タイトル通り今さらですね。
しかし僕には平日にブログを書く余裕なんてございませんので、熱が冷めたのを承知で本日投稿します。
統一地方選挙が終わって約3週間は都構想情報ばかり集めた僕としては総括しないと終われませんから。
残念な結果に終わってしまいました。しかし僕の気持ちは案外あっさりしております。やはり当事者ではなかったのと、終わった事は仕方ないと考える前向きな性格(10年程前は自分の事をネガティヴ人間と公言してました)のせいでしょうか。
橋下氏も意外にもすっきりした表情で、やり切った感が出てましたね。否決確定後の記者会見での話は本心であろうと思います。うがった見方をすると「自分の考えについて来られん市民とはもう付き合ってられん」という裏もあったかな?とも思います。
敗因はと言うと...気が熟すのを待てなかった事ではないでしょうか?維新の会は丁寧にタウンミーティングなどを重ねましたが、それでもどれだけの市民が中身を一定程度理解していたか?と考えるとまだまだ時間が足りなかったのではと考えます。
何を根拠にと聞かれるならば、年代別・性別の出口調査のデータです。政治や行政についての知識や情報を比較的豊富に持ってると思われる30代~50代の男性はかなりの割合で賛成しています。高齢者に関してはいろんなデマや不確定要素への不安を煽る情報に騙された人が多かったのではと。
女性に関しては過去の橋下氏の慰安婦発言などにより感情的に拒否した人が多かったんだと思います。今回の都構想関連の報道は中立が前提ですが反対に微妙に肩入れするワイドショー番組もあったので、それを観ている主婦層が反対に誘導された側面もあるでしょう。
こういった感情的に反対した人たちに対してしっかりした中身を説明するには時間が足りなかったのではと考えます。
松井一郎氏は「大阪都という制度の話がいつの間にか住民サービスという政策が争点になってしまった」と敗因分析している。まさに的を射た分析で仕組み(ハード)を作る条例案のはずが住民サービスというソフト面の一部だけをピンポイントで反対派から突かれて敗北したということでしょう。全体的に大阪を成長させようという話で少しでも不利を受けるであろう人達に「こんなにサービス悪くなりますよ」と不安を煽った反対派が狡猾だったと言わざるを得ません。
既得権益者たちを新しい仕組みで締め出し出来るはずだったのに、部外者から見ると「木を見て森を見ず」です。
これで5年後、10年後に「景気悪いのはどうにかして欲しい」なんてインタビューなんかで言ってる大阪のおばちゃんがいたら、「あなたたちが成長の機会を蹴って現状維持を望んだのでは?」と言ってやりましょう。
おっと、うっかり発言が過激になりつつ...
しかしながら大阪に限らず日本人の気質として現状維持という惰性を好む傾向はありますよね。そういう意味においてはここまでの接戦に持ち込んだ橋下徹という政治家はやはり凄いんだなという考えに至ります。
今回の投票率は66%超と凄い数字が出ました。僕の予想では投票率が高ければ高いほど賛成派に有利と考えておりましたが、そうならなかった事はビックリしました。結果はさておき、これだけの市民を投票行動へ突き動かしたのは良くも悪くも橋下徹でしょう。橋下支持者が投票に行くのは当たり前として、反対派は橋下徹という強大な敵が相手だからなりふり構わず運動した結果がこの投票率に繋がったのでしょう。これを機に今後の選挙や政治に市民が関心を持ってくれれば、大阪は民主主義の発達して町だと尊敬される日が来るかもしれません。投票直前は関西ローカルのテレビ番組もかなり取り上げていたので(良くも悪くも)大阪に限らず他府県の有権者にも刺激を与えてくれていることを望みます。
最後に取り上げたいのは出口調査において年齢層が若い程、賛成の比率が高かったのに20代だけはそうではなかった点です。何故そうなるのか?これはあくまで憶測ではありますが、30代と比べて情報・興味を持っていないという事がベースと考えます。だからこんな部分が悪くなるとミクロな部分を聞かされると反対になびきやすい。親が反対するから、親に言われたから反対に投票したという人が多かったのではないか?と。そして世代の投票率が低いので相対的にその反対票が濃くなってしまった。という推論です。この推論が当たっているなら、自分で考えない20代(投票に行かない人も含めて)の意識改革が必要ですよね。(しっかり考えて投票している20代の方、一括りにしたみたいでごめんなさい)
ここで最後に自分の主張をさせて頂きます。もちろん全体的にですが、特に若者に政治への関心を持ってもらって投票には積極的に参加する。そんな日本になるべきだし、その理想実現の為の行動をこれから起こして行きたいと思います。
以上、最悪の結果も前向きな考えに変えられる原田豪でした。
しかし僕には平日にブログを書く余裕なんてございませんので、熱が冷めたのを承知で本日投稿します。
統一地方選挙が終わって約3週間は都構想情報ばかり集めた僕としては総括しないと終われませんから。
残念な結果に終わってしまいました。しかし僕の気持ちは案外あっさりしております。やはり当事者ではなかったのと、終わった事は仕方ないと考える前向きな性格(10年程前は自分の事をネガティヴ人間と公言してました)のせいでしょうか。
橋下氏も意外にもすっきりした表情で、やり切った感が出てましたね。否決確定後の記者会見での話は本心であろうと思います。うがった見方をすると「自分の考えについて来られん市民とはもう付き合ってられん」という裏もあったかな?とも思います。
敗因はと言うと...気が熟すのを待てなかった事ではないでしょうか?維新の会は丁寧にタウンミーティングなどを重ねましたが、それでもどれだけの市民が中身を一定程度理解していたか?と考えるとまだまだ時間が足りなかったのではと考えます。
何を根拠にと聞かれるならば、年代別・性別の出口調査のデータです。政治や行政についての知識や情報を比較的豊富に持ってると思われる30代~50代の男性はかなりの割合で賛成しています。高齢者に関してはいろんなデマや不確定要素への不安を煽る情報に騙された人が多かったのではと。
女性に関しては過去の橋下氏の慰安婦発言などにより感情的に拒否した人が多かったんだと思います。今回の都構想関連の報道は中立が前提ですが反対に微妙に肩入れするワイドショー番組もあったので、それを観ている主婦層が反対に誘導された側面もあるでしょう。
こういった感情的に反対した人たちに対してしっかりした中身を説明するには時間が足りなかったのではと考えます。
松井一郎氏は「大阪都という制度の話がいつの間にか住民サービスという政策が争点になってしまった」と敗因分析している。まさに的を射た分析で仕組み(ハード)を作る条例案のはずが住民サービスというソフト面の一部だけをピンポイントで反対派から突かれて敗北したということでしょう。全体的に大阪を成長させようという話で少しでも不利を受けるであろう人達に「こんなにサービス悪くなりますよ」と不安を煽った反対派が狡猾だったと言わざるを得ません。
既得権益者たちを新しい仕組みで締め出し出来るはずだったのに、部外者から見ると「木を見て森を見ず」です。
これで5年後、10年後に「景気悪いのはどうにかして欲しい」なんてインタビューなんかで言ってる大阪のおばちゃんがいたら、「あなたたちが成長の機会を蹴って現状維持を望んだのでは?」と言ってやりましょう。
おっと、うっかり発言が過激になりつつ...
しかしながら大阪に限らず日本人の気質として現状維持という惰性を好む傾向はありますよね。そういう意味においてはここまでの接戦に持ち込んだ橋下徹という政治家はやはり凄いんだなという考えに至ります。
今回の投票率は66%超と凄い数字が出ました。僕の予想では投票率が高ければ高いほど賛成派に有利と考えておりましたが、そうならなかった事はビックリしました。結果はさておき、これだけの市民を投票行動へ突き動かしたのは良くも悪くも橋下徹でしょう。橋下支持者が投票に行くのは当たり前として、反対派は橋下徹という強大な敵が相手だからなりふり構わず運動した結果がこの投票率に繋がったのでしょう。これを機に今後の選挙や政治に市民が関心を持ってくれれば、大阪は民主主義の発達して町だと尊敬される日が来るかもしれません。投票直前は関西ローカルのテレビ番組もかなり取り上げていたので(良くも悪くも)大阪に限らず他府県の有権者にも刺激を与えてくれていることを望みます。
最後に取り上げたいのは出口調査において年齢層が若い程、賛成の比率が高かったのに20代だけはそうではなかった点です。何故そうなるのか?これはあくまで憶測ではありますが、30代と比べて情報・興味を持っていないという事がベースと考えます。だからこんな部分が悪くなるとミクロな部分を聞かされると反対になびきやすい。親が反対するから、親に言われたから反対に投票したという人が多かったのではないか?と。そして世代の投票率が低いので相対的にその反対票が濃くなってしまった。という推論です。この推論が当たっているなら、自分で考えない20代(投票に行かない人も含めて)の意識改革が必要ですよね。(しっかり考えて投票している20代の方、一括りにしたみたいでごめんなさい)
ここで最後に自分の主張をさせて頂きます。もちろん全体的にですが、特に若者に政治への関心を持ってもらって投票には積極的に参加する。そんな日本になるべきだし、その理想実現の為の行動をこれから起こして行きたいと思います。
以上、最悪の結果も前向きな考えに変えられる原田豪でした。