、他の出演者たちの熱さに触れ、感動して涙するところから始まります。

前半部分でとてもいい事を仰ってました。

「今の若い人達は何も考えてないと言われてるが、ちゃんとした情報を知らないだけ。いろんな意見を聞くことによって自分の意見が生まれてくる。マスコミはいろんな情報を出すべきである。」

「日本の若者がバカになってるんじゃなくて、語ってはいけない空気がある。昔は日本でも居酒屋で熱い議論がされていたのに、今は政治の話は飲み会ではやめましょうよとなってしまっている。今こそ語っていいという空気が欲しい。」

と、こんな感じのことを。

最近僕の周りでは政治の事を居酒屋で語っていい雰囲気が出てきました。
これも自分が政治家を志している事を公表した効果です。

付き合うのが面倒な奴にならない程度にこれからも頑張っていきます。




天下りポスト確保に精を出す官僚たち

2015-08-04 22:10:54 | 既得権問題
昨日の朝日新聞記事

http://www.asahi.com/sp/articles/ASH7951FQH79UUPI001.html

IDを取らないと読めない部分もあると思いますがご容赦下さい。

冒頭部分と最後の解説部分を引用します

官民の幹部、相互に再就職 独法の民間人登用きっかけか

 経済産業省が所管する独立行政法人の理事長などに人材を出した企業グループに、同省OBが役員や顧問として再就職するケースが相次いでいる。12府省庁が所管する98の独法のうち、こうしたケースは経産省で目立つ。独法の民間人登用が増えた分、減った省庁OBの再就職ポストを企業が補っている形で、有識者は「国民から天下りと批判されかねず、再就職先には避けるべきだ」と指摘する。
 かつて独法の理事長は大半を省庁OBが占めていたが、天下り批判の高まりをきっかけに民間からの登用が増えた。今年5月現在で30独法が民間出身者だ。





■解説

 経産省OBが、所管する独立行政法人の理事長らの出身企業グループに再就職していた事例が複数、見つかった。公募制の導入で独法への民間登用が増えた裏側で、省庁と企業の結びつきが今も強いことをうかがわせる。
 広く産業界を所管する経産省は、定期的に民間企業幹部らと情報交換を重ねる関係だ。元局長は官民の再就職が、あうんの呼吸で行われると指摘。企業が経産省OBを受け入れるのは「役所とのパイプをつなぐ『お守り』の効果があると思われているから」と話す。一方、電機メーカー元役員は倒産の恐れがない国の事業は民間企業には重要で「国の事業を多く受注している会社は積極的に天下りを受け入れる」と話す。
 経産省OBの天下りを巡っては、11年の東京電力福島第一原発事故を機に見直しの機運が高まったが、今はしぼんでいる。同省OBで政策コンサルタントの原英史氏は「経産省が所管企業に関する政策決定をする際、OBの再就職先として配慮し、保護する恐れがある」と話す。(編集委員・市田隆)



しつこいようですが、再度要点を絞って(ツッコミどころを)引用して解説を付けていきます。

独法の民間人登用が増えた分、減った省庁OBの再就職ポストを企業が補っている形で、有識者は「国民から天下りと批判されかねず、再就職先には避けるべきだ」と指摘する。
 かつて独法の理事長は大半を省庁OBが占めていたが、天下り批判の高まりをきっかけに民間からの登用が増えた。


要するに独立行政法人の理事長を官僚の天下りばかりでなく、民間企業から登用する代わりにその企業に官僚が天下るという事。
国民から天下りと批判されかねず
とあるが完璧に天下りですやん

こうやって誤魔化しゴマカシ既得権を広げてるんですね。
全然誤魔化せてないと思いますが(笑)



「国の事業を多く受注している会社は積極的に天下りを受け入れる」


逆に考えると天下りを受け入れてくれる企業に積極的に発注が行くという事。

もちろん国の事業の原資は僕たちの税金です。その税金を自分達の退職後のポストを作るために差配しているんです。

国民一人一人から集められた税金が一部の官僚と大企業の為に使われているんです。

昨今、日本では経済格差が広がっていると言われます。
こんな人間達が格差の上の方に居ると思うと納得できませんよね。
大企業の役員や天下り官僚の一人分の給料で真面目に働く若者が何人雇えるか?

こういう問題は民主党に頑張ってもらわないといけないんですが。

ただいま他の事で一生懸命なんでそれどころではないでしょうね。


同省OBで政策コンサルタントの原英史氏は「経産省が所管企業に関する政策決定をする際、OBの再就職先として配慮し、保護する恐れがある」と話す。

間違いなく配慮しますよ。保護しますよ。

原英史氏の本は何冊か読みましたが、「配慮し、保護する恐れがあります」
なんて生温い表現はしてないと思いますけどね。
もっと官僚の悪行をバッサリいく人です。


まとめますと

官僚は国の為になんか働きません。各省の利益の為=天下りポストを確保する為に働いていると言っても過言ではありません。

それがよく縦割り行政と言われる所以でもありますよね。

自省の権限を他省に奪われたくないから、国全体のことなんてどうでもいいからそうなるんですよ。

この人たちに予算という名のパワーを無駄に与えると、その金に群がる者も巻き込んで自省の利益の為に使うだけなんですよ。

政治家には官僚をもっとコントロールしてもらわないと困ります。

しかし官僚の方が頭が良いので出来ない現実が...